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任天堂、カプコン、円谷など

日本発「人気キャラクター・IP」で世界に挑め――キャラクタービジネスに携わる求人特集

今、キャラクタービジネス(商品化権・版権)に大きな注目が集まっている。2024年度の市場規模は2兆7,773億円(前年度比102.9% *1)とも言われ、日本政府も海外展開を支援へ。今回はキャラクタービジネスに関わる求人を特集する。

世界で「キャラクタービジネス市場」が拡大中。日本アニメ人気も追い風に

2023年、世界におけるキャラクターライセンスビジネス市場は1,476億ドル(前年比6.9%増。約21兆円)に。アニメーションや映画など、エンタメコンテンツのIPを第三者に使用許諾し利益を生み出す「キャラクタービジネス」の市場が全世界で拡大している(*2)。

中でも注目したいのが、日本発のキャラクター・IPについて。動画配信サービスの普及などにより、日本アニメのキャラクター・IPは海外でも人気となっている。

政府も注目する領域の一つで「新たなクールジャパン戦略(2024年)」では海外市場拡大に向けた具体的なアクションプランが記された。たとえばキャラクターを起点とした多様なグッズの販売や、ファッションブランド・アーティスト・コスメなど他産業のIPとのコラボ。またキャラクター・IPに関連する土地の「聖地化」を通じたインバウンド観光の需要喚起など、地方活性化にもつなげる狙いもある(*3)。

2023年、日本発コンテンツの海外売上は約5.8兆円(2023年 *3)と、半導体産業や鉄鋼産業の輸出額を超え、自動車産業に次ぐ規模となった。成長する海外需要を取り込む鍵として、いま日本のキャラクター・IPへの期待が高まっている。

営業、商品企画、マーケティング担当など。人材採用も活発化

今後も中長期的に成長が予測されているキャラクタービジネス市場。

漫画原作のキャラクターのメディアミックス展開や、商品・イベント等におけるキャラクターの露出など、キャラクター・IPの認知度向上や商品展開の活性化が期待されている。

そういった中、各社の人材採用も活発化。2025年8月現在、任天堂の経理・人事や、カプコンの商品企画などの求人が見受けられた。興味がある方はぜひ実際の求人を確認してほしい。

(*1)キャラクタービジネスに関する調査を実施(2025年)|矢野経済研究所
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3849
2025年度は、キャラクタービジネス市場(商品化権、版権)の希望は前年度比102.6%の2兆8,492億円を予測

(*2)アニメ人気に後押しされ、アジアで広がる商品化ビジネス|ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2024/be07507437869e1b.html

(*3)エンタメ・クリエイティブ産業戦略 ~コンテンツ産業の海外売上高20兆円に向けた 5ヵ年アクションプラン~|経済産業省
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/entertainment_creative/pdf/20250624_1.pdf

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