INTERVIEW
マッキンゼー・アンド・カンパニー

マッキンゼーが「第二新卒採用」を強化へ。コンサル未経験の彼女が求めた、持続的に働き、成長し続けられるステージ

掲載日:2022/07/22更新日:2022/07/22
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世界65カ国以上、130以上のオフィスに2万人以上のコンサルタントが在籍するマッキンゼー・アンド・カンパニー。過去5年間で5500社以上のクライアント企業を支援した戦略系コンサルティングファームだ。2022年、その日本オフィスで第二新卒を採用強化していく。業界・職種は不問となる今回の採用。メーカーを経て入社し、現在マネージャーとして活躍する佐藤愛季さんにお話を伺った。

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世界トップレベルの環境で、自分を磨きたい

「20代、簡単な道を選べばきっと後悔する、最も成長できそうな環境を選ぼう。そう思いマッキンゼーへの入社を決めました」

こう語ってくれたのが、マッキンゼーでマネージャーとして働く佐藤さん。さらに、もう1つ入社の決め手を話してくれた。

「選考中に世界トップレベルの人材の考え方・視座の高さにふれ、こんな人たちと一緒に働きたいと思ったんです。ケーススタディのような形式で問題解決のプロセスを体験していくような面接だったのですが、これがすごく楽しかった。マッキンゼーの選考では「総合的にこの人と一緒に働きたいか?」を重視しているので、もしかしたら私自身と同じように、面接官の方もケース面接の議論をする上で、私におもしろさや楽しさを感じてもらえたのかもしれません」

そもそも転職を考えるようになったきっかけは何だったのだろうか。

「もともとは新卒で大手日系の金属メーカーに入社し、約3年にわたり生産技術として海外工場での設備立ち上げ、生産性改善に携わってきました。ベトナムや中国など世界の工場で仕事をする機会をいただきやりがいはありました。ただ、仕事に慣れるにつれ、次第に「自身の成長スピードが鈍化することへの不安」を感じるようになりました」

もうひとつ、転職する上で欠かせない軸だったのが、ライフステージが変わっても働き続けられるかという点だ。

「結婚し、子どもが生まれても、キャリアを諦めたくないと考えていて。私生活も、仕事も諦めたくない。どうしてもメーカーだと海外転勤も多く、どちらかを選択しなければならない。そういったとき、マッキンゼーであれば、両方をあきらめなくていい」

彼女のストーリーと共に、マッキンゼーで得られる成長機会について見ていこう。

マッキンゼー01

佐藤 愛季
1990年生まれ。東京大学新領域創成科学研究科卒。新卒では大手日系金属メーカーに入社し、生産技術として海外工場の業務効率化などに携わる。2017年に第二新卒でマッキンゼーへ。現在、マネージャーとして働く。プライベートでは一児の母。2022年9月に再び産休予定。

プロジェクトチーム全員が互いに高めあう風土

こうしてマッキンゼーに入社した佐藤さん。

入社して感じたギャップとして、外資系コンサルファームならではのUp or Outで厳しいイメージが覆された、と語る。

「マッキンゼーは人を大事にしていて、各メンバーがどうすれば最大限力を発揮できるか、真剣に考えてくれるファームです。私自身、外資系コンサルは「無理だと思ったら勝手に出ていきなさい」といったドライな雰囲気を想像していたので、良い意味でギャップでした」

具体的には、上司から理不尽にできない業務を頼まれるようなことはなく、「この人ならできる」と思える仕事の範囲で、適切に仕事を任されるという。

「採用したからにはなんとかその人を成長させよう、という考えがファームに根付いていて、その人が成長できるように、アサインを決めるチームやメンターなど、様々な方々がどういうプロジェクトに入ったらいいか、真剣に考えてくれる。アサインされた後も、プロジェクトチーム全員でその成長をサポートしていく風土があります」

その成長させていく風土について、入社して最初のプロジェクトでの経験をふまえて伺えた。

「最初に配属されたのが、パートナーはイギリス出身、マネージャーは南アフリカから異動してきたばかり、という完全に英語環境のプロジェクトでした。全く英語ができないわけではなかったのですが、苦手意識はあったため正直面食らいましたし、実際最初はすごく苦労しました。ただ、実は思ったよりも辛くなかったんです。というのも、プロジェクトのテーマが、私自身が大学時代に研究していた内容に近い分野。ニッチな分野なので「知っている」だけでかなりバリューを発揮できるプロジェクトでした。今は思えば、よく考えてアサインしてくれたんだなと感じています」

マッキンゼーさしかえ

グローバルな活躍を支援する制度についてもふれてくれた。「私は入社時、日常会話レベルの英語力しかなかったため、会社の制度を使い3ヶ月ほどアメリカ留学をしました。現地の語学学校に通い、みっちり英語の勉強をしたお陰でかなり英語が話せるようになりました。また、コロナ禍の影響でしばらく実施できていなかったですが、1年半に1度、グローバルトレーニングもあります。私自身、入社から1年半くらいのときに、アムステルダムに行き、グローバルで同じビジネスアナリストが集まりトレーニングを受けました。ほかにも、海外オフィスで働くチャンスもあります。私も自ら応募し、6ヵ月中東オフィスで勤務したことがあります。常に刺激的でチャレンジングな環境があると思います」

60億円分の売上インパクトを、顧客と創出する

入社して4年、現在マネージャーとして活躍する佐藤さん。その仕事のやりがいについて、「数値的なインパクトを与えられたとき」と語る。ある忘れられないプロジェクトについて話してくれた。

