INTERVIEW
AnyMind Group

「人と同じでは勝てない」と気づいた日から。AnyMindトップセールスに聞く、キャリアの拓き方

掲載日:2026/04/28NEW更新日:2026/04/28
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「あらゆることをAIが担える今、自分の強みを把握し、いかに尖らせるかが重要です」こう語るのは、アジア15ヵ国で展開するグローバルベンチャー「AnyMind Group」の楠田純香さんだ。2023年2月にセールスとして入社し、わずか1年でグローバル全拠点におけるセールス1位を受賞。2年目にはマネージャーに昇格し、現在はアライアンス推進や事業開発を含む新規開拓特化の営業組織の統括マネージャーに抜擢されている。彼女の驚異的な躍進の背景にあったものとは。取材を通して見えてきたのは、「勝てる場」を自ら設計してやり遂げる強さ。そして個人の挑戦を後押しする同社の組織風土があった。

AnyMind Group
2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニー。ソーシャルメディアマーケティングやソーシャルコマースを起点に、ECからオフライン流通までを横断するBPaaS(Business Process as a Service)モデルを通じて、データとオペレーションを一体的に提供し、ブランド企業の事業成長を支援している。2023年に東証グロース上場。

「この人のようになりたい」見つけた、熱狂できる場所

前職のベンチャー企業で事業責任者を務めた後、2023年2月にAnyMind Groupへ入社した楠田さん。その転職の経緯から伺った。

知人を通じてAnyMindを知ったのですが、情報収集をする中で「誰もがビジネスに熱狂できる世界をつくる」という当時のパーパスや、「アジアNo.1を本気で取りにいく」といった力強い言葉が目に飛びこんできて、大きな衝撃を受けました。

それまで見てきた企業のパーパスは「◎◎を通じて社会に貢献する」といった抽象的な表現が多かったので、「これほどまでに野心的かつ具体的に目標を言い切る会社があるのか…!」と驚いたんです。私自身「言葉にしたことしか実現しない」と考えているので、その清々しさに共感したところも大きく、「この会社なら自分の力を最大限に発揮できるかもしれない」と直観的に判断し、応募を決めました。

そして、入社の最大の決め手は、選考中に出会った、ある女性の存在です。現在は退職されていますが、彼女はどんな状況においても目標達成のために突き進むタイプで、セールスとして圧倒的な成果を残して役員にまで登り詰めた方でした。まさに、「アジアNo.1を獲りにいく」という姿勢を体現されていたんです。

私自身、前職時代から窮地に立たされるほど燃えるタイプで、営業力でも誰にも負けない自負ははありましたが、彼女を前にして初めて「自分よりも強い営業を見つけた」と圧倒されました。「私もこの人のようになりたい。この環境でアジアNo.1を本気で目指したい」と、胸が高鳴ったのを覚えています。

また、いくつかの企業の選考を受けていた中で、AnyMindは最も私という個人に向き合い、必要としてくれました。組織の課題も含めてフラットに打ち明けてくれた上で、「君なら新しい風を入れてくれるはず。そういった存在になって欲しい」と言っていただけたことが、素直に嬉しかった。「この会社のために全力を尽くしたい」と心から思えたことが、最終的な決断につながったと思います。

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コロナ禍に突入したその年に、1社目となるマッチングサービスを提供するベンチャー企業へ就職した楠田さん。既存事業が落ち込む中、入社わずか3ヶ月で、新規事業立案というミッションを託される。ゼロから立ち上げたエステサロン3店舗を軌道に乗せ、26歳の若さで事業統括責任者に。そもそも転職を考えた背景には、ある「覚悟」があった。「大学を中退して福岡から上京した私にとって、仕事は生きる道そのものであり、絶対に引けない状況でした。とにかくがむしゃらに走り続けた結果、事業を成功させ、最終的には会社の方針で事業売却が決まりました。コロナ禍で私を採用してくれた会社に対し、ようやく利益という形で恩返しができた。その時初めて、一区切りついたと感じ『自分のキャリアを次のステージに進めてもいいのかもしれない』と、転職活動を始めたんです」

