2025年、国民の5人に1人は75歳以上へ。「2025年問題」として国家的な課題となっている。さらに2020年春以降は、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行。こうした社会的な動向を背景に、求人マーケットでも注目されているのが、医療業界だ。特に求人数の多い営業職募集。i転職先として医療業界を視野に入れるうえで、おさえておきたいポイントと は?どういった人材が求められているのか、見ていこう。
※応募前に【興味あり】を押すことで「合格可能性」が届きます。気になった求人があれば気軽にチェックしてみましょう。
一言で「医療」といっても、その領域・業界は多岐にわたる。たとえば、製薬、医療用医薬品流通、臨床検査、医療機器、広義では介護ビジネスを含めていいだろう。
それぞれ同じ「営業職」といっても、営業スタイルが異なることが大半だ。たとえば、MRであれば基本的には医師にPRを行なっていく。もし医療機器であれば、医師はもちろん、看護師、さまざまな技師を相手にしていくこともある。つまり扱うモノによって、その仕事で重視されるスキルが違うということ。
医療業界のなかでも、別分野にチャレンジしようと考えたとき、その重視されるポイントを求人情報から探っていくことは欠かせない。
たとえば、医師との接点が多い営業であれば、当然、ベースとなるコミュニケーションスキル、とくに対医師との関係構築スキルがアピールのポイントに。その他、メーカーや医療関係者、さまざまな人とやり取りする機器関連であれば、関係各位の調整スキル、メンテナンスに寄った仕事であれば機器への関心、多少の知識が求められることも多い。
まったくの同業界・同分野でないかぎり、どうのように、培ってきたスキルを横展開させていくか、求人情報をもとに事前に想定しておいて損はないはずだ。
いま、医療業界においてひとつ恒常的な課題となっているのが「働き手不足」だ。そこの課題を解決していく人材サービスも、医療業界における営業出身者たちに注目されている。
というのも、「医療に携わった経験は活かしたいが、もっと視野を広げたい」「課題解決スキルを磨きたい」といった場合、その入口として人材サービスが選ばれるケースも多い。
たとえば、営業して豊富な経験がなかったとしても募集の間口が広いことも特徴。営業スタイルとしても新規開拓から、顧客との関係性を維持していくリピート営業まで、さまざま。
さらに、大きな商談となれば、医師だけではなく、経営幹部や経営者と接点を持つこともある。営業先としても病院だけに留まらず、メーカーや機関などが含まれることもある。「人」という側面から医療を支え、自身もより高い目線で営業をしていく。
自身がどういったスタイルの営業をしていきたいか。どういった先に提案していくことでスキルを磨きたいか。こういった観点で求人情報を見てもいいだろう。
2025年、団塊の世代が75歳を超え、後期高齢者の数は約2200万人へ。国民の5人に1人は75歳以上、そして3人に1人は65歳以上となるという予想もある。膨れ上がる医療費などを前に、社会保障制度が破綻の危機を迎えるという懸念も。「2025年問題」として国家的な課題となっている。
こうした中、医療分野における課題解決の打ち手として注目されているのがテクノロジーを活用した新たなサービス・製品。AIによる診断支援サービス、遠隔医療サービスなどはその一例だ。
同時に、「医療」に携わる営業職の募集も多様化していると言えるだろう。
たとえば、医療分野におけるマーケティングリサーチ、企業・医療関係者向けのITシステム、海外市場調査による新ビジネス機会の創出支援などはその一端。よりスケールの大きな仕事に挑戦したい方、本質的な課題解決スキルを発揮していきたい方は必見だ。
★気になった求人情報に、まずは「興味あり」を!
「あとから見返した時には募集が終了していた」ということも。気になった求人があれば、ぜひ応募前の【興味あり】をおすすめします。そうすることで「合格可能性」も届きます!