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商品企画、事業企画、経営企画…

事業成長のキーパーソン「企画関連職」の求人最前線

掲載日:2022/10/06更新日:2024/03/12
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商品企画、事業企画、経営企画、営業企画といった「企画関連職」の求人募集。その中には「未経験可」「キャリアチェンジ可」の求人も多く見受けられる。人気の高い企画職だが、必ずしも全員が全員未経験から挑戦し活躍できるわけではない。キャリアチェンジで失敗しないためのポイント、求められる採用要件について見ていこう。

>>>「企画職(ポテンシャル採用)」の求人募集一覧はこちら

「企画力」が求められる時代

まず企業側が「企画職」を広く募っている理由を見ていこう。そのなかでも多いのが、新たな事業領域への参入、そして海外展開、そのための組織強化といった新たな試み。

社内の部署異動によって人材を抜擢することもあれば、外部からの採用はもちろん、事業提携・M&Aによって組織強化を行う企業も多い。

かつてに比べ商品・サービスサイクルが短くなり、変化の激しい時代。企業側が挑戦し続ける姿勢が求められている。

すでに多くの企業が社内リソースの活用だけでなく、新たな視点・経験を持った人材を社外から広く募っている。

当然、あらゆる職種において、正解がないなかで成果に結びつけていくためには「企画」要素が必須に。とくに「企画」に特化した職種の需要は高い。一方で、企画はその本質が捉えづらく、企業によって定義や職務領域が異なるケースも多い。

商品企画、事業企画、経営企画、営業企画など職種も多岐にわたる。まずはそれぞれの職種における基本理解を進め、その企業、業界における役割をしっかりと判断していこう。

求められる「企画力」の正体

あらゆる領域・業界において、未経験から挑戦できる企画職募集はある。一方で、職種経験がないなか、実際に採用されるのか。どういったポイントが選考時に見られるのか、不明点も多い。

わかりやすく、重視されるのは、いわゆる「企画力」だ。企画とはさまざまな定義があるが、そのひとつは「課題解決能力」に置き換えることができるだろう。問題発見、課題の抽出から、解決までのプロセスを、再現性が発揮できるか。元営業職であれば、クライアントが抱える課題をどのように解決に導いたか。さらに、そこに対し、いかに優れたアイデアが発揮されたか、ここはアピールポイントになるはずだ。

また、「企画力」といった時、単にアイデアを出すだけではなく、それをいかに実現できたか。たとえ、自分は発案者でなかったとしても、「形にした経験」は重宝がされる。まわりに働きかけ、主体的な行動によって、変化をもたらしていく。あらゆるプロジェクトにおいて「企画」がなければ実現しない部分だろう。

キャリアチェンジを前提とした転職の場合、「今までの業務がそのまま次の職場でも活かせる」というケースは稀だ。自身が残してきた成果と、そこに至るまでの過程、考え方を振り返り、企画職として活かせるように抽象化をし、再現し、さらに成長をしていく。ここが大きなポイントになるだろう。


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