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株式会社マクアケ | 代表取締役社長

マクアケの進化。実験的アイデアを具現化、イノベーション・プラットフォームへ

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「ぼくらは『Makuake(マクアケ)』を、クラウドファンディングとは既に呼んでいません。なぜならイノベーティブで実験的なアイデアを具現化する、プラットフォームだからです」こう語ってくれたのが、マクアケ社の代表取締役社長 中山 亮太郎さん。彼らが見据える未来とは?

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マクアケ社とは
2013年5月、サイバーエージェントグループの子会社として設立。2019年12月に上場を果たした。「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営する。

ぼくらは『Makuake』を、クラウドファンディングと呼ばない

「『Makuake』の本質的な価値は "資金調達ができること” にありません。プロダクトをつくる前のテストマーケティングの場であり、消費者のインサイトを発掘できる場であること。アイデアの段階で顧客を獲得できることで、埋もれていた技術や、眠っていたアイデアを具現化させられることにあると考えています」

彼らが志向するのが、新たなプロダクトの試験販売を行ない、消費者のリサーチ・最初の顧客獲得を目的とする、いわば「0次流通市場」に特化したプラットフォーム。コンビニや家電量販店、ECなどの「1次流通市場」、メルカリなど中古売買を目的とした「2次流通市場」以前の新たな商流を創出する。

「製造業でいえば、従来、新商品を販売する段階で、在庫を抱える必要がありました。『Makuake』は、在庫リスクのない状態で商品を展開できる。さらにその実績をもとに1次流通市場に仕掛けていくこともできます」

『Makuake(マクアケ)』について

『Makuake(マクアケ)』
アタラシイものや体験の応援購入サービス。2013年8月リリース。テクノロジー、フード、ファッション、エンタメなど幅広いジャンルで、毎月400を超えるプロジェクトが立ち上がる。さらに全国100を超える地方銀行・信用金庫と連携し、地方企業の支援も手掛けている。

一例として語ってくれたのが、和歌山県のモビリティベンチャー『グラフィット』によるプロジェクトだ。電動折りたたみバイクのデビューの場として利用し、1億円を超える応援購入が集まった。

「プロジェクトの反響から、オートバックスさんとの日本全国での販売契約、ヤマハさんやパナソニックさんからの出資などにつながりました。通常の販売では到底起きなかった幅広い可能性が広がるのが、『Makuake』ならではの特徴だと思います」

『Makuake』という新しい生態系を世界へーーマクアケ社の挑戦に迫った。

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中山亮太郎 | マクアケ 代表取締役社長の横顔

中山亮太郎 | マクアケ 代表取締役社長
2006年、サイバーエージェント入社。メディアアライアンス事業の立ち上げ、ベトナムでのベンチャーキャピタリストとしての赴任などを経て、2013年サイバーエージェント・クラウドファンディング(現マクアケ)設立、社長就任。

ヒット予測データ、ビジネスとしての新たな可能性

彼らがユニークなのが、プラットフォームに蓄積される「ヒット予測データ」、プロダクト創出ノウハウを元に、商品企画から製造体制のプロデュースまで手掛けるサービスも提供していること。

2016年、『Makuake Incubation Studio(マクアケインキュベーションスタジオ)』を立ち上げ、大企業に眠る研究開発技術を新たな価値に変えて製品化。画期的なプロダクトを大企業とともに創出している。

「技術はあっても何を作るか決まっていない、実際にどう事業として形にしていけばよいか、課題を抱えている会社は多い」

『Makuake Incubation Studio』では、戦略立案、技術ブランディング、価値設計、マーケティングやクリエイティブ支援などを軸に、こうした企業の課題を解決する。

「量産する前のタイミングにおいて『Makuake』で先行販売し、テストマーケティングやプロモーション、実績づくりをする。どれだけその商品を生産するのか、消費者の反響から検証していく。企業の最終判断材料として活用いただいています」

世界的にもユニークなビジネスモデルだと語る。

「デジタルテクノロジーによるマーケティングプラットフォームを、一気通貫で活用したサービスは、世界でも『Makuake』以外にないんじゃないかと思います」

資本主義による「負」に向き合い続ける

続けて伺えたのが、対消費者における『Makuake』についてだ。

「思いもよらなかったものと出会い、購入できる。僕らはある種、メディアなんですよね」

さらにこう続ける。

「新商品・サービスを知ってもらえる場って、実はデジタル上にそれほど存在しない。たとえば、ECでいえばあくまで決済の延長線上で、何を買うか、ある程度想起した上で検索されます。『Makuake』では、まるで街をウインドウショッピングをしているかのようなセレンディピティ的な出会いができる。こうした新しい体験をつくれていると思います」

この根底には、彼ら自身のビジョンがあるといえる。

「今、資本主義合理化され、誰でもどこでも低価格で飲み物も洗剤も洋服も買える。便利になる一方で、生まれるべきものが生まれていなかったり、広がるべきものが広がっていなかったり、残るべきものが消えてしまったりという「負」も大きくなっている。だからこそ、その補完関係として『Makuake』が世の中に根付いていくことで、人類や地球をより豊かな場所にしていきたいと考えています」

中山亮太郎 | マクアケ 代表取締役社長の横顔

マクアケを世界のインフラへ。

新型コロナウィルスによってライフスタイルやワークスタイルが一変した、2020年。『Makuake』の役割もより大きなものになっているという。

「今、欲しいものや必要なものが変化するタイミング。だからこそ、企業は新しい商品・サービスを仕掛けていかなくてはいけない時期にあります」

実際に『Makuake』上には、機能性の豊かなマスクや飲食店のお取り寄せ商品など、新たなプロジェクトが立ち上がっている。

「特にいま、気軽に外出できず、店舗自体がフルパワーで回転できない、また展示会などイベントの開催も困難になっています。従来の商品・サービスのデビューの形では、多くの方に届けるのが難しい。こうした中、『Makuake』を利用いただくことで、企業の新しい仕掛けやチャレンジの背中を押し、経済を止めない。その一助になれているのではないかと思います」

さらにこう続ける。

「人類はどんなことがあっても、豊かさをあきらめない。豊かになっていく人類がいる中で、豊かにしていく事業者がいる。この営みは半永久的に続いていくものだと思います。だからこそ僕らは、その事業者のチャレンジに対して常に背中を押していきたい」

彼らが見据えるのは、『Makuake』を世界のインフラへ。

「「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る」そうした世界を当たり前にしていきたい。『Makuake』を世界に届けていくことは、僕らの使命でもあると考えています」

そして取材最後に伺えたのが、中山さんにとっての「仕事」とは。

「僕にとって、仕事は青春なんですよね。いくつになっても、自分自身が見たい未来にワクワクし、向かい続けたい。その延長線上でしっかりと世の中に価値を提供し、残していくことができれば、それは人として本望なんじゃないかなって思っていて。もしかしたら甘い戯れ言だという人もいるかもしれない。ただ僕は、そんな戯れ言を言い続けられるような会社であり続けたいし、自分であり続けたいなと思っています」

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