2023年5月に1億円以上の資金を調達し、AMBIに求人掲載中の企業をまとめてご紹介する。事業概要とともに、実際の求人を見ていこう。(50 音順)
AMBIで採用強化中の企業一覧
【1】MI-6
【2】エモーションテック
【3】カンリー
【4】クラスター
【5】グローバ
【6】GO
【7】ニーリー
【8】Hacobu
【9】ピリカ
【10】forest
【11】マツリカ
MI-6 | 5月に6.5億円を調達
機械学習など情報科学を用いて、材料開発の効率化を図る、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)スタートアップ。MIによる実験条件の最適化SaaS『miHub』やハンズオン支援サービスを提供する。同社サービスの利用実績は、国内素材メーカーを中心に、100社を突破した。
2023年5月には6.5億円の資金調達を完了。資金累計調達額は14億円となった。今後は技術・プロダクト開発をはじめ、さらなる研究開発への投資を進める計画だ。
エモーションテック | 5月に5.8億円を調達
「言葉にならない 「感情」 を、伝えきれない 「想い」 を、テクノロジーでカタチにする」をビジョンに、顧客・従業員の声を事業活動に活かすエクスペリエンス・マネジメント(XM)分野でサービスを展開する。具体的には、商品やサービスに紐づく顧客体験を独自の手法で分析・可視化する『EmotionTech CX』、組織と従業員の関係性を可視化する『EmotionTech EX』の2サービスを提供。支援企業数は、2013年3月の創業から500社を突破した。
2023年5月、5.8億円の資金調達を実施。今回の資金をもとに、さらなる開発・組織体制の強化を図る。
カンリー | 5月に総額約10億円を調達
「店舗経営を支える世界的なインフラを創る」をミッションに、店舗情報の一括管理サービス『カンリー』の開発・提供を行なう。同サービスは店舗
情報の一括更新や口コミの管理、全店舗データの一括分析など、店舗経営におけるマーケティング領域の最適化・生産性向上を可能に。2020年6月のリリースから約3年で、導入店舗数は45,000店舗以上となった。
2023年5月、総額約10億円の資金調達を実施。今後は採用領域(HRM)や店舗オペレーションをはじめ、店舗を取り巻く様々な領域にサービスを拡張させていく方針だ。
クラスター | 5月に合計52億円を調達
「バーチャル経済圏のインフラをつくる」をビジョンに、国内最大級のメタバースプラットフォーム『cluster』を運営する。同プラットフォームでは同時に数千人と接続し、音楽ライブやカンファレンスなど大規模なバーチャルイベントを実現。2023年1月、累計動員数は2,000万人を突破した。
2023年5月には合計52億円の資金調達に成功。今回の調達によって、海外展開や新規領域への参入など、事業拡大に向けたプロダクト開発やマーケティング強化を図る計画だ。
グローバ | 5月に総額2.2億円を調達
「ヒトとテクノロジーの力で業界の未来を創る」をビジョンに、建設業界向けコミュニケーションアプリ『クラフタ』を運営する。メッセージのやり取りや現場写真の自動格納、現場情報の一元管理をスマホ一つで可能に。無料で、簡単・シンプルな設計によって、パソコンが苦手な職人などからも高い評価を獲得している。
2023年5月、総額2.2億円の資金調達を実施。FAXやメール、電話から『クラフタ』への置き換えを図り、業界デファクトのコミュニケーションツールとして建設業界における非効率の改善を目指す方針だ。
GO | 5月に合計140億円を調達
「移動で人を幸せに。」をミッションに、日本のモビリティ産業をアップデートする様々なITサービスを展開。中でもタクシーアプリ『GO』は43都道府県で提供され、ダウンロード数は1,400万を突破した。
2023年5月には合計140億円の資金調達に成功。今後、『GO』の基盤拡大・機能強化、そして次世代事業の開発強化を図る。
ニーリー | 5月に総額16億円を調達
「社会の解像度を上げる」をミッションに掲げ、月極駐車場オンラインサービス『Park Direct』を展開する。同サービスでは駐車場の募集から契約業務、契約後の月額使用料の収納代行(賃料保証含む)、顧客管理までオンラインで実現。不動産会社や借主の駐車場契約・管理に関わるコスト削減に貢献している。
2023年5月、総額16億円の資金調達を実施。累計調達額は39億円となった。今後は『Park Direct』のデータを活用し、さらなるサービス提供範囲の拡大を図る。
Hacobu | 5月に総額約15億円を調達
「持続可能な物流インフラを創る」をミッションに、データによる物流DX事業を展開する。企業間物流を最適化するクラウド物流管理ソリューション『MOVO』の累計導入企業数は560社を突破。またトラック予約受付サービス「MOVO Berth」の累計利用ドライバー数は、日本のトラックドライバーの約半数以上に相当する46万人超となった。
2023年5月には総額約15億円の資金調達を実施。累計調達額は約43億円となった。今後は物流現場の課題解決を目的とした新規機能・アプリケーション開発、幅広い職種での採用強化を進めていく方針だ。
ピリカ | 5月に総額2.8億円を調達
「科学技術の力であらゆる環境問題を克服する」をビジョンに掲げ、ごみの自然界流出問題に取り組んでいる。運営するごみ拾いSNS『ピリカ』で拾われたごみは、118の国・地域において累計3億個を突破。さらに現状や進捗を把握する「計測」にも力を入れ、すでに地球8周分・32万km分のごみの路上散乱状況を調査している。
2023年5月、総額2.8億円の資金調達を実施。今後は海外展開も図り、地球規模のごみ問題を解決する基盤構築を推進する。
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forest | 5月に約15億円を調達
日本のモノづくりブランドをM&Aにて承継し、さらなる成長実現に取り組む事業を展開する。カテゴリーに制限はなく、譲渡対象は会社全体、ブランド/プロダクトのみ、EC事業のみなど様々。マーケティング、商品開発、データ活用など、各領域のスペシャリストで構成されたチームによって、譲り受けたブランドの育成を手掛けている。
2023年5月には約15億円の資金調達を実施。今回調達した資金によって、EC領域における専門人材の採用や越境ECへの取り組み強化を図る。
マツリカ | 5月に総額約10億円を調達
「創造性高く遊ぶように働ける環境を創る」をビジョンに、クラウド営業支援ツール『Senses』を展開する。営業の案件・顧客管理のみならず、日々の行動や営業におけるコミュニケーションをはじめとした情報を蓄積。組織の資産として活用することで、営業業務の属人化解消と組織の働き方改革を実現させている。
2023年5月には総額約10億円の資金調達に成功。プロダクトラインナップの一新、マーケティングや採用強化を推進する。