REPORT
米国、中国、フィンランド…各国企業が日本市場へ参入

海外ユニコーン、相次ぐ日本上陸。フードデリバリー、瞑想、ショート動画で攻勢

掲載日:2021/04/15更新日:2021/04/15
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いま海外ユニコーン(*)がぞくぞくと日本に上陸。フードデリバリー、リラクゼーションアプリ、ショート動画など、新たなマーケットで攻勢をかける。同時に進めるのが、日本市場の開拓を牽引する、新たなメンバー採用だ。実際の求人とともに、その概要を見ていこう。

(*)ユニコーン企業
「創業10年以内」「評価額10億ドル以上」「未上場」「テクノロジー企業」の4つの条件を満たす企業のこと。

フードデリバリー、瞑想アプリ…海外ユニコーン、日本上陸。

特にいま、コロナ禍を追い風とした成長マーケットにおいて、海外ユニコーンの存在感が高まっている。

たとえば、フードデリバリーの領域を見てみると、2020年4月、世界最大級の交通プラットフォームDiDiの基盤を活かして行うフードデリバリー事業「DiDi Food」が日本に上陸。自社で配達員を持たず、店舗の料理の配達代行を行うサービスを提供する、デリバリーのシェアリングプラットフォームだ。大阪に始まり、福岡、広島に展開している。

もう一つ、フィンランド発、世界23か国100都市で展開するフードデリバリーサービスWolt(*1)も、日本での「フードデリバリーのオンライン比率の低さ」に ビジネスチャンスを見出す。2020年3月にアジアで初めて広島に上陸。以来、札幌市、仙台市とエリアを広げ、10月からは東京でのサービスを開始した。

また、コロナ禍では、感染への不安、外出自粛などによるストレスなど、人々の心理面にも大きな影響を与えているとも言われている。パンデミック下、瞑想やマインドフルネスへの注目が高まるなか、2020年12月には「瞑想アプリ」のユニコーン企業であるCalm.com社が上陸。日本人のための日本語サービスの提供を開始した。

TikTok、EC連携でさらなる攻勢を

また、すでに日本では馴染みのあるサービスも、コロナ禍の巣ごもり需要を追い風に躍進を遂げた。

その一例が、TikTokを運営するBytedanceだ。

休校により在宅期間がのびたことで、2020年3月初旬、国内では中高生の間でTikTokで「#休校チャレンジ」動画が流行。運動不足を感じる人も増えたことで「#プランクチャレンジ」などの宅トレ動画も人気に。オンライン環境で過ごす時間の増加を味方につけた形だ。

2020年6月に発表された、「世界のブランド価値ランキング」では、新規参入のブランドの中では最高位となる79位(*2)をマークした。2021年からはEC連携を本格化させるため、ECプラットフォーム「Shopify」との連携を開始するなどして仕掛けていく(*3)。

独自の技術・サービスを武器に、日本マーケットの開拓へ。その一員として事業を牽引していくなかで、非常にチャレンジングなフィールドも広がっているといえる。ぜひ実際の求人をチェックしてみてほしい。

参考:
(*1)世界23か国100都市で展開するフィンランド発フードデリバリー「Wolt(ウォルト)」10月22日(木)より東京でのサービス開始|PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000051508.html
(*2)TikTokが急成長 コロナの影響も反映「世界のブランド価値ランキングTop100」|アドタイ
https://www.advertimes.com/20200630/article318163/
(*3)「TikTok」が「2021年よりEC連携を本格的に強化」。「Shopify」と連携し、アプリストアに「TikTokチャンネルアプリ」を公開|impress 
https://netshop.impress.co.jp/node/8484

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