INTERVIEW
フリークアウト

「最高の失敗」をせよ。事業を興せ。起業を志す彼が選んだ「フリークアウト」という挑戦ステージ

掲載日:2023/08/25更新日:2023/08/25
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インターネット広告のリアルタイム取引を日本で初めて事業化したフリークアウト社。創業から3年9ヵ月でマザーズに上場、2022年9月期決算においては通期売上高は前年比+20%、EBITDAも2倍超(*)と躍進を遂げる。今回お話を伺ったのは、同社でセールスとして働く沼本 裕太さん(26)。もともとは銀行、証券会社の営業。2023年4月に中途入社した。「やりがいや成長を重視していたので、フリークアウトしか見てませんでした」と語る。彼のストーリーから、同社でこそ得られる成長環境に迫る。

(*)フリークアウトHD、通期売上高は前年比+20%、EBITDAも2倍超で着地今期業績も順調な成長を見込む
https://finance.logmi.jp/377516

フリークアウトについて
「人に人らしい仕事を。」を企業理念とするフリークアウト。創業以来、主に広告領域において、プロダクトベンダーとしてテクノロジーを駆使して、機械がやるべき仕事を自動化することで生まれた時間を、人間が本来向き合うべき創造的な仕事に向かわせることをミッションとしている。インターネット広告のリアルタイム取引を行うDSP事業から始まり、現在は広く広告・マーケティング領域に自社開発のプロダクトを提供。現在は日本のみならずアメリカ、アジア各国へ事業を展開している。
「We're all MAKERS!」を掲げており、広告会社というよりは「モノづくり企業」であるという意識が強いのが特長。エンジニアやPMはもちろん、営業メンバーも含め全社員が自社プロダクトに対するフィードバックを日常的に行う風土がある。

挑戦を楽しみ、失敗を未来へつなげ。その姿勢に心を射貫かれた

まずは、フリークアウトの決め手から教えてください。

もともと将来は起業家になりたくて、そのためにフリークアウトでなら必要な経験を積めると思ったからです。

1社目は銀行、2社目は証券会社の営業を経験し、金融業界の知見は一通り身についた感覚があり、新たな修行の場を探していたんです。フリークアウトを知ったのは、証券会社時代、アナリストから「フリークアウトという会社がいいよ」とおすすめされたことがきっかけです。営業としてお客様にフリークアウトの株を提案するからには、会社としての信用に問題はないかなどを調べるようになりました。

調べていくと、挑戦や失敗を恐れず次から次へとプロダクトを生み出している。知れば知るほど、その会社のスタンスに心を射貫かれてしまったんです。もともと僕は、新しいことが好きで、決まったことをやり続けることが苦手な性格。そういった意味でも、フリークアウトは自分にマッチしていそうだな、と。かつ、将来起業家になることを考えたとき、広告やマーケティングの知見は必ず役に立つ。絶対にフリークアウトに入りたいと思い、AMBIで検索して応募しました。

選考を受けるなかでも、「より志望度が高まった」と伺いました。

はい。面接で「もし手元に300万円あって、美容室を経営するとしたらどういう戦略を立てますか?」と質問をされて。僕は日々そういった妄想をしているので、とても楽しかったのを覚えています(笑)同時に、広告・マーケティング業界の方も日々こういうことを考えてるのか…!と、非常にワクワクしました。

ちなみに、僕はそもそも300万円で美容室を作るなんて無茶だと思い、「300万円を元手に銀行で2000万ぐらい融資してもらってから、狙いたい層に特化し経営していく」と回答しました。「300万円を融資で2000万円に増やす」という回答が今までになかったらしく、面白い人材だと思ってもらえたのかもしれません(笑)

フリークアウト差し替え

沼本 裕太
1997年生まれ。学生時代から将来は起業家になることを志す。まずは間接金融について学ぶため、新卒で中国銀行に入行。融資係 個人融資・法人融資の営業に従事。次は直接金融を学ぶべく2022年4月に香川証券に入社。半年間における新規法人顧客の口座開設数で社内1位に。2023年4月にフリークアウトへ。関西支社にて、Account Executiveとして働く。

入社してわかる、サービスの革新性

入社後は、どんな業務を担当されているのでしょうか?

