ビジネスのグローバル化、ECの普及など、BtoC領域の物流需要の高まっている昨今。物流は変革の時を迎えている。IoTやAIを活用した物流プロセスの可視化など、新たな物流システムの構築も進む。こうした中、重要な役割を担うのが「物流企画」だ。どういった人材が求められているのか、考察していこう。
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日本企業のグローバル化が急速に進んでいる。世界中に販売拠点や生産拠点を持ち、物流のネットワークは世界中に拡大。さらに、ECの普及によるBtoC領域の需要拡大による人手不足も大きな課題となってきた。物流は今、大きな転換期にあるといっていいだろう。
そこで、各企業が取り組みを進めているのが、SCMの再構築だ。販売拠点や製造拠点、倉庫拠点の配置など、拠点間の最適なネットワークを構築。モノの需要を予測し、販売計画を立案。必要な在庫を計算し、仕入れや生産の計画を立てていく。さらに、各工程の検証・改善から、さらなる最適化・効率化を目指していく。
近年では、テクノロジーの活用により、改善の手法は多様化している。たとえば、画像認識技術やAIを活用した一括自動検品、IoTやAIを活用した物流プロセスの可視化など。今後はドローンや自動運転車などの活用も進んでいきそうだ。
こうした中、重要となってくるのが物流プロセスの企画・実行を担う「物流企画職」だ。求人情報を見ていくと、求められるスキルやマインドとして、以下の点が共通項として浮かび上がってきた。
・全体俯瞰をしながら自ら積極的に課題抽出し解決できるスキル
・論理的思考で企画・改善を立案スキル
・現象を数字で捉え分析し、スピード感をもってアクションに繋げるスキル
・社内外の関係者を巻き込み、調整しながら推進できるコミュニケーション能力
また、グローバルな取引も多いため、英語を駆使する機会もある。英語力などもアピールポイントになりそうだ。
それでは、今どういった企業が募集を行なっているのか。一例を紹介したい。
2017年12月現在募集が行なわれていたのは、機械部品の製造から物流・販売まで一貫して手がけているグローバル企業。担っていくのは、グローバルサプライチェーンの企画・導入・運営。さらなる短納期化を実現する仕組み構築がミッションとなっていく。
また、アパレルECモールを運営する大手アパレルメーカーのグループ会社が物流チームのマネージャー募集もあった。フルフィルメント分野において工程の効率化・最適化などを担っていくようだ。
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