INTERVIEW
DONUTS

20代ラスト、夢に近づくための武者修行へ。ゲーム業界出身の彼が「DONUTS」を選んだワケ

掲載日:2024/02/21更新日:2024/02/21
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ライブ配信サービス「ミクチャ」をはじめ、ゲーム事業、クラウドサービス事業など、多岐にわたる事業を展開する株式会社DONUTS(以下、DONUTS)。もともと前職ではゲームディレクターをしていた彼は、なぜDONUTSへ?そこには「人と人がつながるきっかけをつくりたい」という志、そして、そのために「より高いレベルの仕事が求められるタフな環境で経験を積みたい」という覚悟があった。

28歳、もう一段ギアを上げて仕事に打ち込みたい

まずは転職を考えるようになったきっかけから伺ってもよろしいでしょうか。

そうですね。いろいろあるのですが、20代ラスト、もう一段成長するために勝負をかけたい。そう強く思ったのがきっかけだったように思います。もともと前職は、ゲームディレクターをしていたのですが、ゲーム以外でも、自分の培ってきた経験・スキルを生かしてみたい。より成長ができる環境でチャレンジしてみたいと考えるようになりました。

年齢的にも20代後半に差し掛かり、もう一段高いレベルの仕事が求められるタフな環境に身を置き、全力で仕事に打ち込むなら「今」だなと。ちょうど担当していたタイトルが終わるタイミングも重なり、転職を本格的に考えるようになりました。

そのなかでも、DONUTSを志望した理由とは?

まず、私自身の座右の銘にも近いのですが、新卒の就活時から「人と人がつながるきっかけをつくる側になりたい」という志を大切にしてきました。DONUTSでもそこを追求していけると思い、志望しました。

特にDONUTSは「複数ある自社サービス同士を掛け算する動き」をアグレッシブに進めていた。ファッションイベントや雑誌媒体などもグループジョインさせており、それらを既存のライブ配信サービス「ミクチャ」と掛け合わせるなど、まさに「人と人をつなげるきっかけづくり」を実践している点に惹かれました。

これは入社してからより実感している部分でもあるのですが、多様なサービスを自社で持っているからこそ、他社よりも一歩、二歩早く、企画を仕掛けていける。ライブ配信サービスを運営する企業はたくさんありますが、スピード感を持って形にしていける点はDONUTSならではの強みだと思います。

また、選考の過程で、今の上司と出会えたことも大きかったですね。その方は、僕と同じくゲームやエンタメのバックグラウンドをもっていて、ゲームディレクターの仕事理解もあるうえで「その経験を生かせるよ」と言ってもらえた。人柄にも惹かれて「この会社で働きたい」と志望度が高まったのを覚えています。

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入社前の面接について「DONUTSの面接ではミクチャのアプリの改善提案をスライドにまとめてプレゼンしました」と語ってくれたNさん。「ディレクターの目線から、アプリを初めて使う人はどう感じるか、どこで離脱しそうか、具体的な改善案と期待できる効果などをまとめた簡単なもの。そのインパクトが大きかったみたいで、入社してから今の上司に『さっき面接ですごい奴がきたぞ、と当時社内で盛り上がった』と言われましたね(笑)」

ミクチャ発「オーディション企画」仕掛け人に

DONUTSでの仕事内容について、直近で手掛けた企画など含めて伺わせてください。

それでいうと直近では、社内のファッション誌の専属モデルオーディションを手掛けました。ミクチャは、ライブ配信を行うとリスナーからポイント(投げ銭)が貯まっていく仕組みなのですが、これを上手く使って「期間内に最も多くポイントを獲得したライバーが、ファッション誌のモデルになれる」という企画で、すごく盛り上げることができました。

ちなみに、このポイント設計は、ゲームディレクター時代の経験も活きています。たとえば、ゲリラ的にボーナスチャンスを仕掛け、ライバーにはモチベーション高く参加してもらう。その様子をみたリスナーにも「応援してあげたい!」という気持ちを喚起させていく。そういったゲーム的な要素もヒットの要因だったように思います。

