掲載日:2022/05/11更新日:2022/08/19
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有名アーティストのライブ、演劇、一般人の雑談、ゲーム配信まで幅広いジャンルで日々発信される、ライブ配信。2020年のコロナ禍をきっかけに、配信者数、視聴者が増加している。盛り上がりを見せるライブ配信のマーケット動向について、求人とともに見ていこう。
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2020年、ライバーが急増。ライブ配信ビジネスの可能性
ライブ配信は、今後ますます成長が期待されるビジネス領域の一つだ。
特に2020年コロナ禍をきっかけに、ライブ配信者が増加傾向。例えば、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」でいえば、2020年12月の認証ライバー数が前年比188%の3万2000人へ(2019年12月:1万7,000人 *1)。
もう一つ、スマホゲーム配信者数で日本一のゲーム配信サービス「Mirrativ(ミラティブ)」を見ても、2020年の配信者数は前年から2倍近い伸長を遂げている(2019年:約160万人→2020年:300万人 *2)。
また、GREEは、個人ユーザー向けにバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」をメタバース事業の中核に位置づけ、注力をしている。
コロナ禍をきっかけであったが、オンライン上で"人とのつながり"を求めるニーズにマッチ。上述した「Mirrativ」では、プラットフォーム内でのコミュニケーションも活発化し、2020年、配信者同士のみでつながりは1億超、つながりから生まれた配信者同士のコメント数は25億を超えたという(*2)。持続的に配信者と視聴者、配信者間をエモーショナルにつなぐ機能も果たしている。
さらに今後、期待されるのが5Gの普及だ。5G時代には、遅延・タイムラグは減少し、視聴者をより熱中させる高画質、高音質なライブ配信を届けられる。さらにメタバース領域との親和性も高く、アバターによる配信も活発化していくはず。仮想空間内で行われる音楽ライブ、展示会、上映会、その他さまざまなイベントやサービスが普及していけば、さらなるシナジーも起こっていくだろう。今後もライブ配信市場のさらなる拡大に期待ができそうだ。
海外巨大プラットフォーマーも参入。盛り上がりを見せる、求人市場
国内のライブ配信は、有名アーティストのライブ、演劇、一般人の雑談、ゲーム配信まで幅広いジャンルで日々発信されている。その中でも、人気ジャンルの一つが「ゲーム配信」。
すでに中国や米国では、大規模なマーケットが形成されており、今後日本でもさらなる盛り上がりが期待される。
先に述べた『Mirrativ』をはじめ、新たに海外の巨大プラットフォーマーの参入も見られる。
一例をあげると、2019年10月、中国の最大級ストリーミング配信プラットフォーム「Douyu(斗魚)」と三井物産がジョイントベンチャー「Douyu Japan社」を設立。“いま つながる、いま かなえる、いま 楽しくなる”をミッションとする同社は、2019年10月に『Mildom(ミルダム)』というライブ動画配信プラットフォームをリリースした。日本における市場をこれから獲得していくフェーズ。チャレンジングな環境があるといえるだろう。
そのほか求人を見ていくと、さまざまなプラットフォーマーの募集が見受けられた。ぜひ実際の求人をチェックしてみて欲しい。
参考:
(*1)PRTIMES|2020年、「17LIVE」の認証ライバー数は32,000名を突破
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000206.000030133.html
(*2)PRTIMES|ミラティブ、配信者数300万人を突破。配信者同士のフォロー数のみで1億を超え、常時接続時代の「新しいSNS」として成長中
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000033025.html