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ソフトバンク株式会社|4年連続売上は過去最高を更新

「総合デジタルプラットフォーマー」として変革に挑むソフトバンク、デジタル領域を中心に採用強化

掲載日:2022/05/20更新日:2022/06/13

連結売上高5兆6,906億円(*1)ーー2018年12月の上場以来、4期連続で過去最高を更新するソフトバンク。ソフトバンクグループ共通の経営理念である「情報革命で人々を幸せに」を掲げ、AI・IoT・フィンテックをはじめとした最先端テクノロジーによる新たな事業を創出する。こうした中、同社ではその根幹を担うエンジニアをはじめ、デジタル領域を中心に積極採用を実施する。同社の描く「これから」のビジョンとともに、得られるキャリアについて見ていこう。

携帯キャリアから、AIやIT技術で社会課題を解決する存在へ

「ソフトバンクは、もはやただの通信会社ではない」

これは2021年6月、ソフトバンク 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO宮川 潤一氏が語った言葉だ。

事実、ソフトバンクは国内最大規模のインターネットサービス企業・Zホールディングスをはじめ、335社(2021年3月時点)のグループ会社を持つ(*2)。

企業・⾃治体向けに通信サービスやクラウド、セキュリティなどのソリューションを提供する他、グループ全体では、インターネットメディアやeコマース、金融サービス、コミュニケーションサービスなど多様な事業・サービスを展開している。

こうしたなか、同社がこれから目指す姿として掲げるのが「総合デジタルプラットフォーマー」だ。

具体的には、5Gを中心とした強固な通信インフラの構築や、AI、IoT、ロボット、デジタルツインをはじめ、6GやHAPSなど先端技術の開発を推進。サービス・産業を支えるデジタル事業基盤を提供し、デジタルを社会実装する役割を担っていく。

特にデジタルがあらゆる市場を塗り替えていく、これからの時代において、ターゲットとなるのは日本のすべての市場だ。そのマーケット規模は、1,000兆円にも及ぶ(*3)。

「情報革命で人々を幸せに」

その経営理念のもと、社会のニーズを捉え、事業・会社を進化させ続けてきたソフトバンク。これからも変化の最前線で新たな価値を社会にもたらしていくはずだ。

ソフトバンク01

2017年度より、ソフトバンクは「Beyond Carrier(ビヨンドキャリア)」を成長戦略として掲げている。これはコアビジネスである通信事業の持続的な成長を図りながら、通信キャリアの枠を超え、情報・テクノロジー領域のさまざまな分野で積極的に事業を展開することで、企業価値の最大化を目指すもの。グループ会社であるヤフーやLINEを中⼼とした、eコマースやインターネットメディア、金融、SNS・コミュニケーションなどのサービス拡⼤、AI・IoT・フィンテックなどの最先端テクノロジーを用いた新規ビジネスやソリューションビジネスの成長を加速させている。

企業と個人をつなぐ"ハブ"として、テクノロジーの社会実装へ

ソフトバンクがデジタル市場を牽引していく上で、強みとなるのが「世界に類を見ない独自の事業基盤」だ。

まず同社はこれからのデジタル社会の基盤となる、5Gという通信基盤を有する。

そのプラットフォームを活かし、すでにグループ会社やパートナー企業などと連携し、通信と最先端技術を融合した、革新的なサービスの開拓に着手。自動運転や遠隔医療、VR/AR/MRなど様々な領域において研究開発が行なわれ、サービス化の実績を重ねている。

ソフトバンク02

2021年6月、ソフトバンクは5Gの社会実装の加速を目指し、「ソフトバンク5Gコンソーシアム」を設立。開始から約1ヶ月で500を超える企業・団体が参画した。さまざまな領域の事業会社や5G関連パートナー、外部有識者などが連携し、各業界の課題を解決する5Gソリューションの実証実験と商用化に向けた開発に取り組んでいる。

