超高齢社会を迎える日本。そして、テクノロジーが進化するなか、製薬業界にも変化の波が押し寄せている。今後起こりうる変化とは?そしてMR・製薬系の営業に求められるスキル・要件を考察する。
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AIやIoTなどテクノロジーが飛躍的に進歩している昨今、ヘルスケア・医療、製薬業界も大きな変化の兆しが見られる。
たとえば、これまで「ITの企業」と思われていた、GoogleやAppleがヘルスケア領域での研究開発を強化。Googleでいえば、2016年11月29日の発表において、糖尿病網膜症の早期発見につながる、深層学習(ディープラーニング)のアルゴリズムを開発した(※参照 『グーグル、糖尿病にともなう失明の兆候をディープラーニ
ングで早期発見へ』CNET JAPAN )。
また、遺伝子検査などを簡易化したり、遠隔から医師への相談できるサービスが誕生したり、ヘルスケア・医療分野に特化したベンチャー企業も急増。今後、電子カルテの普及や医療ビッグデータ活用なども進むと見られる。
IT×ヘルスケア医療、製薬はさらに加速していくはずだ。たとえば、臨床試験においてもテクノロジーの進化を受け、効率化される。つまり医薬品における開発の流れ・工程も変化していくはずだ。こういった時代の変化を受け、新たな医薬品が続々と誕生していくと考えられる。
こういった業界を取り巻く状況や社会が変化していくなか、これからのMR・営業に求められていく素養を見ていこう。それは大きく2つだ。
・情報における高いアンテナ
自社の医薬品に対する理解と同時に、業界のトレンドの把握が必須になる。社内外で情報を素早くキャッチアップし、医療従事者に対して正確に届けていくことが必要。また医療従者から得た情報を自社内フィードバックしていくことも重要。そのようにして事業企画などに貢献することで自身のキャリアをひらくきっかけになる。
・医療従事者との間で築く真のパートナーシップ
MRや製薬系の営業に限ったことではないが、これからの時代は「人」にしかできない仕事、より創造的な仕事への価値が高くなっていく。たとえば、AIが普及することであらゆる業務・対応が効率化されていく。単なるオペレーション・情報提供だけであれば、システムやAIに取って代わられる可能性が高い。そのため自身の強みとなる専門性を磨き、医療従事者、そして患者が抱える課題と真摯に向き合った、独自性のあるソリューションが欠かせない。
同時に人々の健康や命に大きく貢献していく、その喜びが感じられる仕事でもある。時代の変化をプラスと捉え、自身の介在価値を高めていきたい。そういった方にキャリアの可能性は大きく開かれている。
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