INTERVIEW
Algoage

DMMグループの“事業創造会社”で成長を――20代最後の転職で決めたマーケティング領域への再挑戦

掲載日:2025/10/08更新日:2025/10/08
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2020年にDMMグループ入りした「Algoage」。“事業創造会社”を掲げ、チャットマーケティング市場の拡大と共に成長を続ける。採用強化に伴い、今回はAMBI経由で入社した斎賀真唯さん(「DMMチャットブーストCV」コミュニケーションプランナー兼チームリーダー)を取材した。もともと新卒でインターネット広告代理店にてアカウントプランナーとして働いていた斎賀さん。その後、いくつかのキャリアを経てAlgoageへ。そこには「マーケティング領域に再挑戦し、さらに成長していきたい」という強い思いがあった――。

Algoageについて
2018年、東京大学の機械学習研究者らにより設立されたスタートアップ。2020年にDMMグループに参画し、「次の当たり前を生み出す。」をミッションに掲げる“事業創造会社”。今後も、本質的な課題に向き合い、社会に変化を生み出す挑戦を続けていく。

【DMMチャットブーストCVについて】
LINEを活用したBtoBtoC向けチャットマーケティング(*)サービス。「顧客の理解」と「顧客の創造」に特化したマーケティングソリューションとして注目を集めている。Webサイトにいるユーザーが離脱しようとしたタイミングでポップアップを表示し、LINEに誘導、ユーザー最適化された1to1のコミュニケーションを図ることでCV数を最大化する。さらに、N数を担保しながら様々な切り口でユーザーにヒアリングし、データを貯めることが可能。離脱顧客・未顧客からのCV獲得とインサイトを深く知ることを両立する。導入費用は0円で、成果(月々のCV)に基づいて請求が発生する「完全成果報酬型」を採用しており、導入リスクが低く安心して開始できることも特徴の一つとなっている。
(参考)DMMチャットブーストCV:https://chatboost.dmm.com/cv/

(*)チャットマーケティングとは…顧客とチャットを通じてコミュニケーションを取り、ニーズやインサイトを理解することによって成果をあげる新しいマーケティング手法。

広告・マーケティング領域への再チャレンジ

新卒にてインターネット広告代理店に入社後、個人事業主としての独立、さらにシステム関連企業での営業と様々な経験を積んできた斎賀さん。なぜ、Algoageへの入社を決めたのか。まずはその経緯から話を聞くことができた。

マーケティング領域でキャリアを追求していきたい、こういった思いがあり、転職を考えるきっかけになりました。前職はシステム関連企業で働いていたのですが、もともと「新規事業立ち上げに関わるマーケティング職」として入社したものの、事業方針の変更などがあり、メイン事業の営業職へと異動に。その仕事にもやりがいは感じていたのですが、やはりどうしてもマーケティングに携わっていきたい思いが諦めきれなかったんですよね。年齢的にも20代後半。もし挑戦するなら最後のチャンスになるかもしれない。そう覚悟を決め、転職活動を行なうことにしました。

こうしてマーケティング職に軸を絞り、転職活動を行なったという斎賀さん。そして出会ったのが、Algoageだったと振り返る。

まず、とても惹かれたのが、Algoageの事業内容でした。どのようなユーザーに、どのようなアプローチで、いかに心を動かすことができるか。インサイト理解を深め、とことんユーザーに向き合い、解像度を上げていく。それらを実践しているAlgoageであれば、私がやりたい「本質的なマーケティング」に近づけると思い、入社を志望しました。

また、選考が進む中で感じたことですが、Algoageで働く「人」や「環境」も大きな魅力でした。どのメンバーも仕事に妥協をしない。そしてビジョンを共有しながら、成長を志していく。働き方も自由で個人の裁量が大きい。私自身の経験則でもあるのですが、メンバーみんなが同じマインドで目標達成、そして高いレベルの仕事を目指すチームでこそイキイキと働くことができました。同じようにこれからもまだまだバリバリ働きたい(笑)そういった価値観や求められるスピード感含め、転職先を選ぶ上で軸とした「仕事内容」「人」「環境」いずれでもマッチすると感じ、Algoageへの入社を決めました。

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斎賀 真唯 「DMMチャットブーストCV」コミュニケーションプランナー兼チームリーダー
新卒でインターネット広告代理店に入社し、アカウントプランナーとして主に女性向け商材のデジタルマーケティングに従事。その後、個人事業主として独立後、コールセンターの立ち上げや事業再生プロジェクトに参画。その後、システムインテグレーターにて営業として顧客の課題解決を支援。2024年12月、Algoageに入社し、現在に至る。Algoageの面接について「個人の考え方、ビジョンに共感し感銘を受けました。」と話す斎賀さん。「また、面接では率直に論理的思考への苦手意識を伝えたのですが、面接官(現上長)から、苦手なら今から学べばいい、という言葉をもらい、胸を打たれました。可能性にフタをしない、そう思える大きな転機になりました。」

