掲載日:2025/12/05NEW更新日:2025/12/05
求人掲載中
関西を代表するTBS系列の民放放送局「毎日放送」。近年は、放送事業に次ぐ新たな成長の柱として、アニメの世界展開や新規事業に注力するなど、幅広い領域で事業を拡大している。さらなる成長を目指し、現在「総合職(技術系)」の募集を実施中。放送業界の経験は不問。異業種での経験やスキルを活かし、テレビの新しいスタンダードをつくる仲間を広く募集している。事業の最新動向、求人の詳細を見ていこう。
『ダンダダン』が世界的ヒットに。アニメ事業の拡大、新規事業の創出も。
関西を代表する民放放送局として、報道・バラエティ・ドラマ・アニメなど多彩なコンテンツを手掛けている「毎日放送」。人物ドキュメンタリー「情熱大陸」、バラエティ「プレバト!」など全国ネットの人気番組から、「せやねん!」や「よんチャンTV」など関西地域で親しまれているローカル番組、情報番組なども制作・放送している。
1950年の創立以来、テレビ放送を展開してきた同社だが、社内では「テレビをニューメディアに」という考えが浸透しており、既存のテレビの慣習にとらわれない、今の時代にフィットする新しいテレビのスタンダードを作ることを目指している。たとえば、新たな取り組みとして力を入れているのが、YouTubeチャンネルの運営だ。「MBS NEWS」のYouTubeチャンネルは、在阪局で唯一YouTubeで登録者数100万人を突破している。
放送事業に加えて、同社の事業の柱となっているのがアニメ事業だ。これまで『鋼の錬金術師』、『機動戦士ガンダムSEED』など大ヒット作を生み出してきた同社は、近年アニメの海外展開にも注力している。
たとえば、2024年に公開された『ダンダダン』は、地上波放送に加えて、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどのストリーミングサービスでも同時配信。さらにアニメ公開前に実施された北米の映画館での先行上映も注目を集め、世界的な大ヒットを記録している。
また、同社は新規事業の創出にも力を入れている。放送業界を超えた幅広いジャンルのパートナーと連携し、新たな成長の柱を生み出すべく、2018年に新会社「MBSイノベーションドライブ」を設立。これまで放送事業を通じて培った知見を活かし、事業シーズを発掘して新たな事業を育てる「インキュベーション」と、外部企業との連携やM&Aを行う「連携・投資」を主な事業としている。
すでに複数の連携や事業化が進んでおり、たとえば「株式会社闇」は、SNSでも話題になった『行方不明展』『つねにすでに』を手掛けるなど、ホラーコンテンツの制作で注目を集めている。第三者割当増資を行う資本業務提携を締結するなど、さらなる事業拡大を見込んでいる。
総合職(技術系)を募集へ。入社後のキャリア、求める人物像とは?
放送事業に加え、アニメ事業、新規事業と、事業拡大を加速している同社。今回募集ポジションは、技術系職種での総合職採用(「総合職エンジニアコース」)となっており、具体的には以下のポジションに配属される予定だ。
■ポジション例
・システム開発(配信・開発・Webサイト)
・情報システム(ネットワーク・セキュリティ)
・制作技術(カメラ・音声・照明・編集)
・映像技術(CG・AI・XR)
・放送運営(送出・回線・送信)
社内では、複数の部署を経験する「ジョブローテーション」が定着しており、多様な職種経験を通じて、スキルを広げ、新たなキャリアの可能性に出会える環境となっている。
また、中途入社者の前職はアパレル・小売業界からIT業界、商社業界など...放送業界出身でなくても、全く別領域での経験やスキルを活かして活躍している人が多い。多様な人材が集まるなか、社員の共通点として挙げられるのは、コンテンツから生まれるビジネスの可能性を信じていることだ。コンテンツを通じて、人の暮らしを豊かにしていきたい、そこにビジネスを見出したいーーーそういった思いを持った人たちが、社内で活躍しているという。
人事担当者からのメッセージ
最後に、人事担当者から応募を検討している方へメッセージをご紹介する。
「毎日放送は、長年の放送事業で培った信頼を基盤に、常に新しい挑戦を続けています。それらの挑戦に不可欠なものは何か?それはエンジニアをはじめとする技術系職種の皆さんの力です。テレビ事業を強化するためにも、新規事業の拡大にも、エンジニアの力は必要です。
他業界の方からは、テレビ業界は忙しすぎるのでは?と心配される声を聞きますが、現在は従来の放送業界のイメージを覆すようなゆとりのある働き方を実現しています。また、エンジニアにはかなり手厚い資格取得支援がありますし、海外研修などの育成制度、テレワーク、男性育休の積極的な取得など、働きやすい環境づくりにも力を入れています。会社の雰囲気はエンジニアが執筆しているMBS Tech Nexus Blog(https://technexus-blog.mbs.jp/)をご覧ください。少数精鋭のエンジニアたちが裁量を持ち、自由にのびのびと働く雰囲気を感じていただけると思います。
毎日放送は、変化を恐れず、未来を切り拓く挑戦を続けています。この挑戦を共に楽しみ、新たな価値を創造していく仲間を、心よりお待ちしています」
毎日放送の社内制度・福利厚生(一部抜粋)
■学び支援
・基金・スカラーシップ制度:
海外での自己研鑽や調査・研究を希望する社員に対し、100万円を上限に会社が費用を補助し、派遣する仕組み。
・リスキリング:
現在または将来仕事で役立つスキルの習得に対し、必要な費用を会社が補助する仕組み。(1人あたり年間33,000円を上限に支給)
・資格取得祝金:
社員の自己啓発を支援するため、会社が指定する資格を取得した社員には祝金(10,000円~300,000円)を支給
■休暇制度
・リフレッシュ休暇:
部署や担務にかかわらず、希望する日程でまとまった休暇(年次有給休暇)を取得できる制度
・積み立て休暇:
繰越期限を過ぎた年次有給休暇を150日を限度に積み立て可能。育児休業・介護休業などに充当して使用することができる。
・育児休業:
最長お子さんが2歳になる月末まで取得可能。期間中、会社から育児休業補助金(100,000円)が毎月支給される。