INTERVIEW
電通デジタル

28歳で「電通デジタル」へ。猛者揃いの「国内最大級デジタルファーム」に求めた成長環境

掲載日:2023/06/09更新日:2023/06/21
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「デジタルマーケのあらゆる専門性を持つ人と働くことで自分だけでは思いつけなかったようなアイデアが生まれることも多い」こう語るのが、電通デジタルで働く相田史さん(29)。少数規模のマーケティングエージェンシーを経て2021年に中途入社した。電通デジタルで働く魅力とは?彼女のストーリーを通してみていこう。

【電通デジタルについて】
・電通グループのデジタルマーケティング専門会社
・広告コミュニケーション変革はもちろんのこと、事業全体の変革、顧客接点や体験の変革、それらを支えるマーケティング基盤変革を企業のニーズに合わせて組み合わせて提供していく、守備範囲の広さが特徴。
オンライン広告、オウンドメディア、デジタルサイネージ、ECサイト、SNS、AR/VR、などデジタルテクノロジーを活用し、国内外さまざまなクライアントのデジタルマーケティングを支援する。
・ITコンサルタント、マーケティングコンサルタント、プロデューサー、ディレクター、エンジニアなど多様な出自のプロ人材が在籍。
・2021年に電通アイソバーとの統合により、世界45ヵ国のアイソバーネットワークと連携が可能に。
・国内・海外企業約1,000社のデジタル・パートナーとして顧客起点DXを推進。外資系企業の日本市場進出、日系企業のグローバルに進出に際してのプロジェクトも多数手がける。
・創業時は約600名だった社員数は、2023年現在は約2,500名に。

大規模なプロジェクトで、PMスキルを磨きたかった

まずは前職の仕事内容と転職を考えたきっかけから伺わせてください。

前職は20名規模のマーケティングエージェンシーに入社し、4年にわたりプロジェクトマネージャー(以下、PM)として主に雑誌社のウェブメディアの運用を担当していました。

少人数の会社だったので、1つのプロジェクトあたり多くても5名規模。唯一のPMとして予算配分や人員のアサインなどを行ないつつ、サイトの運用、Webサイト関連のコンテンツ制作、分析、SNSアカウントのレポーティングなどまで広く浅く担当していました。

様々な業務を経験でき、プロジェクトで唯一のPMとして業務を進めていくことにはやりがいもありました。一方で、4年ほど働くなかで1社目で経験できる仕事の規模感、仕事内容に天井が見えてしまったんです。個人的には、グローバル企業やより大規模な案件などにも挑戦し、特にクライアント企業の要望に応えつつ舵取りをしていくPMとしてのスキルを重点的に高めていきたい思いがあって。そのため、次第に「新たな環境に身を置いた方が良い変化がもたらされるのではないか」と思うようになりました。

PMとしてスキルを磨いていく上ではいろんな選択肢があったかと思いますが、なぜ電通デジタルに決めたのでしょうか?

電通グループなので手掛けるプロジェクトも自分の求めていた規模感があり、且つグローバルな案件に関わるチャンスもありそうだったこと。そして、PMとしての専門性を磨けそうだと思ったからです。

他にも、代理店やエージェンシーを数社受けていたのですが、特に電通デジタルではカジュアル面談で、配属される可能性のあるプロジェクト、自分に求められる役割まで具体的に伝えてもらったことで働くイメージが湧いて。入社後のギャップも少なそうと感じ、入社を決めました。

手掛けるのは、世界的嗜好品ブランドの日本市場におけるCX向上

入社後、現在はどのような仕事をされているのでしょうか。

外資系企業の日本市場進出を支援するチームに配属され、PMとして、主に某外資系大手嗜好品ブランドのプロジェクトに関わっています。

このクライアント企業は、それこそ日本のマーケットに進出する当初から、電通デジタルが関わり、顧客体験向上のためのサービスの企画設計から構築まで二人三脚でご支援しているクライアント企業。取引金額では部署内でもトップ3に入りますし、関わるメンバーも私たちの他に、テクノロジーやインフラサポートを担う部署など含め社内だけでも30~40人に上る大所帯のプロジェクトです。

その中でも私は、顧客体験向上のための会員特典プログラムサイトのフロントエンドの更新などを行なうグループで、主にサイトの更新や機能開発の際のクライアント企業サイドとの交渉、スケジュール・リソース管理など、クライアント企業と社内メンバーや実装に関わるパートナー企業をつなぐような役割を担っています。

また、本プロジェクトにおいては、クライアント企業とのコミュニケーションは基本的に全て英語。グローバルで大規模な案件。まさに求めていた環境がありましたね。

電通デジタル03

英語の使用頻度はプロジェクトにより異なるが、相田さんの関わるプロジェクトは基本的に英語ベースのやり取り。「入社してから、インド系の訛りの強い英語を聞き分けられるようになりました(笑)ほかにも、英語が第一言語ではない方々も多い中でいかにコミュニケーションの齟齬が起きないように進めるか、にも気を配る必要があって。英語を使って働くことの解像度が上がりましたね」

ハイプレーヤー同士が織りなす化学反応

実際に働かれてみて、「電通デジタルだからこそ得られる経験」とは何だと思いますか?

