今回注目するのは、クラウドセキュリティサービスで知られるHENNGE(へんげ)だ。SaaS導入をセキュリティの面から支援し、企業のDX化を推進。コロナ禍、働き方が大きく変わり、リモートシステムに接続する需要が増えるにつれ、同社への引き合いも増えている。こうした中、HENNGEは採用を強化している。
HENNGEの主力サービスが、HENNGE One。
Microsoft Office 365、GSuiteなどのクラウドサービスと連携して、不正ログイン対策、ID管理、デバイス紛失対策などの情報漏えい対策をクラウド上で実現するクラウドセキュリティサービスだ。
HENNGE Oneを導入すれば、顧客は1つのアカウントで各クラウドサービスに、簡単にログインでき、かつ高レベルなセキュリティ環境下でサービスを利用できる。
とくにコロナ禍でテレワーク環境整備のためにクラウドサービス導入が進んでいる中、セキュリティ面で頭を悩ませる各企業の情報システム部にとって、いわば救世主と言えるだろう。
導入している顧客の声を見ていくと、
「各サービスに簡単にアクセスできるので生産性が向上している」
「テレワーク環境下でVPNの課題に悩まされることなくアクセスできる」
など、反響は大きい。
さらなるユーザビリティ向上にむけ、同社ではあらゆるSaaSサービスとの連携が急ピッチで進めている。
2020年1月には、人事労務クラウドサービス『SmartHR』、2月にはバックオフィスSaaSの『ジョブカン』、5月にはWeb完結型クラウド契約サービス『クラウドサイン』と連携した。
よりシームレスにつながる世界を実現することで、企業の働きやすい環境づくりに貢献する。
とくに、今後はまだDXに対応できていない企業と多く接点を持つセールスが重要な役割を果たす。
同社では、マーケティング、インサイドセールス、クロージング、サポート、リニューアルセールス、と役割を細分化。
たとえば、ハイタッチセールスであれば、マーケティングやインサイドセールスが獲得したお客様のリードをもとにHENNGE Oneの紹介から、課題のヒアリング、製品のデモ、要件の調整、クロージングまでを担当。
パートナーセールスは、販売パートナー向け勉強会の実施、新しい販売パートナーの開拓、パートナー企業の戦略・ビジネスに応じたパートナーシップの構築、より販売しやすい仕組みの企画・実行などを担う。
また、実際に社内でもSlack、Salesforce、Zoom、Rakumoといった各種クラウドを使い倒しながら営業活動を行なっていく。最先端のセールス組織で、今後求められるSaaS領域の専門的なスキルを磨いていくことができそうだ。
最後にふれておきたいのが、HENNGEのカルチャーについてだ。
まず注目したいのは、同社は5人に1人が外国籍、というグローバルな環境だ。
セールスが関わる取引先は日本企業なので業務上で英語を使う機会は少ないものの、社内では英語が公用語。個人学習も支援しており、オンライン英語学習、スタディサプリなども完備されているという。
もう一つ、社員が新規事業立ち上げに関わるチャンスも用意されている。
たとえば、年に1回開催される、社内での新規事業ピッチイベント「インスパイア祭り」。
イベント参加者は労働時間の20%をアイデアづくりに費やしてOKとしており、良いアイデアは事業化され、メンバー集めもサポートしてもらうことができる。ちなみに、アイデアが採用されなくとも、プレゼンで上位にランクインすればスペシャルボーナスを支給する特典も。2019年には382のアイデアが集まったという。
これからますます伸びていくSaaS領域に興味がある方はもちろん、その中でもより個としてのスキルを磨ける環境を求めている方にとっては、最高にエキサイティングなのではないだろうか。
ぜひ実際の求人もチェックし、興味のあるものには「興味あり」を押して自身の合格可能性を受け取ってみてほしい。
参考:
(*)HENNGE株式会社
https://hennge.com/jp/