2017 年、産業用ロボットの受注額は過去最高の9447億円を記録(*1)。政府が「ロボット革命」を推し進める中で、市場拡大を続けている。その最新動向とともに関連求人を見ていこう。
日本は世界屈指の産業ロボット製造国と言っていいだろう。「産業ロボットメーカー世界4強」には、国内メーカー大手『ファナック』『安川電機』の2社が名を連ねる(*2)。加えて、世界供給量のうち、実に52%を日本メーカーが供給しているというデータもある(*3)。
近年、産業ロボットはテクノロジーにより目覚ましい進化を遂げている。たとえば、三次元空間認識センサー付きのロボットが新たに登場。今まで人の手に頼らざるを得なかった部品のピッキングや選別作業などもロボットが担えるようになり、期待を集めている。また、数十万円台から購入できる小型・安価のものも誕生、中小企業にとっても産業用ロボットは手の届きやすいものになってきている。
生産性向上や人手不足を背景に、「工場の自動化・省人化」は重要なキーワードに。そういった中、産業用ロボットへの注目は今後ますます高まるといえそうだ。
高齢化、労働者不足など日本が抱える課題は少なくない。同時に、それらの課題解決において、今後「ロボットの活用」は一層重要な役割を担っていくと言えるだろう。
今回取り上げた、産業用ロボット関連産業。パナソニックをはじめメーカーやロボットベンチャーで、産業用ロボット・サービスロボットの設計技術者の募集が見受けられた(2018年7月現在)。とくにハードウェア領域で経験を積んできたエンジニアにとっては注目の領域といえるだろう。
ただ、自身のスキルがそのまま横展開できるか、求人票だけで判断するのは難しいケースもある。そういった場合も、まずは興味ありのボタンを押すことで「合格可能性」が届く。自身のスキルとのマッチングを確認する上でも、まずは興味ありボタンをおすすめしたい。
参考
(*1)産業用ロボット、17年の受注額最高 27%増の9447億円┃日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30872380T20C18A5TJ3000/
(*2)ロボット国内2社、収益力強み 利益率が欧州競合超え┃日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31614750R10C18A6920M00/
(*3)日本が世界のロボット供給量の52パーセントを提供┃国際ロボット連盟(IFR)
https://www.businesswire.com/news/home/20171127005137/ja/
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