- なぜ募集しているのか
- 核融合エネルギーの実現には、ITERプロジェクトの成功、長期的な研究開発が必要であり、「核融合エネルギー開発を担う人材の継続的・安定的な育成/輩出」も大切な要素です。その人材育成の鍵となるのが「ITERプロジェクトでの日本人の活躍」です。
各参加国の職員枠は建設期の各極の調達分担割合に準じて設定されており、日本は100人以上の枠があります。
しかし、現在日本人職員数は約60名であり、他の国々の職員数に比べ約6%と低い割合です。
日本は国際的に大きな貢献が期待されいて、人材育成の観点からも日本人職員増員を望んでいます。
■ プログラム概要:
Post Graduate Programは、キャリア初期の若手人材に対し、国際的な環境で実務経験を積み、有意義な業務に貢献する機会を提供するプログラムです。
本プログラムは、修士課程修了者(または修了予定者)を対象としており、チームの一員として実際の業務を担いながら、技術的基盤の強化、専門スキルの向上、実務を通じた成長を目的としています。 - どんな仕事か
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担当業務の範囲に応じて、以下のような目標に携わる可能性があります。
• 電気機器および電気システムに関するエンジニアリングライフサイクル(要求仕様策定、設計、製造監督、建設、試験、据付・試運転、システム統合)に貢献する、日常的な技術業務への参画
• 電気機器・電気システムに関する各種エンジニアリング解析・計算の実施ならびに、工学要件に基づいた設計文書、図面、モデルの作成
• 担当分野のマネージャーの指導のもと、ITERプロジェクトへの貢献を通じた専門スキルおよび実務経験の向上
- 求められるスキルは
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必須 • 以下の分野のうち、1つ以上に関する知識を有すること
- 電力配電
- 大電流変換
- 直流(DC)遮断および送電
- 高電圧DC電源
- 電磁界計算および解析
- 電気機器の現地試験
• 商用ソフトウェアを用いた計算・解析の経験(MATLAB/Simulink、ETAP、PSIM、ANSYS、COMSOL Multiphysics 等)
※解析レポートや計算書の作成を含む
• 電気機器または電気システムに関する設計、調達、製造、据付、現地でのトラブルシューティングの経験(インターンシップ経験を含む)があれば尚可
• 対人関係能力(Interpersonal Savvy)
- 他者と効果的な関係を構築できる能力
- 英語での高い口頭および文書によるコミュニケーション能力
• 学習適応力(Nimble Learning)
- これまでの経験から得た学びを新たな状況に応用できる
- 周囲から学ぶために積極的に質問する姿勢
学歴・言語条件:
• 電気工学分野における修士号または同等の学位
• 英語:流暢(スピーキングとライティング)歓迎 ◼ 電力配電(Distribution)
• 各種産業用電圧レベルにおける配電システム(AC 400V~400kV、DC 48V~110V)
• 高電圧開閉所、電力用変圧器、遮断器、ディーゼル発電機、無停電電源装置(UPS)、保護リレー
• 配電機器・配電システムに関わる計算・解析(保護協調、ケーブルサイズ選定 等)
• システム運転のための計装・制御の基礎原理
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◼ 電力変換(Conversion)
• サイリスタまたはIGBTを用いた大電流電力変換システム
• 無効電力補償システム、高DC電流の遮断・送電システム
• 大型超電導コイルを含むAC/DC電力変換システムの解析
• システムレベルでの制御戦略および保護ロジック
• 機器レベルでの電磁界解析
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◼ 高電圧技術(HV)
• 500kVを超える高電圧技術(真空、ガス、固体絶縁を用いた電力変換機器、送電線、電気機械装置)
• 有限要素法(FEM)に基づく絶縁設計および電界分布解析
• 電気工学および高電圧物理の基礎知識
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◼ 高周波(Radio Frequency)
• 周波数帯域 1 MHz~170 GHz のRF(高周波)分野におけるシステムおよび機器の設計・開発・統合・試験・保守
• RF発生装置に高電圧(最大100kV)を供給するAC/DC電源
• 固体素子または真空管を用いた高周波電子回路
• 導波管および整合器などの伝送・結合機器
※加えて、能動的に制御される機器・システムの保護、制御、運用に関する理解
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◼ 電気機械工学(Electromechanical Engineering)
• 電気と機械を組み合わせたシステム(モータ、アクチュエータ、ドライブ、電磁ラッチ・リリース機構 等)
• 関連する制御システムの理解
• P&ID、機械的制約、熱挙動、動的特性に関する理解
• ローカルおよび統合システム運転のための計装・制御の基本原理 - 雇用形態は
- 契約社員(任期付正職員)
※基本2年間の任期で『更新制度(最長2年まで)』があります。 - どこで働くか
- 13067 Saint-Paul-lez-Durance France
風光明媚な「南フランス」です(マルセイユ空港から70kmほど) - 勤務時間は
- 8:30-17:30(週40時間勤務)
※テレワークの可能性あり(一定の条件下且つ業務上の必要性による) - 給与はどのくらい貰えるか
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手取り年俸 1039万円(月給86万円・税引き後手取り額)
※「Take home salary」といって『年間手取り額』です(医療/死亡/傷害保険、年金、内部税差し引き済)!
※給与は現地通貨(ユーロ)で支払われます。表示の日本円は(1ユーロ=187円の場合です)
※諸手当は別途支給されます(配偶者手当、扶養低当て、教育手当)。 - 待遇・福利厚生は
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ITER機構の福利厚生は日本からの移住にも手厚いです!
<保険・年金>
医療保険、死亡・障害保険、年金基金
※ITER機構独自の保険・年金システムです。
<ITER職員の特権・免除>
・所得税の免除
・家具や身の回り品の免税輸入
・配偶者及び未成年の同伴子供について、労働許可証の免除
<福利厚生>
・着任時、帰任時の旅費の払い戻し
・引っ越し費用の払い戻し(上限金額有り)
・着任手当(契約期間が2年以上に限る)
・Welcome Office支援(ビザ取得支援、住居手配支援、仏語講座等)
・自己啓発のためのトレーニング、能力開発の機会あり
・カフェテリアあり
・コンシェルジュサービスあり(クリーニング、郵便など)
・スタッフつながりによるスポーツ、カルチャーアクティビティ
・銀行サービスあり
・ITERサイト駐車無料
・通勤バスあり(自家用車なしで通勤可能) - 休日休暇は
- ・週休2日制(土日休み)
・年間24日の有給休暇
・母国に帰省するための追加有給休暇付与(日本は6日) - どんな選考プロセスか
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1. ITER職員公募会員登録(プレエントリー)
2. 応募書類(英文のCV, Cover Letter)の作成
リファレンス1名の準備
3. ITER日本国内機関による添削
(メールでのやりとり)
4. オンライン応募
(ITER機構ホームページから)
5. 書類選考結果通知
(推薦後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)
6. 面接試験
(結果通知から約2週間後、Teamsを利用したオンラインインタビュー)
7. 面接選考結果通知
(面接試験後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)
※ITER機構のホームページより直接オンライン応募も可能ですが、ITER職員公募会員登録制度を利用し、添削支援を受けていただいたうえでのご応募をお勧めします。
※ITER職員公募会員特典:新規公募案内、応募書類添削、面接トレーニング(書類選考通過者に限る)、ITER職員公募関連イベント案内
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掲載期間26/04/15~26/04/28
求人No.LFVDR-68





