INTERVIEW
アバナード株式会社

飛躍する『アバナード』、アクセンチュア×マイクロソフト合弁会社が提供する「ITソリューション」の実力

掲載日:2021/10/22更新日:2021/12/07
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時価総額2兆ドル(約221兆円)に到達した米マイクロソフト(2021年6月22日時点)(*)。新型コロナウイルス禍後の世界で、その存在感はより一層高まる。こうしたなか、同社のテクノロジーに特化したグローバルシステムインテグレーターが『アバナード』だ(アクセンチュアとマイクロソフトの合弁会社)。ITソリューションで、DXを推進していく。その事業概要、強み、採用強化の背景について、採用担当の周藤俊太さんにお話を伺った。

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アクセンチュアの「コンサルティング力」とマイクロソフトの「製品力」で、世界の覇権を。

世界最大級のコンピュータ・ソフトウェア企業である、マイクロソフト。

Outlook、Word、Excel、PowerPointはもちろん、とくにコロナ禍においてリモートワークの広まりと共にさらに需要を伸ばす、Microsoft Teamsを使ったソリューション、社内情報を共有できるプラットフォームSharePointなど。常に時代に先駆けたテクノロジーを開発し、ビジネスの現場において無くてはならないサービス・製品を世に送り出してきた。

ある調査によれば、グローバルで活躍するCIO(最高情報責任者)のうち、46.9%が「マイクロソフトのテクノロジーは今も将来もIT環境において必須である」と回答しているという。

こうしたなか、同時にその存在感を高めているのが、マイクロソフトのテクノロジーに特化したグローバルシステムインテグレーター「アバナード」だ。

「アバナードは、マイクロソフトとアクセンチュアのジョイントベンチャーとして2000年にアメリカはシアトルで誕生しました。当時マイクロソフトでは、自社のテクノロジーをより多くのエンタープライズ企業に浸透させていきたいというフェーズ。そして、エンタープライズ企業の商習慣やビジネスモデルにあったテクノロジーのソリューションを提供するシステムインテグレーターをつくるべく、パートナーを探している矢先に出会ったのが、世界最大級のコンサルティングファーム、アクセンチュアです。コンサルティング事業で培った様々な業界の知識やノウハウを持つアクセンチュアと、マイクロソフトのテクノロジーを掛け合わせることで、 より多くの企業のビジネスを加速させるソリューションの提供を目指したのです」

こう解説してくれたのは、採用担当の周藤さん。アバナードの今後について、そして同社で働く魅力について、伺った。

アバナード4

アバナードには、世界で5万人の従業員が在籍。社員は、計32,000以上のマイクロソフト・ゴールド認定資格(マイクロソフト社が提供する専門資格)を保有している。これはマイクロソフト社に次ぐ、全世界2番目の多さ。マイクロソフト社の製品を提供するベンダーのなかでも、圧倒的なポジションを確立している。

世界に5万人の社員。アバナードが攻める日本市場

世界26ヵ国で展開するアバナード。そのなかでも、堅調な成長率を維持し続けているのが、日本法人だ。

こうした成長を支えるのが、アバナードが誇るグローバルネットワークの存在だ。

日本においては、主に中国・インド・フィリピンの3ヵ国のパートナーエンジニアと協業することにより、スピード感をもって高品質なサービスを0→1で生み出せる体制を構築。ちなみに、「ただの“コストカットの為のオフショア開発”とは異なります」と周藤さんは解説する。

「海外のパートナーエンジニアも、マイクロソフトのテクノロジーに特化した、尖ったエンジニアが非常に多いです。そういった集まりなので、刺激的ですし、学ぶチャンスは多い環境だと思います。また、アバナードの立ち位置としては、「アクセンチュアにおけるマイクロソフト製品を活用したソリューション部隊が分社化している」といったイメージに近い。そのため、自ずと最上流から携わっていくことになります」

「お客様としては、東京ガス、パナソニックなどが名を連ねます。コンフィデンシャルな案件が多い分、日本ではまだアバナードが手がけていることが知られてないケースが多いですが、社運をかけDXを推進していきたいといったご依頼も多くいただいています。

トレンドとしては、パブリッククラウドへの移行、Microsoft 365の各種ソフトの連携やカスタマイゼーションが増えていますね。多種多様なお客様のビジネスニーズに合わせた新規アプリケーション開発プロジェクトも多く、その他にも、一部では上流工程に特化したビジネスコンサルティングや、生産・販売・会計などを管理する「ERP」、顧客情報などを管理する「CRM」などの業務アプリケーションの導入、AI、RPA、BI、データアナリティクスなども提案しており、幅広い領域をカバーしています」