社内の“空いている席”を、自分の名札で埋めにいく

こうしてセールスとして入社した楠田さん。入社後の具体的な仕事内容と、トップセールスへと駆け上がったこれまでの歩みを伺った。

入社当時はインフルエンサーマーケティング事業部(現:ブランドコマース&マーケティング事業部)に配属されました。ミッションは、ソーシャルメディアマーケティングやソーシャルコマースを起点に、ECからオフライン流通までを網羅する包括的なソリューションを提案することです。単なる手法の提案に留まらず、戦略立案から実行フェーズまでを一気通貫で支援し、クライアントの事業成長をダイレクトに牽引する役割を担っています。

特に驚いたのは、入社直後から大手化粧品・飲料メーカー案件の主担当を任せていただいた、そのスピード感です。もちろん上司の手厚いサポートはありますが、早くから大きな裁量を与えられる分、早期に課題に直面し、失敗も経験します。そこから学ぶことは多く、非常に有難い環境だと感じました。

案件進行のフローを掴んだ4ヶ月目以降は、新規開拓に注力し、結果、1年で社内でグローバルのベストセールス1位を受賞し、2年目にマネージャーに昇格しました。現在は、組織のさらなる成長を見据えたセールス組織の再編に伴い、新規開拓を専門とする新組織の責任者を務めています。

これほどの躍進を遂げた秘訣を聞くと、「誰もやっていないことを探し、空いている席に自分の名札を置いていったんです」と楠田さんは語る。

入社して最初の上司が、案件進行、新規開拓、対人スキル、そしてグリッド力……その全てにおいて圧倒的にパーフェクトな人でした。入社早々、その実力差に打ちのめされると同時に、「この上司に評価されなければ私のキャリアの道は拓けない。ならば同じ土俵で戦っても勝ち目はない」と悟ったんです。

そこから、自分だからこそできる戦い方は何か考え抜きました。出した答えは、当時まだ取引がなかった大手広告代理店の新規開拓に注力すること。そして、社内でまだ誰も注力していなかった、イベント参加や会食を通じたアプローチを徹底することでした。これが、大きなターニングポイントになりましたね。

1年間、大手広告代理店の方々と会い続け、名刺交換をした数は300名を超えたと思います。構築した人脈から、徐々にインフルエンサーマーケティングのご相談をコンスタントにいただけるようになり、結果としてグローバル1位の受賞と、「新規・代理店開拓・会食といえば楠田」という社内認知の獲得につながったと考えています。

こうした話をすると「ストイックですね」と驚かれることがありますが、私自身はあまり苦ではありませんでした。私の強みは、自分が周囲からどう見られ、どんなタイプの人に興味を持ってもらえるかを客観的に把握するメタ認知能力だと思っています。自分の特性を活かせる相手を見極めて関係を築く手法は、私にとって非常に合理的で、自分に合った戦い方だったんです。

アプローチの方法は人それぞれだと思います。ただ、自分の強みを客観的に把握し、武器として最大限に活かすことは、どの業界でも求められる普遍的で重要なスキルなのではないでしょうか。

そんな楠田さんでも、常に順風満帆だったわけではない。2年目でマネージャーに昇格した当時を振り返り、彼女はこう語る。

実はマネージャーになって最初のチームをもったとき、全くうまくいかない時期がありました。メンバーの個々の強みは活かせていたものの、その裏にある弱みを組織としてカバーしきれず、結果的に周囲から寄せられていた期待に対して、十分な役割を果たせない事態を招いてしまったんです。負の連鎖でお叱りいただくことが続き、マネージャーとしての不甲斐なさやメンバーへの申し訳なさで、心が折れそうになりました。「自分にはもう無理かもしれない」と深く落ち込んだこともあります。

ただ、そんな私を再び前へと向かせてくれたのは、入社のきっかけともなったあの元役員からの「AnyMindで得たかったものは、もう得たの?」という一言でした。その言葉に、志望理由でもある、「アジアNo.1を目指す」という目標をまだ果たしていないと、ハッとしたんです。冷静に考えれば、これほど急成長しているベンチャーで上を目指し続けない理由はないように思えて。「獲れる称号はすべて獲りにいこう」と、改めて心に誓いました。