1つは、それぞれ専門性を持ち、プロ意識の高い人が集まるなかで働くことで、自分自身もスキルアップしていける環境があることです。自分一人では到底到達しえなかったレベルまで、引き上げられているような感覚があります。

たとえば、現在私が担当するプロジェクトは、フロントエンド、バックエンド含めてPMだけでも10人ほどいます。それぞれが専門領域の知見を持っていることはもちろん、案件の進め方もそれぞれスタイルが異なります。なかには、自分が思いもよらなかった部分まで考慮しケアしているメンバーがいたり、自分は手つかずだった部分まで先回りして巧みにこなすメンバーがいたり。「そんなやり方があったのか」という驚きがあり、彼ら彼女らの動き方に学ぶことは多いです。悩んだときは進め方についてアドバイスを求めることもできます。

これは、前職とは大きく違う部分です。以前はPMの先輩や同期も少なくPMとして目指したい姿を描こうにもサンプル数が少なかったですし、何かに行き詰まっても自分一人、あるいは自分に近い範囲のなかで完結させるしかなかった。そういった環境にいた私からすると、電通デジタルの環境は非常に刺激的です。自分の知識レベルとレイヤーの違う人と仕事をする面白さを知りました。今後は、もっと人を巻き込み連携していくスキルを伸ばしたいと思っています。

もう1つ、自分の意見を持ち発信していくことが得意な人にとっては非常に手ごたえを感じられる環境だと思います。

というのも、電通デジタルには、入社年次問わずメンバーの意見を尊重して聞いてくれる風土があります。実際に、自分の意見がサービスに反映されたり、自分の意見をきっかけに議論がステップアップしていったりする場面を目の当たりにすると、非常にエキサイティングです。

逆にいえば、個人の意見が尊重されるからこそ、1つ1つの物事に対して責任をもって突き詰めて考えることが要求されます。自分はどう思うのか、なぜその結論に至ったのか。ロジック立てて説明できる人が、どんどん活躍していく環境。特に今、電通デジタルは従業員数も拡大していて、新卒・中途ともに優秀な人材がどんどんジョインしている。そのなかでは、「負けていられない、埋もれられない」という緊張感は常にあるかもしれません。

電通デジタル04

PMとして若手メンバーの育成についても考えるようになったという相田さん。「先輩PMに学ぶことだけではなく、どうやったら後輩PMメンバーの成長につなげられるも考えるようになりましたね。自分以外のことへも意識が向くようになったのは、入社して成長した部分だと思います」

日本と海外の架け橋になる仕事を

今後、どういったことを実現していきたいですか?

月並みですが、日本と海外の架け橋になる仕事を通して、人々により良い暮らしや発見を提供する一助になりたい。現在は海外のブランドや商品を日本に伝えていくプロジェクトに関わることが多いですが、今後は日本のブランドや商品をもっと海外に伝えていくことにも挑戦してみたいと考えています。

他にも、電通デジタルには、多様な部署があり様々な守備範囲を網羅するスペシャリストがいるので、今まで関わったことない部署の方々と関わりながら別領域の案件にも挑戦してみたい。そのためにも、「この人と仕事がしたい」という信頼を得られるよう存在感を示していきたいです。

最後に、相田さんが常に前を向いて走り続ける、原動力とは?

単純に、できなかったことができるようになると嬉しいですよね。PMの仕事というのは、企業の状況、案件の体制、クライアント企業の関係値など様々な要素を考慮して案件を進めていく必要があるため、「こう進めればいい」といった正解はない場合がほとんど。プロジェクトごとに状況を察知し、広い視野を持ってベターなソリューション、ベターな立ち回り方を考え続ける。難しい部分も多いからこそ、自分が入って整備することで話がうまく進めば達成感は大きいですし、うまく立ち回れるようになれると楽しくなってくるので「もっと成長したい」と思うんです。

そして、結果として一緒に働くメンバーやクライアント企業から、「あなたがいてよかった」「手が届かなかったことをやってくれてありがとう」といったポジティブなフィードバックをもらえると、自分の介在価値を感じられる。そういったものをガソリンにして、私はこれからも頑張り続けるのではないかと思います。

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