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進化する「養殖」

AI、IoT、ロボット…テクノロジーで創る、未来の養殖

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いま日本の養殖業が、テクノロジーによって変わろうとしている。AI、IoT、ロボットなどを活用した取り組み・実証実験も。同領域の動向と、求人募集を見ていこう。

ドローン、ICTブイが変える「ノリ養殖」

漁業・養殖業の生産量は、ゆるやかに減少(*1)。「水産大国」と言われた日本だが、魚介類自給率は約半分の52%となった(*2)。

そういった中、養殖に期待が高まる。特に最近活発なのが、新たなテクノロジーを導入する動きだ。

たとえば、行政・大学・漁協・民間企業が連携したケースとして注目されているのが、佐賀県の取り組み。IoT・AIやロボットを活用したノリ養殖の実証実験が進む。

ドローンや通信機能・センサーを備えたICTブイが、データを収集。AI解析によって、ノリの生育に悪影響を与える病害や赤潮の発生を検知。さらに養殖漁場の品質管理にも役立ていくという狙いだ。

KDDI、日本マイクロソフトも養殖に注目

各業界を代表するような大手企業も、水産分野への進出を進める。

たとえば日本マイクロソフトは近大とともに、稚魚の選別をするシステムを開発し、話題を集めた。AIを活用してマダイの稚魚選別に役立てていく計画だ。

またKDDIは、2017年より、IoTを活用したサバの養殖事業をスタート。サバの養殖のデータ収集と効率化に着手している。

今後、水産分野でのテクノロジー活用は注目のテーマとなっていくかもしれない。

求人の動向は?

ではそういった中、どういった企業が募集を行っているのか。7月17日現在、募集中の求人を見てみよう。

ウミトロン
養殖場向けに「遠隔給餌システム」を開発する同社。"人工衛星を使って海面温度やプラクトン分布のデータを取得し、餌の量とタイミングを最適化する" という試みを行ってきた。2018年6月には9億円を超える資金調達を実施。現在、事業企画・コーポレートといったポジションの募集を行っていた。

日立コンサルティング
一次産業(農業・漁業)や社会インフラに対してコンサルティングを行うコンサルタントを募集していた。

その他、水産物をインターネット上で売買するプラットフォームを提供する企業では、「法人営業職」を募集。また、養殖場に対してドローン空撮を手がける企業では「法務担当者」などの募集も行っていた。

アップデートされていく水産分野、その最前線に携われるタイミングとも言えるだろう。興味を持った方は、ぜひ実際の求人を確認してみてほしい。

 

【参考】
【IT風土記】佐賀発 ドローンやICTブイで海の異変を察知 有明海で進む次世代型ノリ養殖│SankeiBiz
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/180131/ecc1801311100002-n1.htm

過酷な水産養殖をAIで救う、マイクロソフトやNECが開発│日経 xTECH
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/mag/nc/18/112800082/112800001/

【引用】
(*1)漁業・養殖業の国内生産の動向│水産庁
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h29_h/trend/1/t1_2_2_1.html

(*2)グラフで見る養殖業│一般社団法人全国海水養魚協会
https://www.yoshoku.or.jp/graph/

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