REPORT
CUCグループ|東証グロース上場

医療機関向け経営支援、ホスピス、訪問看護...社会課題にビジネスで挑むCUCグループ

医療機関の経営支援、ガン末期や難病の患者向けホスピス事業、居宅訪問看護事業などを展開し、医療課題の解決に取り組むヘルスケアベンチャー「CUC(シーユーシー)」。2023年6月に東証グロース市場に上場し、事業・組織のさらなる成長を目指す。同社の事業概要と併せて、今まさに活躍しているメンバーたちの「声」をお届けする。

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「医療の不と負」の抜本的な解決を目指して

医療業界が抱えるさまざまな課題解決に向けて、多角的にアプローチしているヘルスケアベンチャー「CUC」。

2014年の創業以来、「医療という希望を創る。」を使命に掲げ、山積する医療課題の抜本的な解決のため、超高齢社会においてニーズが高まる分野にサービスを拡大。主に、医療機関支援、ホスピス、居宅訪問看護と、3セグメントを通じ、垂直的な医療総合サービスを展開している。

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たとえば、「医療機関向け経営支援事業」では、医療機関の経営に関する全てのフェーズにおいて支援を行っている。マーケティング、経営管理、医療従事者の採用支援・定着、非効率な運営オペレーションなど、経営・運営に関する多様な課題を抱え、厳しい状況にある医療機関は少なくない。こうした課題を抱える医療機関に対して、同社では経営支援人材を派遣を含めたサービスを提供することで日々の運営から事業成長までワンストップで医療機関を支援している。

また、がん末期や難病の患者向けの「ホスピス事業」は、今後も積極的に投資していく領域のひとつ。今後日本では、医療依存度が高く自宅での介護が難しい人たちに向けた医療の受け皿が不足することが予想されており、地域医療の早急な整備が求められている現状だ。こうした課題をうけ、同社ではホスピス事業を通じて、「もう一度前を向いて生きることができるように」と心身両面でのケアをしている。

主要事業の連携により、医療機関、医療人材ネットワークの拡大、グループ内や支援先医療機関間での患者紹介、グループ内での人材移動による採用魅力度のアップなど、単独事業では得られない大きな価値につなげている。

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CUCが支援する医療機関は年々全国に増え、106拠点(2023年9月末時点)に。ホスピス事業では自社運営のホスピス型住宅が全国37施設(2023年9月末時点)、居宅訪問看護事業では89拠点(2023年9月末時点)の訪問看護ステーションを運営している。

2023年6月に東証グロース市場に上場。さらなる成長を目指す

創業以来、事業領域の拡大を続けているCUC。売上収益においても成長を続け、昨年度の既存事業における売上高は前年比で約20%伸張。組織も拡大し、CUC単体従業員は453名、グループ連結従業員は3,000名を超える規模へ。2023年2月にオフィスを増床移転、2023年6月に東証グロース市場に上場し、今後も事業・組織の両面で、さらなる成長を見据えている。

また、日本国内で培ってきたノウハウを活かし、海外事業にも力を入れている。2023年11月時点では、ベトナム、インドネシア、シンガポール、米国に進出。ベトナムでは、グループ初の自社運営医療機関となる総合診療クリニック「Tokyo Family Clinic」を2023年10月に開設し、生活習慣病患者が増加傾向にあるベトナムの健康課題解決に取り組んでいる。その他、2023年7月には、米国での本格的な事業展開に向けて、CUC America Inc.を設立。今後、買収、提携の機会を探索しているという。

国内外の医療課題を解決するべく、事業拡大をハイスピードで続けている同社。AMBI上でも複数のポジションで求人を掲載している。医療課題の解決に向き合いたい、日本そして世界をより良くしたい。そういった志を持つ方にとって、多岐に渡る活躍の機会があるはずだ。募集の詳細は、ぜひ求人をチェックしてほしい。

活躍メンバー2名が語る「CUCの魅力」

CUCには、多様なバックグラウンドや価値観を持った社員が働いており、活躍のフィールドも幅広い。ここからは、現在活躍中のメンバーたちが語る「入社の動機」、「仕事のやりがい」「CUCの魅力」などをお届けしていく。※所属部署は取材当時のものとなります。

