INTERVIEW
AnyMind Japan

海外でも戦えるSNSマーケターを目指して。世界13ヵ国で展開する「AnyMind」で掴む挑戦の舞台

掲載日:2023/08/09更新日:2023/08/09
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2023年3月に東証グロース市場に上場したグローバルベンチャー「AnyMind Group」。設立7年で世界13ヵ国・地域、19拠点に展開。世界を舞台に、D2C領域のものづくり、EC構築、物流、そしてマーケティングまでワンストップのITソリューションを提供する。今回お話を伺ったのは、2022年3月にAnyMind Japanに入社し、SNSマーケティングを担う浅岡千奈さん(25)。「最近は中国SNSを活用する施策や、5ヵ国同時展開の施策なども増えています。将来的には語学スキルを活かしてグローバル案件にも挑戦したい」と語る。彼女のストーリーを通じ、同社で働く魅力に迫る。

売上247億円、躍進を続ける「AnyMind Group」

「誰もがビジネスに熱狂できる世界を創る」をパーパスに掲げ、アジアを中心にインターネットを軸とした総合的なビジネスインフラを提供しているAnyMind Group。2022年度は247億円を超える売上を突破し、うち50%以上を海外売上が占めている。

短期間で複数の新規事業を次々と立ち上げ、EC・D2C領域においては、ブランドの設計・企画、生産管理、ECサイトの構築・運用、マーケティング、物流管理まで幅広く支援。さらに、WebメディアやアプリをつくるパブリッシャーやYouTuberなどのクリエイターの収益性向上やブランドづくりなどの支援も行う。

そのなかでも今回お話を伺ったのは、インフルエンサーマーケティング事業部にて、大手化粧品メーカーのSNSを活用したPR施策支援などを手がける浅岡千奈さん。前職では大手航空会社でチェックインカウンター業務などを担当していた彼女。コロナ禍、物理的に仕事ができなくなった時期を経て、未経験からマーケティングの世界に飛び込んだ。もともと好きだった化粧品やSNSに関わる仕事に就いた今、彼女が新たに見つけたのは「海外でも戦えるSNSマーケターになる」という新たな目標だったーー。

AnyMind01

浅岡千奈|Marketing Operation Influencer Management Executive
1997年生まれ。新卒では大手航空会社に入社し、チェックインカウンター業務などを担当。2022年にAnyMind Japanに入社。現在インフルエンサーマーケティング事業部にて、キャスティングを担当。主に、ヘアケア案件を多数経験。転職活動を振り返りこう語る。「成長企業に行きたかったので、IT・Web業界を受けていました。特に、どこにいっても重宝されるスキルをつけたいという思いからマーケティングや営業職を見ていました」

グローバル展開する成長企業で、市場価値を高めたかった

まずは、AnyMind Japanへの入社の決め手から教えてください。

決め手の1つは、グローバルで展開する成長企業であることです。

コロナ禍、仕事ができなくなってしまった時期を経験し、究極的には組織に頼らずとも1人で稼げるだけの力をつけたいと考えていました。そのためには、成長企業にいたほうが自分のスキルをスピーディーに磨き、市場価値を高められると考えていました。AnyMindはグローバル展開しているため、いつか海外で働いたり、グローバルな案件に関わったりできるチャンスがありそうな点も魅力でした。

もう1つ、面接で「私もこんな風になりたい」と思える女性社員の方に出会えたことも大きかったです。お子さんを育てながらも自分のキャリアを磨き続けてイキイキと働かれている方や、未経験から入社して活躍されている方がいると知り、ここで働きたいと思い入社しました。

AMBI_AnyMind_Chart (1)

ヘアケア案件を極め、ポジションを獲りにいく

入社後はインフルエンサーマーケティング事業部に配属されたと伺いました。どのようなミッションを担っているのでしょう?

企業のSNSを活用したPR施策支援を行う部署で、インフルエンサーやタレントのキャスティングを担当しています。ミッションとしては、クライアントの商品の認知度アップ、売上アップに貢献することです。

具体的には、クライアントとのミーティングで要望を把握した上で、施策にはどういったインフルエンサーが適任かを考え、インフルエンサーに打診をしていきます。そして、施策がスタートしてからは、事故やトラブルのないよう進行管理を行い、施策終了後には、良かった点や改善点などレポーティングを行うまでを担当しています。

クライアントファーストだけに偏るのではなく、いかに関わってくれるタレント・インフルエンサーの皆さんにも気持ちよくお仕事をしていただけるように調整できるか。ここが腕の見せ所です。

