「100年に一度の転換期」を迎えている自動車業界。各社ともに、自動車メーカーとしてどのように生き残りを図るのかに注目が集まっている。そんな中、ホンダはホンダジェットなど新たなビジネスに舵をきっている。今回は、各社の動向をふまえ、なかでもホンダのユニークな取り組みに注目した。
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自動車業界は、100年に一度の転換期を迎えている。
「CASE」(C=コネクテッド、A=自動運転、S=シェアリング、E=電動化)と呼ばれる四つの技術革新が到来。AIの急速な進歩も相まって、激しい開発競争が繰り広げられている。
それに伴い、この数年で各社では提携等の動きが加速している。
たとえば、2016年に「トヨタ」は「ダイハツ」を完全子会社化。「スバル」と「マツダ」に加えて「スズキ」もグループ化し、少しずつ出資比率を高めている。また、日産も三菱自動車を傘下に。
各社とも、「仲間づくり」の動きが活発化する中、独自路線を貫いているのが、ホンダだ。「他社と同じことはしない」という精神は、本田宗一郎の時代から続いているようだ。今回は、ホンダの取り組みについて、具体的に見ていこう。
ホンダのユニークさは、ベンチャー企業との協業にも表れている。シリコンバレーにある子会社「ホンダR&Dイノベーションズ」では2015年から、スタートアップ企業との協業プログラム「ホンダ・エクセラレーター」を開始。AIやロボット、コネクテッドカー、車載アプリなどの領域において共同研究を実施している。展開地域は、シリコンバレーやイスラエル、日本、ドイツなど世界各国に及ぶ。
加えて、異業界の大手企業ともコラボレーションにも積極的だ。
・ソフトバンクとAIやコネクテッドカー
・日立製作所とEVのモーター
・グーグルの自動運転開発子会社のウェイモと自動運転の共同研究
これらが目立った取り組みだ。
そしてホンダグループは事業領域の拡張も積極的。近年、特に話題となったのが小型ビジネスジェット「ホンダジェット」だ。
2017年の納入機数では、世界第一位を達成(*1)。2018年3月には「ANA」と戦略的パートナーシップを締結。日本初のビジネスジェット専用旅行会社(ANAと総合商社「双日」が共同で設立)と協力し、さらなるマーケット拡大を目指す。
その他、「R&DセンターX」では既存の二輪車や四輪車、パワープロダクツ、ジェット事業以外の領域の研究を強化。「ロボット技術」「モビリティシステム」「エネルギーマネジメント」などの研究を進めている。
2018年6月現在、ホンダグループでは海外営業、マーケティング、商品企画、エンジニアなど、さまざまな職種で募集が行なわれている。ぜひ、求人をチェックしてみてほしい。
(*1)ホンダジェット、年間で世界1位に。小型ビジネスジェット機の納入数でセスナ抜く
https://www.huffingtonpost.jp/2018/02/21/hondajet-2017year_a_23367961/
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