さらに同社ならではの特長となるのが、グループ全体で持つ圧倒的な顧客接点だ。

実際にグループ内には『Yahoo! Japan』や『PayPay』、『LINE』をはじめとした日本有数のプラットフォームを保有。加えて大企業の95%と取引実績を有する。

例えばソフトバンクではその豊富な顧客接点を活かし、企業・自治体と個人ユーザーを結ぶ「B to B to C」の事業モデルを推進している。セブン-イレブン・ジャパン『セブン‐イレブンアプリ』と『PayPay』の連携施策においては、連携開始後に利用者が急増し、1ヶ月ほどで350万を超える利用者によって連携が実施された(*4)。

ソフトバンク03

5Gという通信基盤を有し、これほどまでに豊富なユーザーとのタッチポイントを揃えているのは、ソフトバンク独自の強みだ。

デジタル社会において、次世代のテクノロジーを社会実装していく。その中核として、同社の求められる役割は今後さらに高まっていくといえるだろう。

変革の最前線で、エンジニアとしてのチャレンジを

デジタル社会のハブとして、多様な事業を仕掛けていく。その上で鍵を握るのが、ITエンジニアをはじめとした技術者の存在だ。

こうしたなか、ソフトバンクではエンジニアの採用強化へ。特に求めるのが、「社会課題の解決をする」スキルを持った人材だ。

同社では親会社であるソフトバンクグループの投資先企業や、国内外の有力企業と連携。AI・IoT・フィンテックなど、最先端テクノロジーによる新たな事業・サービスを創出・拡大する上で、高い技術力を有する人材の担う役割は高まっている。

こうした同社でのキャリアを検討する上で気になるのが、働く環境やキャリアの可能性について。

ここでは多様なキャリアを実現できる社内制度を紹介していこう。

◆フリーエージェント(社内公募)制度
自ら希望する部門やグループ会社に手を挙げ、選考を経て異動を実現できる「フリーエージェント(社内公募)制度」を実施している。これまでに累計850人以上の社員が希望部署・グループ会社に異動しているという(*)。

(*)2020年度末時点

◆ジョブポスティング(社内公募)制度
新規事業や新会社の立ち上げの際に、社内からメンバーを公募する制度。所属部門の上長承認は必要なく、誰もがチャレンジすることが可能。

◆ソフトバンクイノベンチャー(社内起業制度)
社員自ら新たな事業提案を行ない、経営陣が審査する。通過すれば、本格的な事業化を検討した後に、発案者自らが経営者として事業を推進していく。実際に事業化される割合としては350分の1と狭き門だが、志のある社員へのバックアップ体制は整備されている。たとえば、業務時間内での新規事業のための検討準備が認められているほか、起業の仕方、事業計画の作り方などを学べる講座も定期開催されている。

もう一つ働く環境として、ソフトバンクでは「Smart & Fun!」を社内スローガンに、働き方改革も推進している。

「AI」「BigData」「IoT」「Robot」などのITを駆使してスマートに仕事をして、新たに創出した時間を活用して、よりクリエーティブ、よりイノベーティブなことへ取り組める状態を目指している。

具体的な制度としてはコアタイムを撤廃し、各社員が業務の状況などに応じて始業時刻・終業時刻を設定できる「スーパーフレックスタイム制」を導入。その他にも在宅勤務やサテライトオフィスの活用、外出先への直行・直帰などを回数制限なく組み合わせられるワークスタイルの導入している。

テクノロジーによって、あらゆるビジネスが書き換えられる時代。その変革の最前線でビジネスを担いたい、そしてより人々が豊かに暮らせる社会を築いていきたい。そういった方にとって、ソフトバンクには魅力的なフィールドが広がっているはずだ。

参考:
(*1)ソフトバンク株式会社 2022年3月期 決算説明会
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2022/20220511_01/
(*2)ソフトバンクHP
(*3)ソフトバンク株式会社 第35回定時株主総会レポート
https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20210621_01
(*4)ソフトバンク株式会社 法人事業戦略説明会
https://www.softbank.jp/corp/set/data/news/conference/pdf/material/20210601_01.pdf?20210604

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