掲載日:2022/01/24更新日:2022/08/03
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いま、社会により大きなインパクトをもたらす事業に取り組むスタートアップの活躍が目立つようになってきた。たとえば、デジタル技術やバイオ技術などを、環境問題や食糧問題などの社会課題解決のために実装していく企業だ。実際の求人と共に、見ていこう。
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さかなファーム|養殖テックで、ブランド魚を作る
2020年創業、「日本の陸上養殖を世界で戦える産業に」を掲げる、スタートアップがさかなファームだ。養殖メディアEC「CRAFT FISH」、養殖生産管理アプリ「sakana farm」の開発・運営をはじめ、水産業・養殖業におけるコンサルティングも行なう。
とくに、TV『ガイアの夜明け』で取り上げられ話題となったのが、北海道の神恵内村でのウニの養殖プロジェクトだ。かつてニシン漁で栄えた神恵内村は、年々減少する漁獲量、漁師の高齢化といった課題を抱えていた。こうした地域で新たなブランドウニを開発。漁師の仕事維持、地域活性化にもつながる取り組みとなっている。
2022年1月現在、戦略コンサルタント、ECマーケター、デザイナーなどのポジションで募集を行なっていた。
アスエネ|「脱炭素」を目指しCO2を見える化
2019年創業、再生可能エネルギーの小売事業を手掛けるアスエネ。2021年4月には、総額3.75億円の資金調達を実施(*1)。同年8月には企業のCO2の見える化を可能にする、AIやブロックチェーンを活用したSaaS型のクラウドサービス『アスゼロ』の提供も開始した。「脱炭素」への取り組みは喫緊の課題となるなか、大手企業における「CO2の排出量の把握したい」ニーズが増加。同社は2025年までに1万社(*2)の導入を目指すとしている。
2022年1月現在、カスタマーサクセス立ち上げメンバー、ソリューション営業などのポジションで募集を行なっていた。
(*1)気候変動×テクノロジーベンチャーのアスエネが総額3.75億円の資金調達|PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000058538.html
(*2)アスエネ、温暖化ガスの排出量を管理 中小企業を支援|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC268710W1A820C2000000/
ピリカ|科学技術で「海洋プラスチック問題」に挑む
2011年に創業、京大発の環境ベンチャーであるピリカ。ゴミ投棄などの環境関連調査を手掛ける。とくに、2020年からは、海洋プラスチックごみの実態調査サービス「アルバトロス」を本格的に事業化した。今後は、「アルバトロス」をはじめ、ごみ拾いSNS「ピリカ」、ポイ捨て調査サービス「タカノメ」の開発により注力していく。
2022年1月現在、プロダクトの開発・改善を担っていく「プロダクトマネージャー」のポジションで募集が行なわれていた。
リファインバースグループ|廃棄物から資源を生み出す
オフィスビルなどでよく使われているカーペットタイル。使用済みとなった、それらから合成樹脂素材を取り出す独自技術を持つのが、リファインバースだ。本来、石油から作られる合成樹脂素材を、廃棄物から取り出して再資源化できることから、”東京に油田を見つけた企業”とも称される。2021年7月には東証マザーズに上場。今後は、独自の再生技術や用途開発、マーケティングノウハウなどを武器に、新しい事業展開を進めていく。
2022年1月現在、経営企画、新規事業・事業開発、ソリューション営業などのポジションで募集を行なっていた。
TBM|「脱プラ技術」で世界進出する日本発ユニコーン
「石灰石」から紙・プラスチックの代替製品をつくる新素材『LIMEX』を開発するのが、日本発のユニコーンとなったTBMだ。環境問題と貧困の解消に貢献していく。2021年7月には、韓国大手財閥であるSKグループの4社が共同出資したSK Japan Investmentと、135億円の資本提携を締結した(*)。SKグループとの連携によりLIMEXの生産体制を強化していくと共に、さらなるグローバル展開を見据える。
2022年1月現在、国内・海外営業などのポジションで募集が行なわれていた。
(*)新素材のTBMが135億円調達でトップに--2021年7月の資金調達・評価額ランキング
https://japan.cnet.com/article/35175155/