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トマトケチャップの国内シェアNo.1

カゴメが「総合職」採用へ。"食"を通じた、社会課題の解決を担う人材募集

掲載日:2020/06/30更新日:2021/02/18

2020年1~3月の純利益が、前年同期比42%増の16億円(*1)を突破したカゴメ。とくに昨今の情勢を受け、消費者の健康志向が一層高まる中、主力の野菜ジュースの売上が好調だ。そんな主力事業を軸に、同社では、AIを活用した加工用トマトの営農支援事業など新たな取り組みも進む。それに伴い、多様な人材を求め、中途採用に力を入れる。今回募集する総合職で得られるキャリアとは?

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AI活用にテーマパーク運営も。進む、カゴメの新たな取り組み

トマトケチャップ、野菜果実のミックスジュースのシェアでは、国内No.1(*2)を誇るカゴメ。

人々の健康への貢献をテーマに、「野菜」を使った数々の商品を手掛けている。

そんなカゴメでは、今後さらなる「健康寿命の延伸」「農業振興・地方創生」といった社会課題の解決に向けて、事業領域の拡大をはかる。

その1つが、2019年4月長野県諏訪郡富士見町にオープンした、野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」だ。農業や食、地域の魅力を体験できる施設は人気を博し、2019年は県内外から3万人以上が訪れた(*3)。

カゴメ野菜生活ファーム富士見の画像

もう一つ、新たな技術を活用した事業創出も進めている。

たとえば、2019年7月には、ドイツ「バイオズーム サービス社」と共同で、野菜摂取量の充足度をはかる『ベジチェック(R)』を開発(*4)。健康経営に関心の高い企業や自治体に向けて提供している。

べジ・チェックの画像

2020年4月からは、NECと5年かけて共同開発した、AIを活用した加工用トマトの営農支援事業もスタートさせた(*5)。これは、熟練栽培者のノウハウを習得したAIが、水や肥料の最適な量や投入時期などを教えてくれる。これにより、農家は栽培技術に左右されずに、収穫量を安定させ、栽培コストを抑えることができるとともに、地球環境に優しい持続可能な農業を実践できるようになる。

また、組織としても、「業務改革推進室」を設立し、DXを推進。カゴメ内の各部署の業務効率化に向けたシステム導入が進められている。

DX推進、営業…幅広いチャンスが広がる総合職

新たな事業創出を進める、カゴメ。こうした中、新たな人材募集にも力を入れている。

2020年6月現在でいえば、「総合職」で採用が行なわれていた。入社後、それぞれの経験やスキルに応じて、営業、DX推進、生産調達、野菜事業、研究、企画開発といったポジションに配属されるという。

それぞれのポジションでは、具体的にどういった業務を担っていくのか。簡単に紹介していこう。

■営業
スーパーやコンビニなどの小売店や外食店などに対して、商品の提案を行なう。顧客の新しい需要の掘り起こしに向け、社内の管理栄養士らと協力して商品を使ったメニューを提案なども手掛けていくようだ。

■DX推進
カゴメ社内のいわば「ITコンサルタント」の立ち位置で、各部署の業務効率化に向けた、システム導入を担っていく。

■生産調達
原材料の調達・購入をはじめ、品質管理、製造工程の管理やオペレーション、工場設備の運用等を担当する。

■野菜事業
野菜を用いた新たなビジネスモデル構築を担当する。過去事例としては、新鮮トマトの大型温室の立ち上げ畑や工場のかかる課題を解決する新サービス企画などが挙げられる。

■研究
原料の品種開発をはじめ、栽培技術の開発、栄養やおいしさなど野菜の価値分析、他研究機関・企業との共同開発を進めていく。

■企画開発
市場データ分析をはじめ、商品コンセプトや中身・パッケージ、販売立案までを担当する。

営業もテレワーク、フレックスタイム制のコアタイムは一時廃止

同社では、新たな「働き方」の導入も進められている。

たとえば、2019年4月には、「週2回かつ月10回まで終日のテレワーク」が可能な制度をスタート。新型コロナウイルスの影響下では時限的に「週2回」の上限も廃止し、全面的に「テレワーク」への切り替えを進めた。

もうひとつ、子どもがいる社員等の家庭の事情にも配慮し、フレックスタイム制のコアタイムを暫定的に廃止。サテライトオフィスの導入、工場での時間単位有休制度なども導入され、時間や場所にとらわれない、新たな働き方を推進している。

異業種出身者を歓迎。求めるのは新しい知見

最後に、カゴメで求められている人材について見ていこう。

今回募集を行なっている総合職採用では、食品業界での経験は必要とされず、多様な業界の出身者を歓迎している。

というのも、事業領域の拡大を進める上では、多様な業界・業種で培った経験・スキルを活かすチャンスがあるためだ。

とくに、カゴメでは「新しい意見を柔軟に取り入れていく」風土があるという。

たとえば、2019年に開園した、野菜の食育を行なう保育園「ベジ・キッズ」。これは、ある産育休を経て家庭と仕事の両立を経験した社員の、「働きながら、子どもへの食育もしっかりとできる環境があったら安心なのに」という想いから誕生した事業だ。現在、子育て期の従業員の継続的なキャリア形成や安心して働ける環境づくりを目的として運営されている。

べジキッズの画像

これまでの知見を活かして食を通した課題に取り組みたいという方には、多くのチャンスが広がっているといえそうだ。

ぜひ、少しでも興味を持った方は、まず求人票にある「興味あり」を押してみることをおすすめしたい。そうすれば、事前の合格可能性を受け取ることが可能だ。

参考
(*1)カゴメ、純利益42%増 1~3月 野菜ジュース好調 |日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO58666180Q0A430C2DTB000?s=1
(*2)KAGOME STORY2020
https://www.kagome.co.jp/library/company/about/pdf/pdf/kagome_story_2020.pdf
(*3)カゴメ、農業振興・地方創生|カゴメHP
https://www.kagome.co.jp/company/about/info/torikumi/agridev/
野菜生活ファームHP
https://www.kagome.co.jp/ysfarm
(*4 )べジチェックのレンタル・リースを開始https://www.kagome.co.jp/library/company/news/2019/img/190625_0700902.pdf
(*5)AIを活用した加工用トマトの営農支援事業を開始
https://www.kagome.co.jp/library/company/news/2020/img/200331002.pdf

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