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国内ヘルスケア市場、2025年に33兆円超へ

テクノロジーが変える “医療の未来”
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掲載日:2020/04/15更新日:2021/02/19
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医療・ヘルスケア分野では今、さまざまな変革が起こっている。AI、IoT、ビッグデータなどを活用した、新たなサービスや事業が続々と誕生。あらゆる業界・業種の企業が参入を進め、ベンチャーも立ちあがっている。今回は、同領域の最新動向と併せて、企画・マーケティング職の求人にスポットをあてて見ていこう。

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国内ヘルスケア市場、2025年に33兆円超へ

ヘルスケア市場が成長を続けている。

2016年におよそ25兆円だった国内市場規模は、2025年に33兆円超へ。つまり、およそ10年の内に30%以上の成長が期待されている(*1)。

マーケット拡大の大きな要因となっているのが、高まる高齢化問題だ。すでに4人に1人は65歳以上となり、年々その割合は高まっている。さらに世界に目を向けてみても、先進国に加え、新興国でも高齢化は大きな課題に。シンガポールやタイなどでも高齢者(60歳以上)の割合は15%を突破した。医療費支出をいかに抑えていくかが、世界各国の課題となっていると言えるだろう。

こうした社会課題を解決する一つのアプローチとして期待されているのが、テクノロジーの活用だ。AI、IoTやウエアラブル端末、ビッグデータなどを用いた新たな「医療・ヘルスケア」サービスが次々に登場している。

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Google、Apple、Amazon…ヘルスケア領域に参入する、大手IT企業

そして今、「医療・ヘルスケア」領域には、異業界の企業参入が相次ぐ。たとえば、Google、Apple、Amazonなど、世界の大手IT企業が積極的な事業展開を仕掛けている。

Appleは2018年9月に発売された『Apple Watch Series 4』に新たに心電図センサーを搭載。加えて、「心拍数の変化を監視し、不審な様子があればユーザーに通知する」など健康・医療面の機能を拡充した。Googleにおいては、AIによる画像診断サービスや手術ロボットの開発を推進。Amazonは2018年1月にヘルスケア企業を新たに設立している。

国内においてもその流れは同様だ。楽天は2017年11月、新しいがん治療法として注目される「光免疫療法」の商業化を進める米ベンチャー「アスピリアン・セラピューティクス」への投資を行ない、持ち株適用会社へ。会員の健康データと組み合わせた医療サービスを展開していく方針を示した。

その他、商社、メーカー、エンターテイメントなどあらゆる業界の企業が参入を表明。他社との連携の動きも活発だ。

続々と生まれる注目のヘルスケアベンチャー

変革の真っ只中にある「医療・ヘルスケア」領域、多くの有望ベンチャーも誕生している。

たとえば、AIを使った予防ヘルスケアサービスを展開するFiNC社。AIがダイエットをサポートするアプリ「FiNC」などを展開している。2018年9月には資生堂やロート製薬などから55億円の資金調達に成功。日本経済新聞社が発表したNEXTユニコーン108社にも選出された(*2)。

さらに、手術支援ロボット開発、名医が探せる情報サイト、遠隔医療サービスなど、新たなサービスを手がけるベンチャーの設立が相次いでいる。

ヘルスケア業界において、ベンチャー企業がどのような変化を巻き起こしていくのか、期待が高まる。

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医療・ヘルスケア領域の「企画・マーケティング職」、求人傾向は?

では今、医療・ヘルスケア領域ではどういった求人募集が行なわれているのか。とくに今回は、新たなサービスの開発や、市場に広めていく役割を担う、企画・マーケティング職に絞って見ていこう。

▼メドレー/WEBマーケター
医療・介護領域の採用管理システムやオンライン診療アプリ、オンライン医療事典など、IT×インターネットサービスを展開。直近2年間で3つの新規事業を立ち上げるなど、新規サービスの立ち上げにも積極的だ。

今回は、WEBマーケターで募集が行なわれていた。コンセプトや方向性を決める段階からサービス立ち上げに関わっていったり、オフラインも含めた総合的なマーケティングを手がけていったりと幅広い業務経験もできるようだ。

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▼キャンサースキャン/マーケテイングプランナー
健康診断や疫病予防などの予防医療サービス普及のためのマーケティング戦略・実行を手がけている。さらに近年では、医療領域におけるAI技術の開発にも注力しているようだ。

今回は、ソーシャルマーケティング戦略・実行案の企画・開発を行なう担当者募集が見受けられた。全国の自治体に向けた検診受診率向上、予防医療サービス普及に向けた案件を主に手がけていくという。特定職の経験は求めておらず、マーケティング系職種への職種転換を考えている方にとって、注目の求人だと言えそうだ。

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仕事を通じて、社会的な課題解決を担っていく――そういったミッションを持つポジションが多く見受けられた。社会をアップデートし、人々の人生の充実や幸せに貢献していく醍醐味があると言えるだろう。募集中の求人の中には、異業種からの挑戦が可能な求人も少なくない。ぜひ求人情報をチェックしてみてほしい。

▼参考
(*1)次世代ヘルスケア産業協議会の今後の方向性について
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoujo/jisedai_healthcare/pdf/007_02_00.pdf
(*2)企業価値、22社が100億円以上 NEXTユニコーン調査
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23487810U7A111C1EA8000/

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