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日本法人においては、5人に1人が外国籍の社員だ。

世界最大のマイクロソフトエンジニアコミュニティの一員に。

アバナードで働く魅力の1つと言えるのが、マイクロソフトに特化したエンジニアコミュニティとしては世界最大規模の環境に身を置けることだ。

「社内SNSでは、全世界で5万人いるマイクロソフトプロフェッショナルと交流することが可能です。日々、世界中のプロジェクトの事例やテクニカルな情報が共有されています。例えば、社内SNSでプロジェクトを手がける中で生まれた疑問や課題などを投稿すれば、大体24時間以内には世界のどこかしらのアバナードの社員から返信が来る。そういったカルチャーがあります」

また、グローバルのコミュニティを通して、世界の最先端の技術やソリューションに触れられる点も、アバナードならではだという。

「一般的に、テクノロジーの世界では、ヨーロッパやアメリカなどの方が、一歩先をいっていることが多いのが現状です。そのため、他国での取り組みをいち早く日本として学び、日本のお客様に導入していくことができる面白さもあるはずです。海外では既に行っていても、日本では初の事例であることも珍しくありません」

もう1つ、特徴的なカルチャーとして、「横のつながりを大切にする文化」についても伺えた。

「外資系というとドライなイメージを持たれる方も多いですが、実はアバナードは横のつながり・縦のつながりを大切にしていて、社員同士の仲が良い会社です。楽しく人とつながることができるように、交流イベントも定期的に開催しています。例えば、その1つが、月例の新人歓迎会・誕生日会です。これは、その月に誕生日を迎える人、その月に入社した人、それを祝いたい人が誰でも参加できる会。コロナ以前はオンサイトで行っていたのですが、コロナ禍でもオンラインで開催しています」

アバナード3

ほとんどのプロジェクトは日本人相手にやり取りを行なうため、英語スキルは不問。「英語を学ぶことに抵抗がなければ問題はありません。もちろん、英語を使いたいと希望すれば、海外が関係する案件にアサインされることも能力次第では可能です」と周藤さん。

グロースマインドを刺激する充実した研修。年間「80時間以上」のトレーニング受講を徹底。

「トレーニングはビジネスの成長に欠かせない投資」と考えるアバナード。

社員教育が充実しており、多岐にわたるプログラムが用意されている。その中から、自分に合ったもの・学びたいもの・学ぶべきものを吸収し、研鑽していくことが可能だ。

周藤さんは、教育関連の取り組みの一部を紹介してくれた。

年間に最低80時間のトレーニング
技術スキルに関するものから、自社開発の方法論やフレームワーク、ビジネススキル、リーダーシップスキル、英会話スキル、デザインシンキングを学べるものまで、様々。集合研修はもちろん、任意参加の研修も豊富に取り揃える。また、アクセンチュアが提供しているトレーニング講座への参加も可能だ。

外部カンファレンスでのトレーニング
マイクロソフトの技術において世界屈指のベンダーとして認知されているアバナードでは、マイクロソフト主催の研修はもちろん、外部のイベントに優先的に招待されるケースもある。最新のテクノロジー情報をキャッチアップしていくことが可能だ。

資格取得費用を会社が全額負担
一回あたり1万円~2万円ほどの受験費用がかかるマイクロソフトの資格試験だが、2回目まで受講費用を全額会社が負担する。

パフォーマンスが最大化される働き方、カルチャーを

コロナ禍、社員の9割以上がリモートワークとなったアバナード。柔軟な働き方を実現するためのサポートも手厚い。

「アバナードではコロナ前からリモートワーク制度はあり、コロナが収束したあとも引き続き、柔軟な働き方を推進して行く予定です。また、時短勤務、育児休暇、介護休暇など、ワークライフバランスも取りやすい環境があります。チームや役職、性別に関係なく社員同士が気軽に会話できるフラットな組織であることに加え、「困ったときは、お互い様」という助け合いの文化が根付いているので、家庭の事情で急遽お休みする場合も安心。有給に関しても、自分のプロジェクトをうまくコントロールすることさえ出来ていれば、いつ有給を取得してもOK。休めるときに休むよう推奨しています」

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最後にもう1つ、触れておきたいのが、「ダイバーシティ」への取り組みだ。

アバナードでは、グローバル全体で、「女性活躍」や「LGBT」への理解推進にも注力しており、様々なイベントや基金に参加するなど、社内の理解を深めるための活動にも積極的に取り組んでいる。

「グローバルのCEOを務めるPamela Maynardはダイバーシティには強く力を入れています。事実、選考においても、人種・国籍・性別・学歴は全く関係ありません。その方の実力と意欲、お人柄を総合的に見させていただいています。事実、多様なバックグラウンドを持つ社員が要職に就いています」

性別、国籍、学歴に関係なく、正当に評価される環境があるアバナード。意欲さえあれば、世界中のスペシャリストと肩を並べ、常に最先端のテクノロジーにふれながら働いていくことができるフィールドが広がっているはずだ。

自身のスキルがフィットするかどうか、まずは「興味あり」を押すことから始まる。興味を持った方は「興味あり」を押し、可能性にチャレンジしてみてほしい。

参考:
(*)Microsoft、時価総額2兆ドル超え Appleに次ぎ2社目|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN230JN0T20C21A6000000/

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