「60億円分の売上インパクトを出す、という消費財業界のクライアントのプロジェクトは、とくに印象深いです。私は最初の5か月、計画フェーズでコンサルタントとして関わりました。私のミッションは、まずは売上インパクトにつながる施策アイデアをクライアントの皆さんに出していただき、それに対して不完全な部分を率直に指摘し、実行可能なラインまで磨き上げていくことでした。自分よりも年長の方、相応の役職者の方々が出した案に対し、「これは理想ですが、実行できる可能性がないのでは?」「この施策はなぜ競合に勝てると言えるのか?」、事細かに聞いていきます」

クライアントのなかには、「そんな細かいことまで…」と辟易している人も居たという。ただ、「細部まで突き詰める工程を経るからこそ、クライアントご自身が“自分たちで作り上げた”思いをご実感いただけるのではないか」と佐藤さんは語る。

「“自分たちがつくった計画だ”という思いを持っていれば、最後、クライアントがギリギリのときに踏ん張れる底力につながると思うんです。残念ながら、私たちは営業交渉に実際に同席するといったサポートはできません。クライアントの皆さんの主体性を育んでいくことも重要な仕事の1つだと考えています。こうして正面から向き合った結果、計画は無事に完成し、私がプロジェクトを抜けるときには、2時間のZoom飲み会で関わった方々から一人一人メッセージをいただいたんです」

そのメッセージに感動したと振り返る。

「『はじめは面倒くさい人だと思ったけど、言っていることは正しいし、我慢して付いて来たら、自分たちも前向きに頑張れるようになった。これから実行を頑張っていくけど、本当にありがとう』と。このプロジェクトに関われてよかったと心から思いました。施策の結果、そのクライアントの最高益を更新するほどに成果を出せたと聞いています。企業のパフォーマンスを上げることができた成功体験になりました」

マッキンゼー04

クライアントと向き合い続けるなかでは、クライアントとの問題解決が楽しく、かつやりがいを感じる瞬間だという。「クライアントもなんとなく問題として認識していらっしゃるけれど、何が根源課題で、それが原因でどのような事象が発生しているのか因果関係を理解されていない、つまり漠然と悩んでおられる状態がよくあります。そんなときに根源課題を特定して課題を構造化すると、クライアントは悩んでおられる状態から脱して、課題に対する解決策を”考え”始めることができる。このようなご支援ができたとき、コンサルタントとしての価値を出せたのかなと感じますね」

一方、入社して最も厳しいと感じたときについても伺えた。

「大きな逆境を感じたのは、まだ分析ツールもほとんど使ったことがなかった頃に、細かい分析を求められるプロジェクトにアサインされたときです。ミーティングのたびに少しずつ変わるクライアントの要求に対し、分析で答えなければいけない。さらに、もともとクライアント自身も既に分析したデータをもとに“新しい何か”を見つけ出していかなければならないプレッシャーのある状況でした。当時の私は分析は未経験。スキル的に非常に難しく、最初の1ヶ月はかなり苦しかった。ただこのプロジェクトを経験したからこそ、分析スキルを磨くことができました。今では「分析は速いし得意です」と胸を張って言えます。その時は大変ですが、すべてが自身の成長の機会につながっていると感じます」

マッキンゼー03

現在、日本オフィスではパートナーからアソシエイトまで、約40人ほどのワーキングマザーが在籍。女性のパートナー6人のうち4人がワーキングマザーだという。佐藤さんはマッキンゼーには、「家族優先」の文化が根付いていると語る。「例えば、子供が熱を出したから今からミーティングに出られませんと言っても、嫌な顔をする人は一人もいません。私自身、子育てをしながら働くなかで非常に心強く感じています。さらに、マッキンゼーには東京と大阪にオフィスがあるのですが、働く場所も柔軟に考えられます。例えば夫が転勤になって、移動を希望すればオフィスを移ることができる。私自身、夫が仕事の関係で場所を動くことが多いため、この制度にも助けられています」

キャリアも、私生活も、諦めない

取材後半に伺えたのは、マッキンゼーにおける働き方について。一児の母であり、2022年9月から再び産休に入る予定の佐藤さん。第二子出産後もマッキンゼーでキャリアを築いていきたいと語る。

「マッキンゼーは女性にとってかなり働きやすい環境だと思います。一般的に、女性は出産でキャリアが止まってしまうことに不安を覚える人は多いですよね。実際、日系企業に勤める知人からは、「大きな仕事のチャンスがあっても、休む予定がない人に渡ってしまう」という悩みも耳にします。マッキンゼーでは、こうした不安を抱くことがありません。特にコンサルタントはプロジェクトベースで仕事に携わるため、産休から復帰したらまた別のプロジェクトに入ればいい。子どもを産まなくても、プロジェクトとプロジェクトの間で、1~2ヶ月休む人も珍しくありません。「キャリアが止まってしまう」という不安がないから、「二人目の子がほしい」と思ったときも躊躇することはなかった。安心して産休に入れますし、コンサルの仕事は大好きなので復帰しても続けたいと思っています」

佐藤さんの仕事観について。

「仕事は人生の一部である以上、楽しいものであってほしい。そのためには、私の性格上、自分が成長し続けられていて、かつ一定の負荷があるチャレンジングな状況に挑戦し続けていきたい。マッキンゼーでのコンサルタントの仕事は非常に刺激的でエキサイティング。これからも、様々な挑戦をしながら、仕事を目一杯楽しんでいきたいと思っています」

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