INTERVIEW
アクセンチュア 関西オフィス|アプリケーション開発担当
24歳で専門商社からアクセンチュアへ。第二新卒でふみだした、ITスペシャリストへの道
掲載日:2022/04/20更新日:2023/10/06
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専門商社での営業事務を経て、第二新卒で2021年にアクセンチュアへ。現在、同社の関西オフィスでアプリケーション開発チームに所属するのがKyokaさん(25)だ。「プログラミングを学び、システムをつくっていく面白さを感じています」と語ってくれた。彼女が求めたのは、より成長し続けられる環境だった。
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専門スキルを身につけ、自分を磨き続けられる環境へ
新卒では、電子部品を扱う専門商社に入社し、貿易書類の作成や、仕入れ先・現地法人・納入先など各署との調整業務を担当してきたKyokaさん。
転職を考えるきっかけとなったのは、前職時代にぬぐえなかった、“キャリアパスへの不安”だった。
「とくに英語力を活かしたい思いがあり、海外で働くチャンスもある商社に入社しました。貿易実務では英語を使う機会もありましたし、1年目ながら大きな金額を動かす案件に携わらせてもらっており、やりがいがありました。ただ、一通りの業務をこなせるようになってきて。良くも悪くも安定した企業であったため、たとえ海外で働けるようになったとしても、業務内容としてもチームとしても、さらなる成長は期待しづらいと感じていました。次第に、もっとスキルを身につけられる環境で働きたい、という思いが強くなりました」
そして、出会ったのがアクセンチュアだった。彼女の転職ストーリーを追った。
Kyoka(25)
2020年に新卒で専門商社の東海エリア担当として従事。貿易書類の作成や、仕入れ先・現地法人・納入先との各種調整業務を担当。学生時代から慣れ親しんだ関西エリアで働きたいと、転職活動を開始。2021年に第二新卒でアクセンチュアへ。現在は関西オフィスに所属し、官公庁系のプロジェクトにて、アプリ開発に携わる。
地方創生から海外案件まで。広がる活躍のフィールド
学生時代はアクセンチュアの存在は知りつつも、就職先として考えたことはなかった、というKyokaさん。どういった経緯で、志望するに至ったのか?
「学生時代は“外資系コンサル”というと漠然とハードルが高いイメージがあり、自分には難しいだろうと思っていました。ただ、前職時代に通勤中に電車内アクセンチュア関西オフィスの広告をみつけ、地方創生などにも取り組んでいると知りました。国内のことにも関われるという意味で、少し「身近な企業」として捉えられるようになったんです。そこから会社について調べるうちに、まずは国内の案件でイチから専門スキルを身につけ、ゆくゆくは英語を使ったグローバルな仕事にもチャレンジしていけるかもしれない。そう思いました」
もう1つ、フラットな環境も、入社の決め手となった。
「座談会に参加した時、上司・部下関係なく「さん付け」で呼び合う文化や、中途入社の方もイキイキと働かれている様子が伝わってきました。また、面接はケーススタディのような形式だったのですが、とても丁寧なフィードバックをいただいたんです。至らない部分だけでなく評価ポイントについても教えてくださり、コミュニケーションがとりやすいと感じました。ここでなら馴染めそうだと感じました。実はもう1社、企業の海外営業職も受けていたのですが、よりフラットな環境を求め、アクセンチュアに決めました」
部署の垣根を超え、若手を育成するカルチャー
専門商社から転身し、アクセンチュアに入社したKyokaさん。入社当初、ITに関する専門知識はほぼなかったという。
「前職時代は、Excelも関数を一部変更する程度にしか使ったことがありませんでした。入社前に少しだけ独学でプログラミングを学んだのですが、コードを書いたことはありませんでした」
入社後はさぞ戸惑いも多かったのでは…と思いきや、Kyokaさんは「大きな不安はなく環境に馴染めた」と語る。
