掲載日:2024/03/14更新日:2024/03/14
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外資系コンサル出身者らが創業した成功報酬型コンサルティングファーム「プロレド・パートナーズ」。今回は、同社において2023年に新たに立ち上がったストラテジー&ハンズオンセクターでコンサルタントとして活躍する村田 萌さん(32)を取材。営業職で経験を積み上げてきた彼女が、なぜコンサルタントにキャリアチェンジしたのか。そこには「何事も恐れずにチャレンジしたい」というスタンス、そして「成果が出せるまで伴走できる人になりたい」という志があった。
プロレド・パートナーズとは
▶2009年に、アクセンチュアやA.T.カーニー、ブーズ&カンパニーの出身者らが立ち上げた、成果報酬型の経営コンサルティングファーム。業界では実現が難しいとされてきた成果報酬をビジネスモデルとする。2020年には東証プライムに上場。
▶戦略立案・提案中心の従来のコンサルティングとは違い、企業の伴走者としてクライアント以上に企業成長にコミットし、成果が出るまで実行支援を行う「ハンズオン型」を採用。
▶2023年には、定性的な領域においても成果報酬のマインドを踏襲し事業を広げるべく、新たに「ストラテジー&ハンズオンセクター」を設立。2024年現在、同セクター事業拡大に伴い採用を強化している。
29歳、営業8年目。「新しい領域に飛び込むなら今だ」
まずは、転職の動機から教えてください。
前職では営業としてのキャリアを歩んでいましたが、やりがいはあった一方で、提案が終わるとお客様との関係が途切れてしまうことにどこか虚しさを感じていました。日々過ごす中で、次第に「継続的にお客様と深く関わる仕事をしたい」という想いが芽生えました。年齢的にも、新しい領域・環境に飛び込むなら今がチャンスなのではないかと考え、転職活動を始めました。そこで出会った会社がプロレド・パートナーズでした。
入社の決め手となったのは、社員の「人の良さ」でした。会社の方向性や想いを丁寧に話してもらえたことはもちろん、同時に選考を受けていたどの会社よりも、私の話に耳を傾け受け止めてもらった感覚がありました。業界・職種以前に、まずは一緒に働く人とのつながりを重視していため、プロレド・パートナーズの面接で感じた言葉で表現できない安心感が、とても印象的でした。「ここで働きたい!」と志望度が一瞬で高まったことを今でも覚えています。
村田 萌
2014年、新卒で広告代理店に入社し、営業職に従事。2019年からは新電力会社にて電力小売りの営業に従事。2022年、プロレド・パートナーズに入社。現在、ストラテジー&ハンズオンセクターにてコンサルタントとして活躍中。
コンサル1年目で感じた、伴走支援の先にある喜び
入社後から現在までのキャリアについて教えてください。
実は、入社当時からコンサルタントを志していたわけではありませんでした。初めは、自社サービスのカスタマーサクセス、インサイドセールスを担当していましたが、事業再編が行われ、その際にセールスとコンサルタントの2つの選択肢からコンサルタントとしてのキャリアを歩む選択をしました。そして2023年に新規事業として立ち上がったばかりの「ストラテジー&ハンズオンセクター」への部署異動が決定しました。
セールスではなく「コンサルタント」を選択された理由を教えてください。
もともとの入社理由でもあった「お客様に伴走する」という想いを叶えられるのは、コンサルタントだと考えたからです。正直、自分がコンサルタントになるというキャリアは考えたこともなかったので、私にとって勇気のいる決断でした。ただ、弊社の執行役員の「お客様との関係構築が上手だから、コンサルに向いていると思う」という言葉に背中を押してもらい、気持ちが固まりました。経験の有無ではなく、本人の適性を考えてチャンスを与えてくれる環境はプロレド・パートナーズの良さだと感じています。成長の機会が目の前にあるなら、これまでの延長線ではなく、新たな挑戦をしてみたい。そう考え、コンサルタントへのキャリアチェンジを決意しました。
コンサルタントとして感じるやりがいについて教えてください。
定例ミーティングでの取り仕切り、関係各所との調整、資料作成…これら1つひとつの業務が、クライアントとの信頼関係構築、そしてプロジェクトの成功に直結している感覚が得られる。これこそがコンサルタントならではのやりがいだと考えています。
