掲載日:2024/12/10NEW更新日:2024/12/10
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民間出身の専門人材を受け入れ、情報発信を進化させる──厚生労働省が推進する「広報改革」。
「ゆりかごから墓場まで」と言われるように、すべての国民の暮らしに関わる領域を幅広く所掌している厚生労働省。同省における政策分野は「健康・医療」「福祉・介護」「雇用・労働」「年金」など多岐にわたる。少子高齢化や人口減少など様々な変化が起こる中、国民一人ひとりの暮らしに寄り添うため、厚生労働省が2020年から取り組んでいるのが「広報改革」だ。
広報を強化する中で注力してきたのが、民間出身者を含む多くの専門人材の採用。これまでも、PR会社や事業会社での広報経験者、元メディア編集者など多種多様なバックグラウンドを持つ職員を迎え入れながら、広報活動を変えようと動いてきた。2024年1月には厚生労働省初となる専属のデザイナーを民間から公募し、採用に成功。広報改革は着実に進展しつつある。
次に挑むのは「月間1.7億PV」の公式HPリニューアル。目指すは、国民一人ひとりに届くサイト。
厚生労働省が取り組む「広報改革」の柱のひとつが「デジタルPR」の強化だ。国民の「信頼」と「共感」を得られる省庁を目指して、SNSをはじめオウンドメディアからの情報発信の強化に取り組んでいる。民間出身者の活躍もあり、広報改革が進む中、次なる重点テーマのひとつとなっているのが「公式HPの大規模リニューアル」だ。
厚生労働省の公式HPは、国民生活に密接に関係するあらゆる分野、あらゆる政策に関する情報が網羅されており、総ページ数は20万以上。年代・性別・居住地など問わず、個人としても法人担当者としても、国内外問わず多くの方がさまざまな目的で訪れる「月間1.7億PV」の閲覧数を誇る国内有数の巨大サイトだ。一方で情報量があまりに膨大であり、関係者も多いため、ベストな形で情報が整理しきれていない部分も多くあるのが事実。UI・UXの観点でも多くの改善余地がある。
同省における情報発信の中核といえる「公式HP」を進化させ、もっと多くの人が、必要な制度や政策についての情報をスムーズに取得できる状態を作るために──。必要なのは、難易度の高いプロジェクトを適切に推進できる、高い専門性を持つ人材だ。そこで今回、サイトリニューアルを担う専属の「プロダクトマネージャー」を公募する。また、プロダクトマネージャーのサポートと厚生労働省のSNS活用の強化を担う「Webディレクター」も同時公募し、体制強化を図る。
リニューアルを主導するプロ人材求む。「プロダクトマネージャー」と「Webディレクター」を公募。
今回募集するのは、厚生労働省の公式HPのリニューアルを主導する「プロダクトマネージャー」と、そのサポートを担う「Webディレクター」の2ポジション。「必要な情報に容易にアクセスできる」「情報を閲覧しやすい」といった状態を目指し、リニューアル全体のディレクション等を担う想定だ。技術面・デザイン面を含めた全体像を描き、リニューアルをリードする重要なポジションのため、豊富な経験と専門性を有する方からの応募が期待されている。また今回は、一般的な国家公務員試験を不要とし、書類選考や面接などを通じた一般企業に近い形で選考を実施。幅広い人材からのエントリーを募り、これからの厚生労働省に必要な人材の確保を図る。1億2330万人の国民が閲覧するサイトを、生まれ変わらせる──大型プロジェクトの柱となる、志ある方からの応募が期待される。