大手企業が続々導入「タレントパレット」提供SaaS企業が営業、開発エンジニアなどを積極採用中

そうそうたる大手をはじめ2000社以上の法人が導入するタレントマネジメントシステム『タレントパレット』（契約数990社 22年9月末時点）。提供しているのは、プラスアルファ・コンサルティングだ。実は同プロダクト以外にも『見える化エンジン』『カスタマーリングス』などのクラウドサービスを提供し、複数の収益の柱を持つ。2022年売上高でも79億円（前年比29.3％増）と成長。堅調に推移するなか、2023年、営業、コンサルタント、開発エンジニアなど複数ポジションで増員を図るーー。

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大手・中堅企業シェアNo.1『タレントパレット』

テキストマイニング、データマイニング、AIなどの技術を強みに、「膨大な情報をテクノロジーで見える化する」サービスを提供するプラスアルファ・コンサルティング。

2023年現在、売上を牽引しているのが、創業から16年のSaaSビジネスノウハウを活用して立ち上げた同社3つめのサービス『タレントパレット』。人材配置、育成、採用、離職防止をワンプラットフォームで実現するタレントマネジメントシステムだ。

・労働力不足の深刻化に伴い、既存社員のリソース活用を最大化していく必要がある

・コロナ禍で優秀な人材の流出、リモート勤務による社員への理解度の低下が進み、従来の人事制度では対応しきれなくなった

などの時代背景・ニーズをとらえ、導入企業社数は2000社を突破。2022年時点で、社員300人以上の大手・中堅企業におけるシェアはNo.1（*）となり、HRTech市場において存在感を示している。

（*）https://www.talent-palette.com/

社員にひもづくデータ（（評価、スキル、適性、モチベーション、キャリア等）などを分析しながら、人材配置、育成、採用、離職防止をワンプラットフォームで実現するタレントマネジメントシステム。日本版のジョブ型雇用の支援機能、人的資本情報ダッシュボード構築支援、研修管理リスキリング対応機能なども搭載。導入企業の解約率は、驚異の0.41％（*）。一度導入すると、人事の現場において欠かせないツールになっている。
（*）一般的にSaaSサービスを成長させるには、解約率は月3％未満を維持するべきといわれている。

さらに注目すべきは、導入企業のうち4割以上を、社員数1000名以上のエンタープライズ企業が占めている点だ。

大手からも選ばれる最大の理由は、『タレントパレット』を使えば、人事の業務効率化みならず、データを理論的に活用して組織における「ヒト」の力を最大化して企業を成長させる「科学的人事」までをオールインワンで実現できる点にある。

近年、経済産業省が、人材を企業成長の源泉となる「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出す「人的資本経営」で中長期的な企業価値向上につなげるよう企業に提唱。

まさに「人材戦略」が経営戦略の核心となってきた今、『タレントパレット』へのニーズはさらに高まっていくと言えるだろう。

タレントパレットの先に広がる成長戦略

導入社数を伸ばしている『タレントパレット』。同社が見据えるのは、その先のデータ活用だ。

『タレントパレット』に蓄積された人材データ（評価、スキル、適性、モチベーション、キャリア等）を、精度の高い人事周辺サービスに活かしていく。

たとえば、人材紹介・採用の現場では、まだ履歴書や業務経歴書をもとに面談を行なっているケースが多い。ここに、『タレントパレット』に蓄積されたデータを活用することで、たとえば自社で活躍する社員に類似する人材をマッチングすることも容易になる。

そのほか、研修・育成の現場においても、社員のステータスやスキルに合わせた研修をレコメンドすることも可能だ。

また、これでおわりではない。

SaaS事業の基盤をもとに5~6年ごとに新たな事業を立ち上げてきた同社では、既に教育支援サービス、営業支援サービス立ち上げに着手している。

2026年には、売上高約180億円、利益率40％成長を目指し、チャレンジを続けている。

『見える化エンジン』『カスタマーリングス』が「顧客の見える化」を実現するマーケティングツールであったのに対して、3つめとなるタレントパレットは「社員の見える化」を実現する。加えて、4つめ、5つめとなる新規事業も立ち上げ中。新しいサービスの立ち上げから関わっていくチャンスもあるだろう。

セールス、コンサルタント、開発エンジニアなど複数ポジションで採用強化

こうしたなか、2023年2月現在、セールス、コンサルタント、経理、エンジニアなどのポジションで募集を行っている。

特に今回採用を注力していくタレントパレット事業部の既存社員に関していえば、ダイレクトリクルーティングサービスの営業、無形商材の法人営業、企業人事などの出身者が在籍。

共通するのは、サービスへの”共感”と機能理解への前向きな”吸収力”だ。

経営戦略の核となる人材領域、そのなかでも特に成長産業であるITサービスを扱っていきたい。そんな方には見逃せない求人となるはずだ。