「入社後1ヵ月ほどはテクノロジーの基礎研修があり、その後プロジェクトに配属され各々自己研鑽しながら実務経験を積んでいきます。私は、最初のプロジェクトへの配属後、ある先輩のご厚意で、その方の下について2ヵ月ほどフィードバックをいただきながらプログラミングを学ぶ機会をいただきました。その方は別部署の方なのですが、新人の私をケアしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。入社間もないころに、部署の垣根なく、手を差し伸べてくれる方がいるという体験をしたことは、アクセンチュアに入社してよかったと思える部分です。この先輩に出会い、「私もいつかこんな風になりたい」という目標にもなりました」
もう1つ、入社後に感じたこととして、「英語を使う機会の多さ」についてもふれてくれた。「アクセンチュアではCSRの一環としてボランティア活動なども盛んで、私も半年ほど参加していました。月1回、フィリピン、シンガポール、日本の学生が電話会議で交流するなかで、アドバイザーとして関わっていました。業務以外にこういった機会がある点も、前職とは大きく異なる部分ですね」
入社1年、点と点が線でつながってくる喜び
現在は、アプリケーションの開発チームで働くKyokaさん。現在は、100名以上が関わるプロジェクトに携わり、設計書の作成やプログラミングを担う。
「現在は、官公庁の手続きのオンライン化に関わるプロジェクトを担当しています。入社1年、現時点ではまだ「自分が貢献できている」実感はないですが、少しずつシステムの内容を理解できるようになる喜びがあります。設計書を書いている時に、だんだんと「自分のチームが担当するプログラムが、全体のシステム構成の中でどういった意味を持つのか」が見えてきました。つながりが分かってくるのが、面白いです」
一方、入社を考えるうえで事前に知っておいた方がよい点についても伺えた。
「1つは、早くから自立して働くことが求められる環境であることです。ここで言う自立とは、「受け身ではなく、自分事として仕事をとらえ、能動的に動いていく」ことを意味します。アクセンチュアの働き方として、ずっと同じ組織で同じメンバーと働くのではなく、プロジェクトごとにチームが組まれます。最初はその流動的な働き方に戸惑いもあったのですが、最近では各プロジェクトごとに自分の役割を見極め、都度、必要なアクションを洗い出し、スケジュールを立てて実行していく、ということができるようになってきました。自ら仕事を動かしていく醍醐味がある環境ともいえますね。
もう1つ、常に学び続ける姿勢も欠かせません。専門性の高い業務であるため、 システムの基礎知識はもちろん、そのプロジェクトで利用している製品に関する知識も必要になります。私自身は第二新卒として入社し、全くのゼロベースからスタートしているので、周りに追いつくにはそれなりに努力が必要です。上司に言われたことだけをやるのではなく、誰にいわれずとも自分の知識が足りない部分についてはとにかくインプットしていくことが大事だと思います。「知識の獲得」は今も課題ですね」
私の仕事は、社会を良い方向へ変えていく一助に
取材は終盤へ。今後実現していきたいことについても伺えた。
「アクセンチュアは世界中に拠点を持っており、所属組織、国を超えた協業ができる環境があります。私は人と関わり一緒に何かをつくっていくことが好き。今後は英語で他の拠点の方々とも関わりながら、かつ技術的な知識も使いながら進めていくような案件にもチャレンジしてみたいです」
最後に伺えたのは、Kyokaさんにとっての仕事とは?
「仕事とは、「人と協業しながら社会を良い方向に変えていくこと」だと捉えています。まだまだ知識不足で分からないことも多く、正直大変に感じるときもあります。ただ、官公庁などの案件にも携わるなかでは、「自分の仕事の影響が広い範囲におよび、社会が良い方向に変わっていくかもしれない」と思えています。アクセンチュアには、そういったプロジェクトに関わるチャンスが豊富にある、という意味でも、またとない環境に身を置けていると思っています。これからも、自分の仕事を通してもっと成長し、少しでも社会に貢献していきたいです」