『UNTITLED』『INDIVI』『TAKEO KIKUCHI』をはじめ、71ブランド・2,295店舗を展開するワールドグループ。レディース・メンズ・キッズ、雑貨など幅広い世代に、多様なテイストのファッションビジネスを創造してきた。長期的、持続的に価値を創造し続けるために、「ブランド事業」「デジタル事業」「プラットフォーム事業」の3つの事業を柱にさらなる成長を目指し、次世代人材の積極採用を行なう。
※売上収益2,257億円・最高益111億円は2025年2月期実績
1959年の創業以来、アパレル・ライフスタイルブランドの展開を通じて国内アパレル業界を牽引し続けてきたワールドグループ。2025年2月期には売上高2256億5800万円、コア営業利益170億円、最終利益は創業来の最高益となる111億円を達成した。
近年グループとして注力してきたのが、ビジネスの拡張だ。事業領域は「ファッションに関わるすべて」とし、ブランド事業に留まらず法人向けにOEMや店舗運営代行などを行なう「プラットフォーム事業」や、ファッションリユース・DX支援などを行なう「デジタル事業」など、多事業・多業態への展開を進めてきた。さらに、これらの非アパレル事業が順調に成長を遂げている。デジタル事業では2桁増収増益と最高益更新を記録。プラットフォーム事業では、利益は対前年で大幅増益を達成するなど、グループを支える重要な事業として拡大を続ける。
この先目指すのは、「価値創造企業グループ」としてのさらなる進化だ。ロスやムダのないファッション産業世界の追求を目指し、2023年5月には3ヵ年の中期経営計画「PLAN-W」を発表。2026年2月期はその最終年度となっている。 各事業、以下の取り組みを通じて非連続な改革を進めていく。
・ブランド事業:新設したブランド事業本部を中心に、ブランドの業務改革を実施
・デジタル事業:B2B事業では新サービスを開発、B2C事業は投資を加速。成長性と収益性両面の拡大を目指す。
・プラットフォーム事業:エムシーファッションとのシナジーを発揮し、顧客への付加価値を高め成長エンジンへと進化

「ブランド事業」「デジタル事業」「プラットフォーム事業」の3つの事業を柱に、ファッションビジネスを創造してきたワールドグループ。「プラットフォーム事業」を通じて業界全体の産業ロス削減を目指す。今後も「生活文化の多様性」と「ロス・ムダのない産業世界」の両立によって、持続可能な社会の実現を目指す。

現在同社が注力するのが、デジタル人材と、海外事業に携わるグローバル人材の採用だ。またブランド事業ではMDの募集も行なっている。
中途入社者が多数在籍する同社では、メーカーや商社などファッション業界出身に限らず、金融業界、IT業界の出身者など、様々なバックボーンを持つ人材が活躍しているという。
「変化を敏感に感知し、かつ変化することをポジティブに捉え、柔軟に対応できる人材」が集うことを強みとするワールドグループは、「人」の力を最大化させ、価値創造につなげる「人的資本経営」を推進してきた。以下にまとめたように、従業員エンゲージメント向上につなげる様々な取り組みが用意されているため、ぜひ実際の求人と合わせて確認してほしい。
ワールドの人的資本経営について
「人材開発」「ワークライフ」「多様性」「処遇改善」など「人」が中心の各種施策を進めるワールド。以下を推進テーマとして定め、それぞれにKPIを設定して達成を目指す。
[1] 知識の利用可能性向上(ナレッジ共有の進化)
[2] ワークフォースの最適化(生産性の向上)
[3] 多様性向上
[4] エンゲージメント(組織力向上)
【具体的な取り組み】
・ダイバーシティ&インクルージョン推進…「アンコンシャス・バイアス研修」、「女性活躍推進座談会」「管理職のDE&Iオンライン研修」を実施。
・階層別、職種別の研修プログラム…事業戦略に連動して策定し、「誰もが学び続けられる育成プログラム」を推進。E-Learningのコンテンツの充実、執行役員による管理職向け研修などを行なってきた。また、全ての社員の育成計画を定め、キャリア面談、定期ローテーション、グループ公募制度などの運用を通して社員の成長やチャレンジを促す仕組みを設ける。
その他にも、人材の発掘・育成・登用の仕組みを進化させる取り組みとして、「人材開発委員会」を定期的に実施。また、エンゲージメントサーベイとして毎年実施している「組織力アンケート」を通じて、組織課題を抽出。改善アクションプランを策定し、実行の成果や課題をチェックする体制を整備する。



