日々「宅配」のお世話になっている人も多いはず。ただ、不在における再配達など非効率なことも。また、物流業界におけるドライバー不足も大きな課題となっている。こういった課題を解決するために宅配関連の新サービスが次々登場している。どんなサービスがあるか、求人とともに見ていこう。
ECの普及により、宅配取扱個数が急増。年間で約40億個ある宅配取扱個数は、2025年には約70億個に達する見込みだ(*1)。それらの問題に対応すべく、さまざまなサービスが登場している。
宅配における不在・再配達はどう効率化できるか。そういった中で注目されているのが「置き配サービス」だ。
「不在時でも荷物を受け取りたい」というニーズに応えて、専用の置き配バッグが販売され、にわかに売れて始めているようだ。
同時に「宅配物を自宅前に置いてもらう」のは盗難されないか?といった心配も。ユニークな動きとして、東京海上日動は「置き配用の盗難保険」を開発したことを、2018年6月に発表している。
もうひとつ、政府主導で進められているのが「宅配ロッカー」の設置。この流れを受け、ドン・キホーテや河村楽器も「宅配ロッカー事業」をスタートした。
テクノロジーを活用した宅配も、将来は当たり前になるかもしれない。
今、世界で自律走行車や宅配ロボットによる配送の実証実験が進められている。アメリカでは、無人デリバリーカーによる配送実験が2018年秋からスタートする計画(*2)。
日本国内でも、ヤマト運輸とディー・エヌ・エー(DeNA)が組んで、自動運転車を使った配送の実証実験を2017年より行なっている。
帰宅途中や散歩の途中など、ほしい時にほしい所まで荷物を届けてもらえる。そんな未来が来るかもしれない。
実際の求人を見ると、宅配関連サービスの事業企画や広報・IRの求人が見受けられた。また、自律走行車やロボット開発に関わる技術職・営業職などのポジションもあった(2018年7月現在)。今後成長が期待される業界・領域として注目したい。
参考
(*1)新事業で再配達に革命起こす…ドンキの「恐ろしいほどの先読み力」(現代ビジネス)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56525
(*2)まるで見た目はトースター? 無人の「宅配専用車」が街を走り出す(WIRED)
https://wired.jp/2018/07/12/nuro-grocery-delivery-robot/
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