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宇宙ビジネス求人最前線

宇宙ビジネス、140兆円市場に拡大へ。トヨタ自動車、NTTデータ、三菱重工も次世代人材を募集

掲載日:2025/04/11更新日:2025/04/11
求人掲載中

2040年、世界の宇宙産業は140兆円規模へ――(*) 今回は、さらなる成長が期待される「宇宙ビジネス」を手がける企業を特集する。宇宙空間の商業利用に注目が高まる今、民間企業の開発競争は活発に。近年では大学などから生まれたベンチャーも宇宙ビジネス市場に参加している。2024年現在、どういった求人が募集されているのか見ていこう。

*国内外の宇宙産業の動向を踏まえた経済産業省の取組と今後について(経済産業省)https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/seizo_sangyo/space_industry/pdf/001_05_00.pdf

掲載企業一覧

トヨタ自動車|月面探査車
NTTデータ|デジタル3D地図
三菱重工業|宇宙機器の開発
Space BD|宇宙関連サービス
SPACE COTAN|宇宙港の運営
双日エアロスペース|宇宙関連 専門商社
SPACE WALKER|ロケットの研究開発
アークエッジ・スペース|超小型衛星を活用した事業開発

トヨタ自動車|月面探査車

JAXAとともに、月面での有人探査活動に使われる探査車(愛称「ルナクルーザー」)の共同研究を行なうトヨタ。重力が地球の6分の1、温度はマイナス170~120℃、真空といった厳しい環境である月面での使用を目指して開発を進めてきた。現在、月面自動運転システムの開発に携わるエンジニアを募集中。

NTTデータ|デジタル3D地図

JAXAをはじめ国内外の最先端の衛星機関と協業。宇宙×ITを掛け合わせたデジタル3D地図サービス「AW3D」を世界展開してきた。5G・交通・自動運転・防災・スマートシティ等の分野で130ヵ国に導入される「AW3D」を取り扱うソリューション営業と、エンジニアを募集中。

三菱重工業|宇宙機器の開発

1884年の創立以来、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、船舶、航空機などの輸送機器、発電プラントなどの社会インフラ、大型ロケットなどの宇宙機器に至るまで幅広く手がけてきた三菱重工グループ。現在航空・宇宙分野におけるポジションにて複数募集を行なっている。

Space BD|衛星打上げサービスなど

「宇宙商社」を標榜し、衛星打上げサービスをはじめ多様な宇宙関連サービスを展開する。2018年5月には、JAXAによる国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」民間開放において、初の民間事業者に選出。民間企業とともに宇宙の産業化を進めている。現在、新規事業開発メンバーを募集中。宇宙産業の拡大に貢献するポジションとなっている。

▼過去に掲載したインタビュー記事はこちら
宇宙の商業化を目指す。宇宙ビジネスの総合商社、Space BDが描く未来

SPACE COTAN|宇宙港の運営など

民間にひらかれた宇宙港「北海道スペースポート」を北海道 大樹町にて運営。現在ロケット射場『Launch Complex-0』や1000mの滑走路などの施設があり、人工衛星の打上げに対応した新たな射場Launch Complex-1(LC-1)の整備を進めてきた。日本を宇宙ビジネスの中心地にすることを目指す。現在、ビジネスディベロップメントと経営管理を募集中(リモートワークも可能)

双日エアロスペース|宇宙関連 専門商社

双日グル-プの専門商社として、航空・防衛・宇宙・セキュリティ関連のテクノロジーを扱う。今回は航空宇宙・セキュリティー営業部にて営業総合職を募集。入社後は、ロケット・人工衛星関連機器などを取り扱う。

SPACE WALKER|ロケットの研究開発

「誰もが自由に地球と宇宙を行き来する未来」の実現に向けて、有翼式再使用型ロケットの研究開発を行なう東京理科大学発ベンチャー。2017年設立。同社が定義する「ECO ROCKET(R)」は、再使用可能なロケット技術とカーボンニュートラルな液化バイオメタン燃料を組み合わせ、環境負荷の低減を実現。使い捨てが主流のロケット業界に革命をもたらすことを目指す。現在、管理系ポジションにて積極採用中。

アークエッジ・スペース|超小型衛星を活用した事業開発

超小型人工衛星「OPTIMAL-1」の開発を手掛ける東大発スタートアップ。2024年11月には、JAXAの宇宙戦略基金「月測位システム技術」実施機関として採択された。現在事業開発・営業メンバーを募集中。入社後は超小型衛星を活用した事業開発を担うという。

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