REPORT
SmartHR、ピクシーダストテクノロジーズ、モノグサ…

スタートアップで勝負! 事業企画・マーケ・広報…コーポレートサイドの求人

掲載日:2020/10/15更新日:2021/02/24
求人掲載中

役割や制度などを自ら企画立案・構築していく――スタートアップには、そういった「成長」のステージが豊富にあると言えるだろう。その中でも「コーポレートサイド」、とくに事業企画・マーケティング・広報・IRといった求人について見ていこう。

スタートアップの資金調達、5年で8倍強に

国内スタートアップへの投資額が、急増している。

2018年度の投資額合計は約3500億円、この5年で8倍強となる数字だ(*1)。

今回はその中でも2019年~2020年に資金調達を実施し、採用を強化する5社をピックアップした。

【1】ピクシーダストテクノロジーズ|落合陽一氏 率いるスタートアップ

筑波大学准教授・落合陽一氏がCEOを務める同社。コンサル出身者から研究者まで、多彩なメンバーが集っているという。

"「人がコンピューターを使う」のではなく、「コンピュータが形作る環境中で人が暮らす」" をビジョンに掲げる同社。生活空間において、不便のない社会の実現を目指す。

一番の強みは、「光・音の波を制御し、狙った場所に届ける」技術。一辺数センチの空間にもスポットで音声を流すノウハウをもち、これまでには

・特定の人だけに音を届けるスピーカー
・難聴の人が音楽を振動や視覚で楽しめる球体型の端末

などを開発してきた。

また、協業の動きも目立つ。一例をあげると、凸版印刷との共同拠点設立。また電通と光や音を活用した広告制作でも協業の検討が進んでいるという。(*2)

さらに、コロナ禍では、コロナ対策ソリューション『magickiri™(マジキリ)』、空間の開発ソリューション『KOTOWARI™(コトワリ)』と続けてリリース。

そういった同社では、「事業開発」を募集していた。

【2】モノグサ|記憶定着ツールで学習に革命をおこすAIスタートアップ

同社が提供しているのは、AIによって、知識習得・記憶定着を可能とするプラットフォーム『Monoxer(モノグサ)』。これを使えば、何をどれだけ覚えたか、教える側はリアルタイムに把握し、管理できる。何をいつまでにどれだけやればいいのか、ステップがみえないという課題を解決していく。

2018年5月リリースから約2年。すでに学習塾や語学学校など、2500を超える教室で導入されている。2022年までには本格的なグローバル進出も見込んでいる。

こうしたなか、「マーケター」は「経理」などの募集が行なわれていた。

【3】SmartHR|クラウド人事労務サービス提供

2年弱で1万社が導入へー人事労務業務を効率化するソフト「SmartHR」を提供する同社だ。

企業情報、社員情報を登録することで、雇用契約、入社手続きや関連する行政申請の書類などを自動で作成。電子申請にも対応し、役所に行ったり郵送したりする手間も省ける。年末調整もオンラインで完結だ。

同社が注目を集める理由の1つでもあるのが、顧客のサービス継続率だ。実に99.5%。一般的にSaaSは、「解約率2%を切れば優秀」とされる中で、いかに高い継続率かが分かる。

2019年の61.5億円の資金調達を経て、今後は従業員を倍以上に増やす計画も(*3)。2020年に入ってからは新しいTVCMも放映するなど、広報活動に注力する様子が見受けられる。

求人を見ると、「マーケティング」などの募集があった。

【4】スマートニュース│世界150カ国以上に向け「SmartNews」配信

2019年、ユニコーン入りしたスマートニュース社。

「SmartNews」は2019年2月時点で日米4000万ダウンロードを突破(*4)。今後、米国事業を加速させていくというニュースも話題となった。

同社が目指すのは、Yahoo!ニュースのようなニュース記事を束ねて統合するプラットフォーム「ニュースアグリゲーター」だ。

そんな同社では、「広報」「採用担当」「営業企画」などを募集中だ。

【5】ヤプリ|フルスクラッチ開発・運用の苦労、ほぼゼロに

2013年に設立後、わずか2年で「Tech in Asia」での「Amazon Web Services 賞」受賞。2019年2月には初CM公開。

「ユニコーンも射程圏内」と囁かれるのがヤプリだ。

プログラミング不要でスマートフォンアプリを開発・運用できるクラウドサービス「Yappli(ヤプリ)」を提供する同社。従来2000万~3000万円を投じて行っていたアプリ開発を、約10分の1の金額で行えるという点が大きな注目を浴びる(※)。

そんな同社では、「デジタルマーケティングプランナー」を募集中だ。

(※)Yappli(ヤプリ):初期費用200万~300万円。

いずれも、成長の真っ只中にあるスタートアップ。

業務に関しても自ら考え、切り拓くことが求められる場面も少なくないだろう。

だからこそ得られる経験はキャリアに箔をつけるはずだ。また会社の成長を支えているという実感も大きいと言えそうだ。興味を持った方はぜひ実際の求人を確認してみてほしい。

(*1)日本経済新聞|国内スタートアップ投資5年で8倍 IPO調達上回る
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44345620Z20C19A4MM8000/
(*2)日本経済新聞|視聴触覚技術のピクシーダスト、38億円を調達
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45180440T20C19A5XY0000/
(*3)日本経済新聞|スマートHRが61億5000万円調達 従業員数を倍増へ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47620700S9A720C1XY0000/
(*4)産経新聞|SmartNews(スマートニュース)、4,000万ダウンロードを突破
https://www.sankei.com/economy/news/190220/prl1902200227-n1.html

お疲れ様でした!
一週間以内に「興味あり」した求人の合格可能性をお知らせします。職務経歴書を更新すると、合格可能性が高まります。
この記事を読んだ人におすすめの記事
最近ご覧になった求人に基づいたおすすめの求人
若手ハイキャリアのスカウト転職