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いま、注目の領域は?

航空・鉄道・海運…活況な物流・交通サービス、動向と関連求人

掲載日:2018/07/05更新日:2021/02/19

グローバル化と共に「人・モノをいかに効率的に運ぶか」は重要なテーマになっている。そこで航空・鉄道・海運など今、活況な物流・交通サービスに注目した。現在、どのような求人募集があるのか、併せて見ていこう。

2020年に向け、国際線枠を増やす航空業界

まず見ていきたいのが航空業界だ。2020年に向けたインバウンド需要の高まりもあり、5年連続で、訪日観光客が増加している。

政府は訪日客受け入れ態勢の拡充に力を入れ「2013年から2020年までに、羽田・成田空港の年間発着枠を7.9万回増枠する」という目標を掲げた。羽田空港では国際線枠を拡張。2014年3月には実際に国際線42便84回分が増枠され、年間で約3万便増えたことが話題となった。

大手JAL、ANAの2社は、2017年度連結決算で両社ともに前年からの売上増収を記録。「ピーチ・アビエーション」「ジェットスター・ジャパン」などLCCに対する価格競争の対抗策にも出る。今後も航空業界は盛り上がりそうだ。

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リニア中央新幹線など新車両ぞくぞく、鉄道業界のこれから

次に見ていきたいのが、鉄道業界だ。例えば、北陸新幹線(2015年)や、北海道新幹線(2016年)の開業など、ここ数年では新幹線の開業が注目された。こちらも航空業界と同様に、2020年に向けたインバウンド需要を取り込む動きがさらに活発化している。

一つポイントとなるのが、新型車両投入や延伸。東京の私鉄でいえば、2018年2月には京王電鉄初の座席指定列車「京王ライナー」が走り始めた。また、同年3月には小田急電鉄が新型ロマンスカー「70000形」(愛称:GSE)を投入。東京メトロなどでも騒音・振動をへらす新型車両の導入を計画している。

2019年にはJRおおさか東線、沖縄都市モノレールなど、全国で延伸開業の予定も。まだ多少先の未来だが、2027年以降、東京~名古屋間を結ぶリニア中央新幹線の開業も控えている。今後も注目したい領域だ。

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海運に起こるイノベーション

最後にスポットをあてたいのが「海運業界」だ。じつは陸路における運送・運搬の代替策としても注目されている。これまで陸路には渋滞や運転ドライバーの人員不足など課題が多くあった。それらを海運で解決しようとする動きがある。海運にイノベーションが起これば、道路・橋梁など建設コストの削減にもつながるという期待がある。

ユニークな取り組みとしては「無人貨物船(無人水上艇:USV)」の研究開発だ。楽天は、グループの研究開発機関「楽天技術研究所」と、無人船舶運航ソリューションを提供する「Maritime Robotics(ノルウェー)」と手を組み、無人貨物船などに関する共同研究を進めていく。

また、日本郵船は「環境にやさしい海上輸送」に向け、海外企業とともに研究開発を進める。化石燃料ではなく、クリーンエネルギーを活用することで、持続可能な社会の実現を目指す。

今回取り上げた「航空」「鉄道」「海運」の各業界。求人募集も活況だ。多少なりとも興味のある募集があれば、ぜひ掲載終了となる前に[興味あり]をおすすめしたい。

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