私は入社以来、ヘアケアブランドの案件をメインに担当することが多いです。

特に思い出深いエピソードがあれば教えてください。

昨年担当した、国内大手化粧品メーカーのヘアケアブランドの認知獲得施策を無事に遂行できたことは、ターニングポイントになったと思います。

そもそも、ヘアケアブランドの案件は、社内でも難易度が高いとされています。なぜなら、シャンプーシーンを映す必要があるため、インフルエンサーにとって仕事を受けるハードルが高いからです。メーカー様は当然、動画の再生数を気にされますし、良いクリエイティブにするために強いこだわりをお持ちです。そのため、キャスティング担当としても、適任のインフルエンサーを見つけて承諾を得ること、両者の間に立ちお互いが納得のいくクリエイティブの形を模索していくことに難航するケースが多いです。

案件を遂行するなかでは、とにかく率先して情報を取りにいくことを意識していました。クライアントに対しては、彼らが理想とするクリエイティブ像を明確に描けるまで聞く。インフルエンサーに対しては、クライアントから追加の依頼が来た場合にどこまでなら修正対応が可能かを聞く。関係者の数が増えるほど認識齟齬が起きて、それが大きな事故の原因になり得るので、各所とこまめにコミュニケーションをとり慎重に進めていきました。

結果として、インフルエンサーの方から「AnyMindさんとの案件は進めやすい」「丁寧に進行してくださってありがたいです」といった言葉をいただくこともあり、良好な関係性を築けているのかなと思っています。また、YouTubeでのPR投稿で再生数が伸びていたり、「商品を買ってみたい」といった関連コメントがたくさん付いていたりしたとき、そして実際にクライアントから「お陰様で商品の売上が伸びました」といったコメントをもらえたときは報われた気持ちになります。

また、このプロジェクトを無事最後まで遂行できたことがきっかけとなり、大型プロジェクトにも挑戦させてもらう機会を得ました。現在、事業部では初の試みとして、美容雑誌とタッグを組み、インフルエンサーを招待して体験会レポートや商品の撮影などを行ってもらうようなイベント企画などに関わっています。

この一連の経験を通して、「入社以来、多くのヘアケア案件に関わってきた私だからこそ発信できることがあるはず」。そう思い、今後の自分のためにも、一緒にプロジェクトを進めていく人たちのためにも、ヘアケアに特化したノウハウを資料にまとめている最中です。

まだ社内には「ヘアケアといえばこの人」という人はほぼいません。だからこそ、私がポジションをとりにいきたい。もっと実績を積むことで「ヘアケア案件といえば、浅岡しかいない」と思ってもらえるような存在になりたいですね。

AnyMind(ビューティーハック)

2023年に生まれたコスメ・美容領域に特化したマーケティングのプランニングを提供する組織「Beauty Hack」。これまで蓄えてきたコスメ・美容業界におけるマーケティングの知見と実績及びインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」を活用することで、認知獲得から売上増加までニーズに合わせたソリューションを提供する。同組織は1人のメンバ―の声かけによりスタート。浅岡さんは特長的なカルチャーについて「アイデアを共有すると、『それ良いね、やってみよう!』とどんどん実現していく。0→1フェーズを経験したい人には良い環境だと思います」と語る。

海外でも戦えるSNSマーケターを目指して

将来的に実現していきたい目標があれば教えてください。

ゆくゆくは、海外でも通用するSNSマーケターになりたいと思っています。

もともと根底にある「たとえ組織という枠から出たとしても生きていけるだけのスキルをつけたい」という思いは変わらないのですが、入社してから、自分がどこを主戦場として戦っていくのか、方向性が定まったように感じます。

インフルエンサーマーケティング事業部でも、最近は海外案件が増え、中国のSNSを使ったコスメの施策や、5ヵ国同時展開していく施策の事例なども出てきています。先日も上長がフランスのクライアントの案件で現地に出張に行っているのを見て、「私も挑戦してみたい」という欲が高まっています(笑)

とはいえ、そういった案件にアサインされるには、まだまだ力不足。目の前の目標としては、まずは半期に一度行われる社内アワードで「ベストスタッフ賞」を獲り、社内からより信頼される存在になりたいです。

また、AnyMindとしては、インフルエンサーマーケティング事業部が事業部の一つでありながらも、広告大手・メガベンチャーと肩を並べられるような組織になることを目標に掲げています。目の前の案件に精一杯取り組み、自分自身が成長することで、組織・会社の成長にも貢献していければと思っています。

お話全体を通して、非常にバイタリティに溢れる方だなと感じました。何がそこまで浅岡さんを突き動かすのでしょう?

もともと、貪欲な性格なんです。海外でも通用するSNSマーケターになるという理想像があって、今やっていることがそこに近づく道だ、という納得感がある。だから、多少大変でも「ここで終わるわけにはいかない」と踏ん張れる気がします。

また、AnyMindには、成長を求め貪欲に頑張っている人が多いんです。たとえば、私と同い年で同じく中途入社の同僚は、未経験から1年で全社のアワードを受賞しています。他にも同世代でマーケティング分野において事業部で随一の知見を持つ人もいます。彼ら彼女らに囲まれていると、自分も追いつかなければ、と思える。良い刺激をもらいながら、「理想の自分」に向かってこれからも走り続けたいです。

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