2018年、スマホ決済を中心に、急激な盛り上がりを見せたキャッシュレスサービス。各社、大々的なプロモーションを仕掛け、陣取り合戦は加熱。2019年にもさまざまな企業の参入が予定されており、さらなる普及の加速に期待がかかる。
今回は、「LINE」「楽天」「メルペイ」キャッシュレスのキープレイヤーたちの求人に注目した。
2014年5月に、スマホ決済サービス「LINE Pay」をリリースしたLINE。2018年11月に、「LINE Pay」加盟店は100万超へ。
2019年2月には、子会社のLINE Pay社に対し、200億円の投資を決定し、さらなる普及拡大に向けた歩みを進める。
こうしたLINEでは、セールス職の募集が見受けられた。クライアント企業に対し、販売促進・集客などのソリューション提供を担っていくようだ。
楽天ペイ、楽天Edy、楽天ポイントカード、3種類のキャッシュレスサービスを提供する楽天。2019年3月に、1つのプラットフォームへ3サービスが統合することが発表された。
さらに4月には、楽天ペイメント社の新設も発表。新たな経営体制のもと、決済事業をどう拡大していくのか注目が集まっている。
こうした楽天では、「サービス企画」「セールス」「UXデザイナー」など、さまざまなポジションで募集が行なわれていた。
2019年2月、モバイル決済サービス「メルペイ」をリリースしたメルペイ社。その狙いの一つが、新たなメルカリエコシステムの構築だ。
メルカリは1200万人と言われるユーザーを抱え、その流通額は月間400億円超という規模を誇る。これまでメルカリ内で循環していたお金をリアルな店舗に展開し、メルカリエコシステムのさらなる拡大を目指す。
こうしたメルペイ社では、そのセールス専門の子会社である「メルペイコネクト」でセールス職の募集が行なわれていた。メルカリ社が持つ統計データを活用し、マーケティング施策や商品開発などの提案に活かせるなど、エキサイティングな環境にあると言えそうだ。