REPORT
FC今治、香川ファイブアローズ…

プロスポーツに携わる選択肢。野球、サッカー、バスケ関連求人に注目

掲載日:2020/11/02更新日:2021/02/19

野球、サッカー、バスケットボールをはじめ、ますます盛り上がりを見せるプロスポーツリーグ。関連求人に注目した。

盛り上がりを見せる、プロスポーツリーグ

今、日本国内におけるスポーツリーグが盛り上がりを見せている。

たとえば、2016年9月にはバスケットボールのプロリーグ「Bリーグ」が開幕。ナショナルリーグ(NFL)、bjリーグという国内2つのトップリーグが統合された。

さらに2018年10月には、国内初となる卓球のプロリーグ「Tリーグ」が開幕。海外のスター選手も参加し、他国のプロリーグを上回る観客動員数を記録する。

もうひとつ、バレーボールにおいても、2016年に日本初のプロチーム「ヴィクトリーナ姫路」が誕生。2018年には、将来のプロ化に向けた新リーグも発足した。

実業団とプロチームの違いを見ていくと、最も大きなポイントは、チームの独立法人化だ。

たとえば、実業団チームの場合、基本的に選手は企業の社員という位置づけ。

所属企業の中で仕事を行ないながら、練習や試合を行なうことも多い。実業団チームでは企業が広告宣伝効果や社員の士気高揚を目的としていることも多い。

プロチームの場合は、選手たちは「プロ契約」を結び、純粋に選手として報酬を得ていくことになる。チーム運営という観点でいえば、プロ化することで、企業はビジネスとして観客数を増やすなど、取り組みを活発化させていく。

たとえば、「Bリーグ」は発足した2016 - 17年シーズンに観客動員数は前年比1.4倍となる約226万人を記録した(2015 - 16シーズンのNFLとbjリーグの総数との比較)(*1)。さまざまな競技でプロ化が進むことで、観客数や競技人口の増加が期待される。

スポーツビジネスの新たな潮流

そして今、プロスポーツチーム運営において「ビジネスとしていかに成長を持続するか」といった観点が重要視されるようになってきた。

好例として「横浜DeNAベイスターズ」で見ていくと、運営開始前の2011年と比較して、観客動員数は1.8倍に。ファンクラブ会員数は、実に14倍以上へ。

そこには、地域と連携し、スタジアムを核とした街づくりなどの積み重ねがあった。

たとえば、横浜スタジアムと協力し、座席の色をチームカラーの青(横浜ブルー)に統一。さらに、「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」などさまざまなイベントを展開してきた。

2016年には球場運営会社である横浜スタジアムを子会社化し、球団・球場の一体運営を開始している。

サッカーでいえば、元サッカー日本代表監督・岡田武史氏が会長を務めるFC今治では、地域を巻き込んでスタジアムを建設。2019年11月にはJ3に昇格を果たし、今後はさらなる昇格を視野に入れ、J2対応のスタジアムの建設も予定している。

また、バスケットボールチーム「香川ファイブアローズ」では、スポンサーになってくれた地元企業のDX推進や新規事業の創出なども手掛けていくという。

いかに地域におけるファンを獲得し、ビジネスとして収益を拡大させていくか。こういった観点で、多くのプロチームが新たな取り組みを仕掛けている。

こうした中、多くの運営企業があらゆる業界で経験を積んできた人材の積極採用を進めるケースも。つまり、求人・採用活動という観点から見ていくと、「異業界で培ったビジネスの経験」を求めるクラブやチームは少なくない。

2020年10月現在、各スポーツ領域において、営業企画、イベント企画・演出、新規事業開発、アートディレクターなど、さまざまな職種で募集が行なわれている。ぜひ、実際の求人をチェックしてみてほしい。

(*1)観客143%増の裏に見えた“伸びしろ” Bリーグ初年度を振り返る エンタメ編
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201705310006-spnavi
(*2)横浜DeNAベイスターズが5年間で来場者数を76%増やすためにやったこと
http://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1710/23/news038.html

お疲れ様でした!
一週間以内に「興味あり」した求人の合格可能性をお知らせします。職務経歴書を更新すると、合格可能性が高まります。
この記事を読んだ人におすすめの記事
最近ご覧になった求人に基づいたおすすめの求人
若手ハイキャリアのスカウト転職