今回は、新規事業や海外向けサービスを担う求人に注目した。2018年12月現在、LINE、弁護士ドットコムなどが採用を強化中。各社の求人から「コア事業を基盤に事業領域を広げていく」という流れが見えてきた。実際の求人を見ていこう。
※今回はプロジェクトマネージャー、プロデューサー、プロダクトマネージャーの求人を取り上げています
「キャッシュレス元年」とも言われた2018年。国内の覇権争いが注目される中、有力視される一つが『LINE Pay』だ。2018年12月には「年内の20%還元」を発表したことでも、話題に。今、サービスが重要なフェーズに置かれていることは間違いない。
そういった中、Webプロデューサーには『LINE Pay』や新たなFintechサービスの企画などが期待されている。
また、新たに2018年10月より開始したのが『LINE チケット』だ。チケット購入~発券までを『LINE』上で完結できる『LINE チケット』は、チケットの不正転売・買い占めなどに対する新たな打ち手になるかもしれない。サービスの立ち上げフェーズから参画することで、様々な経験を積めそうだ。
複数サービスに携わるWebプロデューサーを募集していた。
主力の『弁護士ドットコム』『税理士ドットコム』の他にも、法律関連の新規サービスをたびたび生み出してきた同社。2017年には、紙と印鑑で行っていた契約作業をクラウド上で行える新サービス「クラウドサイン」をリリース。すでにカード会社・クレディセゾンとの連携も進む。
FinTechなど、新たなイノベーションが次々と生まれる今、Web領域においても法律は重要なキーワードになってくる。同社の事業に携わることで、「法律」という新たなキャリアタグを得られるかもしれない。
積極的に海外展開をしてきたオウケイウェイブ。
2017年10月には、仮想通貨事業を行う子会社「OKfinc LTD.」をマレーシアに設立。また翌年11月には、仮想通貨業界向けのセキュリティソリューションの提供に向けて、「パランティア社(米国/ビッグデータ分析による不正取引検知)と業務提携を発表した。
そういった同社では現在、海外に1400万人のユーザーを抱える「グリーティングカードサービス」のプロダクトマネージャーを募集していた。アメリカ市場ではすでにシェアトップクラスだが、今後英語圏でのさらなるサービス拡大を目指す。
グローバルチームのメンバーとして市場調査や、サービス企画を担っていくポジション。定期的に海外出張をしながら、各国の文化を理解した上でプロジェクトを進めていく…そういった経験を得られるようだ。グローバルを舞台に働き、視野を広げたい人にとってチャンスと言えるかもしれない。