DONUTSがおもしろいのは、その企画発案から調整・実行まで、まるっと一人に任せてもらえること。ヒットが生まれれば「自分が仕掛けた」と実感ができます。

いくつかの読者モデルオーディションは、編集部に私が社内営業したことがきっかけでスタートしたんですよね(笑)編集部に行って「ここが今世間では話題のスポットで、ミクチャのライバーにも相性がいいです!1位になったライバーさんをモデルに起用して撮影を行うイベントを実施してみませんか?」とプレゼンをし、「すごくいいね」「やろう」と。編集部のみなさんからもどんどんアイデアが出てきて、気付けばかなり大がかりなイベントが出来上がっていきます。

当然、イベントを運営していく上で、応募者選考から関わりますし、勝ち上がったライバーさんの撮影立ち会い、カメラマンやヘアメイクさんとの連携、雑誌誌面のイメージを固めていくような業務など初めてのこともたくさん経験ができました。今までゲームディレクター時代には全く想像もしていなかったような業務ばかりだし、これまで接点のなかった領域のプロたちとも肩を並べて仕事ができる。ここはすごくいい経験でしたね。しかも、自分がオーナーとして進めている案件は他にも複数あるので、止まっている暇がない。かなりアグレッシブに動いていく。DONUTSに入社してからかなり濃密な時間を過ごしており、必然的に成長できている実感があります。

一方で、裁量が大きいというのは、裏を返せば、全責任は自分にあるということ。ミスした場合のリカバリーも、自分でなんとかするしかない。ピンチに陥って、物事の判断を迫られた時。リカバリーを図っていかなければならない時。組織や上司に依存して社内承認とって進めていくのではなく、自分でどんどん各所に働きかけていけるか。助けて欲しいと声をあげ協力を得ていけるかが大事。自責の念で推し進めていく必要があるので「覚悟」が求められる職場ではある。なかには厳しいと思う人もいるかもしれませんが、自分で動いていける人にとってはまたとない環境だと思います。周りを見渡しても、「冒険家気質」で、何事においてもチャレンジする人、やりきる力がある人が多い。同年代の社員も多く、非常に刺激的です。

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Nさんの転職前と転職後のBefore After。「特に“成長実感”を最重要視したキャリア選択でもあったので、前職比較だとこういったグラフ変化になるように思います」と振り返る。

人と人がつながるきっかけをつくるために

今後、実現していきたいことがあれば教えてください。

僕のやりたいことはブレていなくて、昔からの夢である「人と人がつながるきっかけをつくる」ことを実現したい。特に、自分の人生を彩ってくれたゲーム業界に対して、恩返しをしていきたい。コンテンツの消費者ではなく「提供者側」として、業界を盛り上げられるような存在になりたいと考えています。

そして、そういった影響力のある存在になるためには、ある程度の社会的地位を築いておく必要があると考えています。だから、今は準備期間。DONUTSで目の前の仕事に打ち込み、経験を積んで、血肉に変えていきたい。

これは僕個人の考えですが、長期的なキャリアプランというのは、あまり考えても意味がないと思っていて。変化の激しい時代、仮にプランを立てたとしても思い通りに進むことはほとんどないからです。長期的にうまく立ち回ろうとするよりは、まずは目の前のことに全力で取り組み成果を出す。1つでもその経験を多く積むことが、自分の視野を広げてくれるはず。感じるものも大きく変化していくはず。成長した先に、次はどう舵をきればいいか、自然と見えてくるのではないかなと思っています。

最後に、日々の仕事へ向き合うなかで大切にしていることがあれば教えてください。

前職の上司の受け売りですが、「いかに自分が楽しめる環境をつくるか」は常に意識していますね。

例えば、1つプロジェクトを任された時も、上司から与えられたミッションに加えて、勝手に自分の中でのミッションを設定する。僕であれば、元々学生時代はエンジニアをしていたので、システムの効率化、業務フロー改善などに非常にやりがいを感じるタイプ。プロジェクトのなかでも、もっと使いやすくできそうなツールなどは、プログラミングのコードを組んで改善して関わる人たちに使ってもらったりしています。

自分の見方を変えれば、どんな仕事においても「楽しい」はつくれる。それを1つひとつ積み重ねながら、夢に近づいていければと思います。

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