「ユニコーン企業」――非上場でありながら、時価評価額10億ドル(約1250億円)以上。今後巨額の利益をもたらす可能性を秘めた企業のみが、こう総称されている。そして今、世界のユニコーン企業が次々と日本市場へ本格参入。市場開拓に向けて、採用強化する動きも見て取れる。その中でも特に注目されている「WeWork」「OYO」2社の動向を見ていこう。
全世界23カ国77都市287カ所以上で、コワーキングスペースを展開するWeWork(*1)。
2018年2月には、日本市場へ本格参入し話題に。国内では丸紅、ソフトバンク、SOMPOホールディングスなど、大手企業も多く入居している。
そして同年10月には、「日本全体に拠点を作り、ユースケースを広げていく」という拠点拡大計画を発表。2019年には、30拠点以上の運営を目指す計画だ(*1)。
こうした積極的な事業展開を背景に、求人募集も活発化。2019年1月時点で、コミュニティマネージャー、イベントマネージャー、セールスなどさまざまなポジションで募集を行なっている。
(*1)2018年6月時点
今、インドで多くのユニコーン企業が誕生している。企業数は10社と、アメリカ、中国、イギリスに次ぐ、世界第四位に踊り出た(2018年3月時点 *2)。
その中でも注目を集めているのが、インド最大手ホテルチェーン「OYO」だ
注目したいのが、その驚異的な成長性だ。画期的なフランチャイズシステムを武器に、2013年の創業から2年で客室数でインド最大手に。2023年のホテルチェーン世界1位の実現を掲げている(*3)。
中国、ネパール、マレーシアなど世界展開も加速する同社は、2018年に日本法人を設立、2018年度内の事業開始を計画する。
そういった中、日本法人の立ち上げメンバーを募集していた。セールス、マーケティング、広報、バックオフィス…さまざまな人材が求められている。
(*2)ユニコーン企業最新レポート2018年3月時点(まとめ)日本は現在メルカリ1社、プリファード・ネットワークスの名前は? https://glotechtrends.com/global-unicorn-180410/ (*3)インド発格安ホテル「OYO」、日本進出へ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36737240Q8A021C1EA5000/