広告を「煩わしいもの」にしない、新たなマーケティングへの挑戦

続いて聞けたのが、現在の仕事内容とそのやりがいについて。

仕事内容としては「チャットマーケティング」という手法を用い、新規の顧客を獲得するサービス運用を担当しています。具体的には、LP(ランディングページ)を訪れたユーザーが「もう少し検討しようかな」と思ってページから離脱しようとするタイミングでポップアップを表示し、LINEへ誘導していく手法です。そして、そのLINEの中でユーザーと対話をし、コミュニケーションを通じ、悩みに寄り添い、不安を解消し、いわゆるコンバージョンにつなげていくというもの。たとえば、ダイエット食品を検討しているお客様であれば、いきなり商品をアピールするのではなく、あくまでも一例ですが「今、ダイエットで悩んでいることは何ですか?」という質問を投げかけ、その悩みと合致する場合に商品をおすすめしていきます。つまり熱量のあるコミュニケーションで納得感を持って購入いただく流れになります。

起点にある、事業者側が「これを売りたい」という狙いに対して、Algoageが強みとしているのは、ユーザーインサイトや悩みをとことん突き詰め、ターゲットの解像度を上げた上でのアプローチです。その人に対し、何をどうアプローチすれば「良い」と思ってもらえるか、納得した上で購入してくれるのか、コミュニケーション設計から携わることができます。つまり一方的に押し付けるものではないということ。私がやりたいと思っていた「本質的なマーケティング」に近いと感じており、そこに携われること自体が大きなやりがいですね。また、そのプロセスを通じ、ユーザー一人ひとりの意思決定に深く関われるので「役に立つことができた」「貢献ができている」と感じられる瞬間もとても多いです。

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斎賀さんの働きがいBefore After

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「昨今、広告は「煩わしいもの」と見なされてしまうことが少なくありません。ただ、それは本来顧客になり得るユーザーの姿が見えておらず、アプローチの方法やタイミングを間違えてしまっているのかもしれません。そうではなく、商品を本当に求めている人と、その人に最適な商品を適切にマッチングさせていく。そのマーケティング手法に携われること自体、やりがいに直結しています。」

Algoageでこそ得られる「成長実感」がある

やりがいの一方で、ミスマッチをしないためにも知っておいた方がいい「厳しさ」について、斎賀さんはこう話す。

入社にあたり知っておいた方がいいのは、思考力や実行力など、求められるレベルが高いということです。ちなみにAlgoageはフルリモート・フルフレックスで働けるのですが、それはメンバー一人ひとりが自走し、高いレベルでの仕事を目指しているからこそ、成り立っているものだと思います。

また、マーケティングの世界は、常に新たな手法が生まれていますし、技術の進化も驚くほど早く、競争が激しい。インプットはもちろんのこと、一つひとつの案件に対し、多角的に思考を巡らせ、仮説検証を繰り返し、改善に導いていけるか。「なぜ良かったのか」「なぜ悪かったのか」を言語化し、学んだことを活かしていけるか。深く追求していく姿勢は欠かせないものとなります。

もちろん、入社前からそれら全てを完璧に備えている必要はありません。正直、私自身も入社前は「果たしてついていけるだろうか」という不安がありました。もともと「行動しながら考える」というタイプだったので、思考や分析には苦手意識がありました。ただ、Algoageに入社後はとにかく「自分の考え」を言語化する場面、思考力を求められる機会が多く、かなり鍛えられたように思います。一つひとつを「体験」のまま終わらせず、客観的に見つめ直し、PDCAサイクルを回し、学びとして吸収しながら「経験」へと昇華させていく。このプロセスを繰り返すなかで深い思考や分析も楽しめるようになり、大きな成長実感につながっています。つまり、そういった「成長したい」という姿勢があれば、どんどん機会が得られるということ。入社後1ヶ月間は実務に入る前にしっかりした研修がありますし、フィードバック文化も浸透しています。日常的なフィードバックにより、成長のためのポイントに気づくことができる。ここもAlgoageならではの成長環境だと思います。

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今後の目標について「現在チームのマネジメントも担っているのですが、メンバーたち一人ひとりの強みや個性を最大限に発揮できるような環境を作っていければと考えています。」と話す斎賀さん。「そしてみんなで一緒にこのチャットマーケティング事業を盛り上げ、さらに拡大していきたい。ここに強い思いがあります。」

「自分と関わる人たち」を幸せにしていくために

最後に、斎賀さんにとっての「仕事」とは一体どういったものなのだろう――。

私にとって仕事は、まさに人生の一部ですし、自分の存在意義を確かめられる場所でもあります。平日であれば1日8時間以上を費やすわけですから、そこで得られる経験は、人生においてもとても大切なもの。仕事を通して「自分は何を成し遂げたかったのか」「自分の存在はどうあるべきか」そんな人生の根幹に関わる「問い」と向き合うためにも、大切なものだと捉えています。私の根幹でいえば、おこがましいかもしれませんが、本気で「自分と関わる人たちみんなが幸せになってほしい」と思っているんですよね。それはクライアント企業、その先にいる消費者の方々はもちろん、部署のメンバーをはじめ、会社で関わる人たちも含んでいます。自分の行動一つで、周りの人々を幸せにしていく。そういった広い意味での「マーケター」をこれからも目指していきたいと思います。

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▼ 「アンビで転職しました」特別インタビュー


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