また、その矢先に、直属の上司から「新規開拓専門の組織を立ち上げるから、そこでマネージャーをやってみないか」と打診をいただいたんです。私が不調なときも変わらず目をかけ続け、私の強みが最も活きるポジションを用意してくれた。大げさではなく、それがあったから今の自分があると思っています。

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AnyMindで働くメンバーの特徴を聞くと、「やり遂げる力、コミュニケーション能力は、ここでは前提として全員が当たり前に備えています。だからこそ、個々の強みをいかに尖らせるかが重要なんです」と楠田さんは話す。続けて、自身のチームメンバーの事例を挙げてくれた。「例えば、プロサッカーのユースで活躍していたメンバーがいます。彼は広告代理店出身者が多く在籍するサッカーチームに参加し、スポーツという共通言語を通じて、通常では数年かかるような深い信頼関係を短期間で築き上げました。それが確かなリレーションシップという土台となり、最終的には彼の緻密な提案が評価され、受注へと繋がったのです」これは私にはできないし、彼ならではの戦い方です。このように、自分のバックグラウンドを武器に『勝てるフィールド』を見出すことが、大きな成果を生むのだと思います」

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楠田さんの転職前後での働きがいの変化を示すグラフ。やりがいを感じた瞬間について、彼女はこう語る。「自分が提案した企業のコピーやタグラインが、野外広告(OOH)やSNSで流れたときの喜びは格別ですね。特に母から『街中で広告を見かけてこれを純香が考えたんだと思ったら嬉しかった』と言ってもらえたときは本当に嬉しかったです。広告を通じ社会に貢献できてる実感が持てますし、自分が手がけた仕事を身近な大切な人に見てもらえるのは、広告という仕事の醍醐味ですね」

私が役員になり、新たな道標になる

取材終盤、楠田さんが見据える今後の展望について伺った。

まず、現組織のマネージャーとしては、新規顧客の創出から収益化までの導線を設計し、再現性のある成長モデルを確立することに挑戦したいです。現在は、私が統括する日本の新規開拓組織においては、インサイドセールスとフィールドセールスを分業させる、The Model型の営業スタイルを導入しています。すでに確かな手応えを感じているので、今後はこれを仕組み化し、世界各地の拠点におけるセールスのスタンダードにしていくことで、AnyMindとしての競争優位性をさらに高めていくことに貢献していきたいと考えています。

また、個人のキャリアにおいては、役員を目指すとともに、女性が自分らしく活躍し続けられる環境を築いていきたい。女性である私だからこそ果たせる役割だと考えています。

これまでのAnyMindは、20代前半の若手社員が中心でしたが、会社の成長に伴い、多くの社員がライフステージの変化を迎えるフェーズに差し掛かっています。だからこそ、私自身がロールモデルになりたい。今の環境で、結婚・出産を経験しながら、ライフステージが変わっても第一線でキャリアを積めることを証明し、その風土を定着させていきたい。出産したことも含めて、自分の選択を正解だったと思えるようにできると思うんです。そして、社外からも『女性が長く活躍できる企業』として認知されることは、会社として拡大していくうえでも大切なことだとも捉えています。

最後に、楠田さんが走り続ける原動力とは。

私には、AnyMindへの恩があるんです。だからこそ、恩返しをしたい。そこに尽きるかもしれません。大学を中退した私を採用し、責任ある立場へと抜擢してくれた。苦しい時にはリスクを共に背負い、見捨てることなく再起の場を用意してくれた。この会社への感謝が、私の最大のモチベーションです。これからも、既存の仲間に対しても、これから入社する人に方々に対しても、何かしら私が介在することでパワーを与えていきたい。そんな存在であり続けたいですね。

AnyMind最後の画像

楠田さんよりメッセージ
AIが台頭するこれからの時代、自分の強みを武器に、営業として独自の戦い方を確立していきたい。そんな思いを持つ方に、ぜひ一度AnyMindの選考を受けていただきたいです。現時点では完全には強みを把握できていなかったとしても、一緒に強みを見つけていくサポートはできるかもしれません。お待ちしています。

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