飲料市場が活況だ。3年連続で国内市場は拡大しており、その規模は5兆円台と言われる。健康維持・免疫力向上や生活習慣病予防を謳う新商品も次々と誕生。その動向とともに、飲料メーカー各社の求人を見ていこう。
3年連続で拡大となった国内の飲料市場。実際に2023年度の市場規模は、前年度比104.5％の5兆1,600億円となった（*）。近年では、健康維持・免疫力向上や生活習慣病予防、ストレス緩和、睡眠の質の向上などを謳うヒット商品も誕生。コロナ禍を経て「免疫」「睡眠」といったニーズが顕在化したことも要因になっていそうだ。商品開発・マーケティング施策など、飲料メーカー各社の今後の動きに注目だ。
（*）飲料市場に関する調査を実施（2024年）｜矢野経済研究所
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3620
伊良コーラ
レッドブル・ジャパン
日清ヨーク（十勝のむヨーグルトなど）
ライフドリンクカンパニー（ZAO SODA、自然の恵み天然水など）
大泉工場（コンブチャ「_SHIP」）
ＹＵＤＡミルク
軽井沢蒸留酒製造
クラフトコーラを手掛けるベンチャー。クラフトコーラを世界中に広める挑戦をし、5年以内に世界中で「コカ・ペプシ・イヨシ」と呼ばれるブランドになることを目標とする。2023年には缶のプロダクトをリリースし、ナチュラルローソンや成城石井にて販売。
「翼をさずける」でお馴染みの、エナジードリンク「レッドブル」を展開。またスポーツ、ダンス、音楽、モータースポーツ、eスポーツ等のメディア事業も手掛ける。本拠地はオーストリア。
1970年、日本初の飲むタイプのヨーグルト (現『十勝のむヨーグルト』) を開発・発売。直近では、睡眠の質改善と日常の疲労感を軽減する機能性表示ドリンク『ピルクル ミラクルケア』が大ヒット。腸活がトレンドとなる中、乳酸菌の研究や発酵技術を通じて独創性あふれる商品開発を追求している。
ミネラルウォーター、茶系飲料（緑茶、麦茶、烏龍茶等）、炭酸飲料などの製造・販売を行なう。「おいしさの中心、安心の先頭へ。」を企業理念に掲げ、赤ちゃんからお年寄りまで、すべての人にとって安心して飲める飲料を提供する。
1917年に創業し、2017年に創業100周年を迎えた老舗企業。現在、オーガニックコンブチャブランド「_SHIP」を手掛ける。（コンブチャとは植物由来の微炭酸飲料）果汁・香料・保存料などは一切添加せず、自然栽培などのナチュラルな原材料を使用して醸造する。
牛乳・乳製品の製造、販売をおこなう。1975年に牛乳製造を開始した後、生協と共同で乳製品を開発。新鮮な岩手県産の生乳にこだわって作られた「プレミアム湯田ヨーグルト」などの人気商品を展開する。
2019年に創業したウイスキーの製造販売を行うベンチャー企業。2023年には小諸蒸留所を開業し、小諸発のグローバルブランドの構築を目指す。
