コロナ禍での巣ごもり、リモートワークなどで、ジュース・菓子類など「おやつ業界」にも変化が見られる。各メーカーが取り組むのは、アプリを駆使したキャンペーンや、デジタルを活用した社内業務の効率化など。それらの取り組みと共に注力求人を見ていこう。
日常的に口にする炭酸飲料、菓子など、各メーカーでは、デジタルを活用したさまざまな取り組みを行なっている。
たとえば、日本コカ・コーラでは公式スマホアプリ「Coke ON(コークオン)」を展開。2021年1月末時点で、アプリのダウンロード数は2500万件を突破し、ファンを増やす。
対応の自動販売機にて、同アプリでドリンクを購入することで、スタンプを獲得。15個貯まると同社製品との交換チケットが手にできる。
さらに2021年4月中旬からは「Coke ON」を活用したサブスクサービスも開始。月額2700円で毎日1本、飲料を自販機から選んで受け取れる。自販機経由の売上増を図る。
菓子、飲料、冷菓などを手がける老舗メーカー「ブルボン」。同社では日々大量に発生する注文受付のシステム化を行なっている。これまで大量にあった、各地の卸売業者・小売店から注文書処理。フォーマット化されておらず、FAXでの対応も多かった。AI-OCRソフトウェアの「Flax Scanner」を導入し、電子データ化し、基幹システム側での処理を行う。
また、製造設備における資産管理業務でも、RFID(無線周波数識別子)を導入。管理業務・作業の効率化や改善、精度向上を図っている。
その他、グローバル展開、デジタルマーケティング、ブランド強化など、変革を推し進める「清涼飲料水・製菓メーカー」の求人をAMBIでは多数掲載中。気になる求人に「興味あり」を押し、合格可能性判定を受け取ろう。
参考:
日本コカ・コーラ担当者が解説! 公式アプリ「Coke ON」はなぜ成功したのか?
https://news.mynavi.jp/itsearch/article/marketing/5162
日本コカ・コーラ、自販機サブスク 月2700円で毎日1本
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ187IT0Y1A310C2000000/
ブルボン、AI-OCRを導入し、ファクス注文を基幹システムにデータ連携
https://it.impress.co.jp/articles/-/19146
デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務効率化 RFID利用による資産管理業務を実施!
https://www.atpress.ne.jp/news/176688