掲載日:2025/01/29更新日:2025/01/30
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経費クラウド「楽楽精算」を提供するラクス。社員の約65%が異業界出身者。金融業界、メーカー、不動産など多様なバックグラウンドをもつメンバーが集まる。今回取材したのは、営業として働く中山 明香里さん(27)。酒造メーカーの営業をしていた彼女は、「成長している企業で、より営業スキルを磨きたい」と、2022年に同社に入社した。現在は「楽楽精算」の営業部門に所属し、大手グループ企業の開拓チームで活躍する。彼女の転職ストーリーから、同社で得られる成長機会に迫る。
「ロジカルな課題解決スキルを身につけたい」異業界からIT業界「ラクス」へ。
前職は酒造メーカーの営業を経て、IT業界へ飛び込んだ中山さん。その大きなキャリアチェンジの背景には何があったのか。転職動機から伺った。
酒類のルート営業として3年間にわたって働くなかでは、小売店・飲食店などのお客様との関係構築スキルを身につけることができました。お酒が好きだったこともあり、お客様とのお酒の場も全く苦ではなく、むしろ楽しかったです。ただ、今後のキャリアを考えたとき、「このままでいいのかな」という不安があったのも事実。営業として、もっとロジカルに課題解決していくスキルを身につけたい。どんな業界だったとしても通用するようなスキルを身につけたい。そのためには、もっとチャレンジできる環境に身を置かなければ。そういった思いが募っていったんです。
加えて、プライベートでは丁度結婚したタイミング。腰を据えて働きたいという想いもあり、本格的に転職活動を始めました。
そうしたなか、アンビを見ているときに見つけたのがラクスでした。「あ、テレビCMでよく見る、楽楽精算の会社だ」と目に留まりました。正直にいうと、最初は「いやいや、異業界への転換は難しいだろう、IT業界、しかも急成長中の会社なんて私には縁遠い」という思いも頭をよぎりました。ですが、本気で「チャレンジできる環境」に身を置きたいと決めたなら、「勝手にフィルターをかけていてはダメだ、話だけでも聞いてみよう」と。そう思いなおし、勇気を出して応募したんです。
選考を受けるなかで、ラクスの再現性を持ち継続的な成長を重視する価値観、「日本を代表する企業」になるという高い志を知って「ここなら自分も成長できそう。関係構築だけではなく、ロジカルに課題解決していく営業スキルを磨き、どこでも通用する人材になれそう」と思いましたし、日本を代表する企業にしていくその一員になりたいと思い、入社を決めました。
今後の事業成長に重要な大手開拓の礎をつくる挑戦
こうして大阪拠点の営業として入社した中山さん。入社してみて感じたラクスの魅力とは。
驚いたのは、想像以上に研修/教育体制が整っていたこと。業界未経験であっても成果が残せる仕組みが確立されています。IT業界というとスピード感があってすぐに現場で学んでいくというイメージを抱く方もいるかもしれませんが、良い意味でギャップを感じるかもしれません。
たとえば、「独り立ちまでの期間」に関しても、わりと長い時間軸で想定されている印象を受けました。具体的に言えば、入社後2ヵ月は、まずは楽楽精算のサービスを知る期間。サービスだけではなく、商談相手となる、経理の方、システム部門の方々がどういった仕事をしていて、どういったことにお困りなのか。そういった基礎理解から始めます。その後、10ヵ月ほどは、CM等をみて問い合わせをいただいた中小企業のお客様への提案営業を経験しました。社内では、オンラインで先輩社員のお手本となるような商談録画なども見られるようになっているので、それらをもとに商談の質を高めていくことができました。
さらに、自分の仕事の成果を、リーダー、マネージャー、週次、月次で振り返る時間があります。現状とのギャップを明確にし、定量だけでなく、定性的に自分にたりない部分もフィードバックもらうことができます。だから、PDCAを回しやすい。こうした仕組みがあるから、私含め、異業界出身の他のメンバーも、最初こそ苦労したものの次第に成果を残せるようになったのかなと思います。
特に私は前職までは、「がむしゃらに頑張る」という営業スタイルでしたが、ラクスに入社してからは、目標と現状のギャップを埋めていくためにどうするか「改善意識」は高まったと思います。大きく成長を感じる部分です。
そして現在は、ラクスのなかでも新たなミッションに挑んでいる。
少し全社的な話になりますが、ラクスは、これまではテレビCM、ネット広告の問い合わせをいただいた中小企業を中心に事業を拡大してきました。デジタル化が必要なのは、中小企業だけでなく、高コストで非効率なレガシーシステムを抱えた大企業も同じ。そこで、さらなる事業成長に向けて大手開拓に舵を切っています。
こうしたなか、大手企業グループの開拓に取り組むチームが誕生。そのなかでも私はリファラルによる大手グループ各社の開拓チームに配属となりました。
具体的に言えば、既に「楽楽精算」をご利用いただいているお客様へ継続的に接点を持ち新規のお客様をご紹介いただくことが私のミッションです。まだ全社的にも新しい取り組み。前例のない挑戦となるので、文字どおり試行錯誤する毎日です。難しさはありますが、「楽楽精算」でうまくいけば、他サービスでも展開していけるかもしれない。その礎となる部分に関わっていると思うと、非常にやりがいを感じています。個人的には、お客様との関係をつくっていくのは得意分野。前職で培ってきた強みを活かし、さらに磨けているという感覚があるのも嬉しいですね。
前職は、お客様との飲み会などを含めた、ウェットな営業スタイルを経験してきた中山さん。「ラクスに入社してからは、日々の接触を、定量で管理しつつ、建設的に関係をつくっていけるようになりました」と語る。
中山さんの転職前後での働きがいの変化を示すグラフ。仕事のやりがいについてこう語ってくれた。「チームリーダーも自身の数字を達成しているメンバーも最後まであきらめない。チーム・組織としての意識が浸透しているので、喜びも倍になるなと感じています。ある最終営業日、残り1件でチームが達成でという状況で、私のお客様にお申し込みをいただき営業終了直前に達成できたときの喜びは忘れられません」
企業の成長と、そこで働く人々の幸せに、貢献したい
最後に伺ったのは、今後の目標について。
ラクスは、「ITサービスで企業の成長を継続的に支援します」というミッションを掲げていますが、これを体現できる営業になりたいです。
日々、働くなかでは、課題を解決し「ラクになった」というお言葉をいただくと、お客様の業務効率化につながった喜び、社会貢献につながる実感を得られます。なので、お客様に寄り添うなかで、そういった経験を1つでも多く積み重ねていきたいです。
正直、まだまだ課題設定が甘い部分もありますし、スピード感においては至らない点も多くあります。ただ、成長したいという意志・姿勢があれば、サポートしてくれる仲間・先輩方がたくさんいる。この恵まれた環境に感謝しつつ、まだまだ成長していけたらと思います。