REPORT
データで企業の意思決定に貢献

コンサルファームで築く、データ分析のキャリア

掲載日:2021/05/20更新日:2021/05/20
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いまコンサルティングファームが「データ分析」ポジションの採用を活発化させている。その背景、そして培えるキャリアについて、求人とともに見ていこう。

高まる、ビジネスにおけるデータ分析の重要性

データは21世紀の石油ーーこうした言葉に代表されるように、ビジネスにおけるデータの収集・分析・活用の重要性は急速に高まりを見せている。

事実、企業の中には、多様なデータを「経営資源」と捉え、意思決定や経営判断に活かす「データドリブン経営」を掲げるケースも珍しくない。膨大なデータを収集、分析し、新製品やサービス開発や、業務上の課題解決・効率化に活用していく。5G、ブロックチェーン、AR/VR、AI/機械学習、IoTなどのテクノロジー活用が本格化するなかで、いかにデータをビジネスに紐付け活用できるかは、あらゆる企業で喫緊の課題となっているといえるだろう。

データ分析関連職種の、2つの「型」

こうしたなか、コンサルティングファームが「データ分析」ポジションの採用強化へ。そもそも、データ分析に関わる職種は、大きく2つに分けられる。

1つは、コンサルティング型。分析に必要な最低限の知識を持ちつつ、クライアントに対して具体的な施策・解決案を示していく役割を果たす。

もう1つが、エンジニアリング型だ。コンサルティング型と比べると、より技術面や深い知見が期待され、無秩序に見える膨大なデータから規則性を見つけ出していくなど、実際に手を動かしていく部隊に所属するケースが多い。

コンサルティングファームでは、コンサルティング型、エンジニアリング型の両者がともに関わりあい、プロジェクトが推進していくことも増えているという。

例えば、PwCコンサルティングでいえば、Data & Analyticsチームの中に、クライアントと接するアナリティクスコンサルタントと、データ分析を中心に担う専門家が在籍。アナリティクスコンサルタントは、クライアントとチーム内の専門家との間に立ち、ビジネス側の用語と分析に関する専門用語をどちらも理解した上で調整していく役割を果たす。

ビジネスにおけるデータ活用の重要性がさらに高まっていくなか、コンサルティングファームにおけるデータ分析人材の介在価値も、さらに高まっていくと見ていいだろう。

コンサルファームにおける「データ分析」としてのキャリア

では、「データ分析」のキャリアを考える上で、コンサルティングファームにはどういったメリットがあるのか。

その1つが、幅広い業界のデータに触れられることだ。

例えばメーカーや事業会社での分析業務を行う場合、あくまでその会社のビジネスの枠内での業務となり、扱えるデータの種類・量に限りがあるケースが多い。その点、コンサルファームであれば、多様な企業の、様々な情報に深いレベルで触れることが可能だ。

実践的に幅広いデータを扱い、知見を獲得していくことで、市場価値を高めていくことができるといえそうだ。

中には、必ずしも分析の経験は必要としない募集を行なう企業も見受けられた。ぜひ求人をチェックし、キャリアの選択肢として検討してみて欲しい。

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