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旅行関連の求人が続々と

観光ビジネスがますます面白く――業界に起こる大変革

掲載日:2019/05/24更新日:2021/02/18

旅行・観光ビジネスに大きな変化が起こっている。Airbnbをはじめ、民泊などの新サービスがぞくぞくと登場。訪日観光客における国内旅行の人気も高い。今後、業界はどのような変化を迎えるのか。求人情報とともに見ていこう。

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観光ビジネスは今、大きな転換期にある

2018年は、旅行・観光業界全体に大きな変化が起こった年だと言って良いだろう。観光ビジネスへ新規参入する企業が相次ぎ、世間をにぎわせた。

その一社が「LINE株式会社」だ。2018年6月より『LINEトラベル』をスタート。ホテルの比較サービスや、旅行プラン・オススメスポットの推薦といった、サービスの幅を拡充させていく。また、『DMM TRAVEL』のリリースに加え、メルカリも旅行領域への参入を発表し話題となった。

加えてベンチャー企業からは、今までの旅行のあり方を覆すようなサービスが次々とリリースされている。

たとえば「株式会社バンク(2017年設立)」が開始したのが『TRAVEL Now』、後払いで旅行に行けるサービスだ。また「株式会社Hotspring(2017年設立)」は、ユーザーに対して旅行先から提案を行う『ズボラ旅 by こころから』をリリース。旅行に潜在的なニーズを持つユーザーも取り込んでいる。

もう一つ、2018年6月には民泊解禁という大きなニュースも。「Airbnb」をはじめとした民泊マッチングサービスが今後どのように広まっていくか、注目が集まっている。

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訪日観光客が増加、インバウンド需要を取り込む動き

2020年に向け、訪日観光客は急増する見込みだ。

とくに中国をはじめ、アジア圏からの観光客に人気がある日本。「爆買い」が話題になったりと、ビジネスとしてのチャンスも広がりを見せる。

こういった中、インバウンド事業・観光ビジネスを行なう企業も市場開拓を進めている。実際にこういった企業による積極的な人材募集も行われている状況だ。

たとえば2018年10月現在、中国テックジャイアント「アリババ」が積極採用を行っていた。募集するのは、中国人向け・旅行商品専門の販売プラットフォーム『Fliggy』の営業職。アカウント開拓などがミッションだ。その他にも、外国人旅行客向けサイト運営会社では編集職の募集を行っていた。インバウンドビジネスは、今後さらなる広がりを見せていくと言えそうだ。

旅行・観光関連のサービスを作るポジションも求められる

ホテル・旅館の予約サイトをはじめ、ポータルサイト、クチコミサイト、情報サイト、スマホアプリなど「旅」関連のサービスが多様化している。

そこで求められるのが、サービスの企画から開発を担うポジションだ。たとえば、旅行サイトを手がけるエンジニア、デザイナー職募集も活況となっている。その一例を見てみよう。

2018年10月現在、下記の求人が見受けられた。

・楽天株式会社…「楽天トラベル事業」に携わるSEOスペシャリスト、広報・PR
・ホテル予約手配サービス運営企業…SE
・コミュニケーションアプリ企業…トラベル事業のマーケティングプランナー

SEC

「地域活性化」の責任者募集など、ユニークな求人も

最後に紹介したいのが、観光による地域活性化などの求人だ。

たとえば、観光活性化ファンドの投資先DMO(観光でまちづくりを行なう法人)における経営者・事業責任者の募集も見受けられた。

観光地のブランドづくり、情報発信・プロモーション、マーケティング、戦略策定などを手がけ、推進主体として観光地域づくりに携わっていく。地方創生が注目されるなか、見逃せない求人だろう。

今後も活況が見込まれる旅行・観光ビジネス。気になった求人があった方は、掲載終了前に、ぜひチェックしてみてほしい。

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