私は現在、某大手企業にてグループ各社のCO2排出量管理・削減のためのシステム構築プロジェクトを担当しています。先日、私が作成したツールをクライアント各社で活用し、テスト運用を実施しました。作業は地道でしたが、まさに企業のシステム構築に繋がるような重大な業務に携わることができました。クライアントに見える形で貢献できていることを実感でき、責任感が増すとともに大きな喜びがありましたね。
未経験からコンサルに挑戦し、直面した壁や厳しさがあれば教えてください。
正直、スキル不足を痛感することはよくあります。ただ、壁や厳しさとして捉えるというよりは、積極的にスキルアップをしていこう、と前向きに捉えています。今ある環境を最大限に生かしたいですね。
特に、今一番身につけたいと考えている力は、「業務効率化をする力と、瞬発力」です。優秀なコンサルタントは、ミーティング中にリアルタイムでクライアントの声を資料に落とし込み、その場で今後の方向性・進め方の共通認識を持てる状態にしています。伴走支援を行う場合、クライアントとの定例ミーティングの回数も多くなるため、打ち合わせをこなしているだけで定時をまわっているということもしばしばあります。そのため、できる限りその場で対応し、持ち帰りを最小限にできるベーススキルがつくと、心や時間に余裕もでき、もう一段上のアウトプットを提供できるのではないかと考えています。
クライアントから要望をもらった際には、言われたままに理解するのではなく事実と解釈を分け、構造的に捉え、情報を整理できるスキルが必要だと感じています。挙げ始めるときりがないです(笑)。同僚におすすめしてもらった書籍も参考にしつつ、自己研鑽する日々です。
村田さんは大手グループ会社のプロジェクト以外にも、2ヵ月間限定で地域の市役所のプロジェクトを担当している。「短期間のプロジェクトも、メインで担当しているプロジェクトとはまた別の頭を使う感覚があり、学びは多いです。事業部横断で進めることも多く、業務のなかで幅広い知見を持つ社員と接することができます。未経験からコンサルタントになると、何が自分の強みかわからないケースも多いので、幅広く経験できる環境はとても贅沢だと感じています。弊社のコンサルタントは、全員あたたかくサポートしてくれるので、人の魅力を日々感じています。コンサル出身者だけではなく、未経験からコンサルになった人も多く在籍しているので、こうした風土はこれからもあり続けてほしいです」
挑戦の数だけ、将来できることの幅は広がる
今後の目標があれば、教えてください。
目の前の目標は、コンサルタントとして独り立ちをすることです。そしてプロジェクトをリードするだけでなく、寄り添って伴走していけるコンサルタントになりたいです。話を聞き、咀嚼し、提案していく部分には自信があるので、自分の強みも活かしながらお客様を良い方向に導いていける人間になりたいと考えています。
また、働くなかで感じるのが、「プロレド・パートナーズでの学びは、コンサルタントに限らず、将来どんな道に進んでも活かせる」ということです。仮に環境が変わったとしても「相手に寄り添って伴走できる人になりたい」という軸は変わりません。今後も、今の環境でさまざまなことを貪欲に吸収していきたいです。
最後に、村田さんを突き動かしているものについて教えてください。
もともと、私は好奇心が強いタイプです。一度きりの人生、やったことがないことに挑戦してみたい。さまざまなことに挑戦したほうが将来できることの幅が広がると考えています。今担当している業務を応用することにより、将来的に更なるステップアップをしていけると確信しています。
プロレド・パートナーズのコンサルタントは、担当する業界も幅広く、伴走支援していくなかでも週単位・月単位で取り組む内容が異なるほど、多岐にわたる業務を経験できます。正直に言えば、目まぐるしく変化する業務に対して不安がないわけではありません。でも、やりきる意志があれば応援・サポートしてくれる上司がいます。特にコンサルタント1年目は「失敗しても大丈夫」という環境を作ってくれているので余計なことは考えず、なりふり構わず挑戦することができたように感じます。これからも初心を忘れず、果敢にチャレンジして走り続けていきたいです。