AbemaTVの登場で、インターネット × テレビのあり方はどのように変わっていくのか。今、まさに過渡期を迎えている業界。同時に求人募集も活性化。募集職種と併せて見ていこう。
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今後、インターネットによって「テレビ」のあり方はどう変わっていくのか、大きな注目を集めている。その大きな引き金になったといってもいいのが、2016年に開局したネットテレビ局「AbemaTV」だろう。サイバーエージェントとテレビ朝日が共同で開局。地上波テレビにおける視聴率低迷が叫ばれる中、急成長中。2017年8月時点で、アプリダウンロード数が2000万を突破している。
そして、大きな話題をさらったのが、元SMAPメンバーの3人が出演した「72時間ホンネテレビ」だ。トータルでの視聴数は7200万回超を記録し、その影響力の大きさを示した。一般層にも認知を広げるカタチとなったと言っていい。CM出稿をするスポンサー企業の注目も高まっていくだろう。
その他にも、Netflix、Hulu、U-NEXTなど、いわゆる「ネット動画配信サービス」の成長・普及も、国内においてものすごいスピードで進んでいる。テレビ局、大手通信会社としても、もはや「インターネット」を無視できない時代へ突入している。
(ネット動画配信サービスの市場規模は、2016年で対前年16%増の1636億円。2021年には2369億円まで拡大すると予想されている。 *)
(*)GEMStandard - プレスリリース
https://gem-standard.com/news_releases/142
近年、ネットテレビ・動画配信サービスにおいて特徴的なのが、質の高いオリジナルコンテンツの制作を行なっているということだ。
たとえば、2016年Netflixではオリジナルコンテンツの制作に費やした金額は、50億ドル(約5600億円)。映画にも匹敵する、もしくは凌駕するクオリティでの制作を行う。これまで映画やテレビ業界を主戦場としていた、クリエイターたちに新たな活躍の場が生まれたといってもいい。こうしてファンを獲得していったNetflixは、事実、2017年1月、過去最高の四半期決算を発表した。
日本においても先に挙げた「AbemaTV」では、テレビ朝日における映像制作技術やテレビ制作のノウハウが活かされている。且つ視聴者からのコメントをリアルタイムで拾い上げることができるインタラクティブなコンテンツ、ネットの強みを活かした企画が目立つ。地上波にはできないコンテンツで確実に視聴者を増やしている。
それでは今、同業界においてどういった求人が募集されているのか。特に多いのがエンジニアの募集。さらなるサービス&システム開発の強化を図る狙いが読み取れた。
また特に注目したいのは、「日本最大級の映像配信企業におけるデータ分析」を担うポジションでの募集があったこと。動画配信サービスでは、あらゆるデータの収集が可能。たとえば、年齢や性別、趣味嗜好、「どういう動画がどれだけの時間、いつ見られているか」を分析する。今後、どのようにデータを活用し、サービスを運営していくか。携わっていける可能性もあるといえそうだ。
斬新な企画・サービスが続々と生まれているインターネットテレビ&動画配信サービスの領域。今まさに盛り上がりを見せている業界、さらなる成長が見込める領域に挑戦したい方は、見逃せない求人が多そうだ。
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