■ 堀本 浩二|医療機関向け経営支援事業 拠点マネージャー(入社2年目)
飲食店→医療機器代理店販売→CUC

▼入社動機
大学卒業後は、飲食店勤務を経て約7年間ほど医療機器の営業をしていました。営業活動を通して地域の病院が抱える経営課題や医師や事務長の悩みにふれ、より深く病院経営を支える仕事がしたいと思い、CUCに中途入社しました。

▼現在の仕事内容/醍醐味や印象に残った経験
今は、東海地方にある病院に常駐しながら、拠点マネージャーとして病院の経営状態の改善に向けたコンサルティングを行っています。単に病院の業績改善を支援するだけではなく、病院のカルチャー形成や人材育成の支援にも取り組みます。

また、大型の病床再編プロジェクトにも携わっており、院内のレイアウト変更や地域の連携機関との協力体制構築、スタッフの働きやすい環境整備などの業務を一つひとつ前に進めています。病院経営の支援を通して、ヒト・モノ・カネ・情報といった経営とマネジメントに必要な一連のテーマを学ぶことができることは、この仕事のやりがいだと思います。

元々飲食業界で効率化を重視して働いてきた身としては、医療業界は業務効率を高められるのびしろがたくさんあると感じています。より患者様に必要で本質的な医療サービスに投資ができるよう、業務改善を進めながら、地域に愛される病院づくりをサポートしていきたいです。

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■ 出射 直明|医療機関向け経営支援事業 (入社2年目)
アプリ開発会社→医療法人を支援するベンチャー企業→CUC

▼入社動機
大学卒業後は、友人らとアプリ開発会社を起業し、経理や法務など主に管理部門を担当していました。起業をしてしばらくした頃、母親ががんで在宅医療を受けることになりました。その出来事をきっかけに、医療業界に貢献したい気持ちが大きくなり、起業した会社を退職して、医療業界に転職しました。

その後、CUCへの中途入社を決めたのは、私が医療業界に興味をもった原点の「在宅医療」の支援を基幹事業としていたからです。また、会計士や税理士の資格を持つプロフェッショナルな方が多く集まっていて、学べる環境がある点にも惹かれました。

代表との面接でも、会社の将来像を明確に話してくれた上で、「まだ発展途上の組織だから、全員で創っていこう」とフランクに話してくれたことが印象に残っています。医療業界を良くするために、社歴や年齢問わず新しいチャレンジをし続けられる環境だと感じて、入社を決めました。

▼現在の仕事内容/醍醐味や印象に残った経験
当社が経営支援を行う医療機関の数値管理や、経営指標のモニタリングが主な仕事内容です。全国数十拠点の訪問診療を行うクリニックや病院に対して、各拠点のマネージャーたちとやりとりをしながら、適切な予実管理をサポートしています。

バックオフィス業務でありながら、医療現場で働くマネージャーたちと関わることが多いのがこの仕事の面白さだと感じています。たとえば、最近、毎月全拠点に共有する数値モニタリングシートの正しい読み解き方を学ぶ勉強会をはじめました。各指標の数値をどのように見ていけば良いのかレクチャーを行い、各数値を改善するためにはどんな施策が必要なのか、マネージャーたちと議論を深めています。数値に強いスタッフを全国に増やすことで、クリニックの経営基盤を強くし、訪問診療の普及に貢献していきたいです。

最後に、実際に働く上で気になる社内制度について見ていこう。同社には、医療現場に向き合う上で必要となる知識や制度をインプットできる機会や、社員の働きやすさ、キャリア支援が充実している。

CUCの社内制度
■ 自発的な学習機会の提供
・オンラインビジネススクール(グロービス学び放題)
・読書会(書籍購入負担)
・社員が自身の専門領域で講師として講義を行う「CUCアカデミア」
・資格取得補助
・医療知識や制度を学ぶ研修(医療現場職向け)
■ 働きやすさをサポートする制度
・持株制度、確定拠出年金制度
・心の健康支援制度
・社宅・単身赴任制度・帰省制度・引越し手当(転勤ありの場合)
■ 自ら希望のキャリアを描ける制度
・グループ内公募制度「DREAM」
社員自身で、CUCグループの各社・各事業部への異動希望を提出できる制度。主体的にキャリアを選ぶ機会として活用されている<。
・自己申告アンケート
職務への満足度やキャリアの意向について、自身の考えや希望を会社に申告する制度。社員が自発的にキャリアを切り拓くことを支援している。

医療業界を面で捉え、幅広い仕事ができるCUC。少しでも気になった方は、ぜひ求人の詳細をチェックしてみてほしい。

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