商社で働く求人特集【2024年5月版】

2023年、世界的な資材高騰などを背景に、追い風を受けた商社業界。一方2024年度、資源市況は下落に転じた*。いかに市況に左右されない安定した基礎収益力をつけられるか。その成長戦略がカギを握るとされている。今後の成長モデルを描く上でキーワードとなるのが「脱石炭」「再生可能・新エネルギー参入」。温暖化ガス排出削減への対応や、投資家による企業ESG活動の重視により「脱石炭」の流れは加速。またDXを通じた新たなビジネスモデルの創出も。総合商社・専門商社、各社の最新動向を求人とあわせて見ていこう。

*〈参考〉「会社四季報」業界地図 2024年版

※2024年5月時点の掲載情報をもとに、AMBIで求人掲載中の企業を選定し、作成しています。各社の募集状況は、掲載時と異なる場合があります。ご了承ください。

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掲載企業

【総合商社】
・三井物産
・住友商事
・丸紅
・豊田通商
・双日
【鉄鋼】
・伊藤忠丸紅鉄鋼
・阪和興業
・メタルワン
・住友商事グローバルメタルズ
【日用品・化粧品】
・PALTAC
【繊維】
・蝶理（東レ子会社）
・帝人フロンティア

三井物産

2024年3月期の連結決算において、大手商社5社の中で唯一、純利益1兆円台を記録。鉄鉱石やLNGなど資源分野に強みを持つ同社だが、直近ではヘルスケアやICT事業など非資源分野にも力を入れている。現在、食品業界向けの提案営業を募集中。

住友商事

2024年3月期の連結決算で純利益は3863億円となった。また今後、鋼管や建機、不動産など非資源分野での伸びが見込まれることにより、2025年3月期の純利益は5300億円（前期比で37.2％増）となる見通しも公表している。現在、DXプロジェクトの推進を担う事業企画ポジションの募集を行なっている。

丸紅

2024年3月期の連結最終利益で4714億円を記録。直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結最終利益は999億円（前年同期比25.6％増）と伸ばした。海外を中心に展開している発電事業は業界トップクラス。穀物やパルプ、農業化学品にも強みを持つ。直近では、電気自動車（EV）用の蓄電池のリユース事業への参入や銅事業なども強化。現在、海外営業、国内向け法人営業、コンサルタント、エンジニアなど複数ポジションで募集を行なっている。

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豊田通商

トヨタ系総合商社。2024年3月期の連結決算では、売上高10兆1889億円（前期比3.5％増）、純利益3314億円（16.6％増）といずれも過去最高を更新した。主力とするのは自動車関連事業やアフリカでの車販売事業など。再生可能エネルギーなど、非自動車分野にも力を入れる。現在社内SEを募集中。

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双日

2024年3月期の連結決算で純利益1007億円を記録した双日。自動車部門の利益が70億円と3倍になり、部門別では最も伸び幅が大きいとなっている。2025年3月期の連結純利益では1100億円になる見通し。さらに2027年3月期までの「中期経営計画」も発表。脱炭素やデジタルトランスフォーメーション（DX）分野などの成長投資に6000億円超を充てていく計画。現在、法人営業・海外営業をはじめ複数ポジションでの募集を行なっている。

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【鉄鋼】

伊藤忠丸紅鉄鋼

伊藤忠商事・丸紅の両総合商社の鉄鋼部門が統合し、2001年に設立した鉄鋼総合商社。以来、国内外問わずモビリティ業界、インフラ業界、生活関連産業、エネルギー業界などへの鉄鋼共有をし続けてきた。現在、業界内では売上・純利益ともにトップクラス。人事総務、営業経理など複数のポジションで積極採用中。

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阪和興業

1947年設立の独立系総合商社で、東証プライム上場企業。鉄鋼を中心に、食品、石油、化成品、木材、セメント、機械などを取り扱い、国内販売および輸出入などを行なってきた。2024年3月期には連結売上高で2兆4319億円を記録。従業員1人当たりの売上高・計上利益は業界トップクラスとなる。

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メタルワン

三菱商事と日商岩井(現：双日)の鉄鋼製品部門が統合されて誕生した鉄鋼商社。世界各地に約120のグループ会社を展開する「鉄鋼流通のリーディングカンパニー」として、金属産業の持続的な発展に貢献してきた。

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住友商事グローバルメタルズ

住友商事グループにおいて「鉄鋼ビジネス」の戦略立案から実行まで担う、金属ビジネスに特化した専門商社。国内外に100の事業拠点を持つグローバルネットワークを持ち、海外向け取引比率は80%となる。現在、海外営業、人事など複数ポジションで募集を行っている。

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【日用品・化粧品】

PALTAC

医薬品商社で業界トップクラスの売上高を誇る「メディパルグループ」の中核企業。化粧品・日用品、一般医薬品卸売業界のリーディングカンパニーとして、人々の生活に欠かせない商品の流通に携わり、商品を安定供給させるという使命を果たしてきた。また商社でありながら、最先端の物流機器の開発を行なっている部分も特長。 2023年3月期の売上高は1兆1041億円超。

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【繊維】

蝶理（東レ子会社）

江戸時代末期の1861年に京都の生糸問屋として創業した、老舗繊維・化成品専門商社。時代の変遷に合わせて合成樹脂、化学品、機械などを取り扱ってきた。アメリカ・中国・東南アジア・欧州・中東など、海外に現地法人・事務所30拠点のグローバルネットワークを構築。現在法人営業と社内SEの採用を強化している。

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帝人フロンティア

2012年10月1日、NI帝人商事と帝人ファイバーが統合し誕生した専門商社。繊維原料・衣料製品、工業資材、産業資材をはじめ、各種資材・製品の販売および輸出入取引を行なう。

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