DSP『Red』及びDMP(ユーザーのWEB上データを一括管理するシステム)を中心に、TVerやSNS等の商材も活用し、広告代理店様や事業会社様にマーケティングソリューションの提案を行っています。具体的にはマーケティングリサーチから、アポイント獲得、商談、導入後の戦略パートナーまでの一連を担っています。

特に、プロダクトの理解を深めれば深めるほど、「サービス自体の強さ」をひしひしと感じています。

たとえば、位置情報でターゲティングして広告配信する『ASE Ad』というサービス。僕が仮にハンバーガー屋を経営しているとして、隣に超有名な競合店がいたとき、競合店に来訪した人だけを特定して広告を配信できる。さらに、広告を配信した人のうち、どれだけ店舗に来店してきたのか、位置情報で把握できるんです。田舎から出てきた僕には、「そんなことできるの?!」と衝撃的で、感動してしまって。地元の友人にもフリークアウトの凄さについてはよく熱弁しています(笑)

AMBI_freakout_Chart

「前職時代は、正直自分でなくてもできる仕事だと思いながら働いていた部分がありました。実際、フリークアウトの株は誰でも提案できますよね。ただ、フリークアウトに入社してから、フリークアウトのサービス自体に独自性があるし、僕でなければ考えられないプランニングができる。そしてそれを評価してもらえることに喜びを感じています。例えば、『御社の顧客は多分こういうことを求めてるから、こういう地点に訪れた人を補足して広告の配信しましょう』、『御社のターゲットとしている顧客はこういうYouTube動画を見ていると思うので、ここに広告を出しませんか』と提案できる。自分のアイデアで勝負できるので、ハマったときの手応えも大きいです」と沼本さん。

「3ヵ月で3プロダクトリリース」の衝撃

実際働いてみて、「挑戦する風土」は感じられましたか?

はい。フリークアウトは挑戦心が溢れる方が多く、みんなが「新しいものを作りたい」と思っている。実際、僕が入社して3ヵ月ほどの間に、すでに新しい商品が3つ生まれています。それも、僕と同年代の人たちがアイデアを出し、実行力と交渉力で形にしている。非常に刺激的です。

先日、僕も全社員の前で前職の銀行業界まわりのトレンドについて共有する機会をもらって。2021年11月より施行された「改正銀行法」によって、銀行業界でも広告業に参入できるようになった件についてお話ししました。そうしたら「そこにビジネスチャンスあるね」と、トントン拍子に話が進み、現在プロジェクトが進み始めたところです。

フリークアウトでは、僕の意見やアイデア1つから、ものすごいスピードで形になっていく。僕自身は、文系で金融業界出身。プロダクト開発やプログラミングとは全く無縁の世界で生きてきたんですが、そんな僕でもものづくりに関われることが嬉しくて。もちろん、その商品がダメだったらすぐ消えてなくなったりするんですが、「新しいものを作りたい」「新しいチャレンジをしたい」という方には、最高な会社だと思います。異業種からきた人間でも、むしろ業界の知識などを活かせるし年次問わず活躍できると思います。

すごく活気がありそうですね。その風土はどこからきているのでしょう?

失敗したら、次の成功のために社内で横展開する。失敗したとしても、賞賛する文化が根付いている。だからこそ、みんな挑戦に対してポジティブなのではないかと思います。

実際、Slackには「失敗共有専用チャンネル」があって、失敗事例を理由と合わせて共有するルールになっています。例えば、数千万円規模の予算のプロジェクトで失敗してしまったとしたら、事象と合わせてなぜ失敗したのかを投稿する。50個くらい「いいね」がついたりしています。

僕も入社してから色々な失敗をしているのですが、僕のちょっとしたミスも示唆になるみたいで。それをきっかけに、管理画面が変わったり、チェックシートが変わったりしました。失敗から常に学び、アップデートしていく風土を日々感じています。

フリークアウト(価値観)

「最高の失敗」というカルチャーについて人事はこう補足する。「失敗を恥ずかしいと思ったら言わなくなるし、その財産はなくなってしまう。だからこそ「ナイス失敗だね」「いい挑戦だね」というコミュニケーションを通して、失敗を賞賛することを大切にしています。とはいえ、失敗はいいわけではないからこそ、原因分析も同じくらい大切にしています」

起業家になるために、僕は今ここで力をつける

今後、フリークアウトで実現したいことがあれば教えてください。

入社から3ヵ月、基礎的な広告・マーケティングの知識は少しずつついてきましたし、提案資料の作り方も上達してきました。ただ、今担当しているのは、フリークアウトが担うごく一部。今後より幅広くマーケティング全般に携わり、専門的に深めていきたいです。また、前に進み始めた金融機関向けの新しいプロダクトづくりを進めていくほか、現在行っている代理店への営業に加え直接クライアントに対してマーケティング支援をできればと思っています。

中長期的に言えば、僕の目標は起業家になること。そこにつながることを今できている実感があります。仕事をしているというよりは、もはや好きだからやっているという感覚に近い。自分の将来のためにも、まだまだレベルアップしていきたいです。

フリークアウト02
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