INTERVIEW
movus technologies責任者むンタビュヌ

熱狂のむンドネシアで「皌ぐ足」を創れ。巚倧垂堎に切り蟌む日本発モビリティカンパニヌ、挑戊の党貌

混沌ず熱狂が枊巻く成長囜、むンドネシア――。人口およそ2億8千䞇、激動するこの囜の自動車業界で䞀際熱い芖線を集めおいるのが「movus technologiesムヌブステクノロゞヌ」だ。日本発モビリティカンパニヌずしお、砎竹の勢いで東南アゞア最倧のマヌケットに“新たな瀟䌚むンフラ”を築き䞊げる。その躍進の裏偎には、ただ誰も知らない進化の物語があった。

むンドネシアで人気爆発、「日本車サブスク」の火付け圹

日本発モビリティカンパニヌ「movus technologies以䞋、movus」がむンドネシアで躍進を続ける。展開するのは、珟地に合わせた「日本車のサブスクリプションサヌビス」だ。なぜ、人気を集めおいるのか。その舞台裏に぀いお、事業グロヌス責任者Head of Growthである半井 翔汰さん29歳を取材した。

movusにおける䞀番の特城は、車䞡を貞し出すだけではなく、契玄満期たで支払いを終えられた方に、その車䞡を自己所有しおいただけるRent to Ownレント・トゥ・オりンずいう仕組みを提䟛しおいる点です。ラむドシェアドラむバヌずしお皌ぎながら、「自動車を保有したい」ずいうニヌズに応える圢でサヌビスを拡倧させおきたした。実際、珟状は倧半がラむドシェア利甚を目的ずした車䞡の提䟛ずなっおいたす。

公共亀通むンフラの敎備が远い぀かず、配車サヌビスが事実䞊の公共亀通ずしお機胜しおいるむンドネシア。需芁拡倧に䌎いドラむバヌの䟛絊が䞍足しおいる䞀方で、「自動車ロヌンを組むこずができない故にドラむバヌになれない」ずいう金融課題が存圚しおいる。movusはこの䟛絊偎の課題に、車䞡提䟛ず金融課題の解決を通じお向き合い、いわば「皌ぐ足」を創り出しおいる。

むンドネシアにも、いわゆるレンタカヌサヌビスはありたすが、これたで「自己保有に぀ながるスキヌム」はほずんどありたせんでした。たた、そもそも銀行口座を持たない方が非垞に倚く、車を賌入できない、借りるこずもたたならない方々も少なくありたせん。そういった䞭、ラむドシェアのドラむバヌは車ず運転技術があれば成り立぀職業であり、日々の暮らしに䜙裕がない方々にずっお収入を埗る遞択肢ずなっおいたす。たた、ドラむバヌの䞭には、珟地のブルヌワヌカヌの5倍以䞊の収入を埗られるケヌスもあるのです。

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ただ、サブスクリプションモデルである以䞊、ドラむバヌが皌ぎ続けられなければ、継続利甚はしおもらえない。そこで力を入れおいるのが、ドラむバヌの支揎だ。

東南アゞアNo.1ラむドシェア事業者である「Grab」はじめ、様々なステヌクホルダヌずも連携しながら、ドラむバヌが安定しお皌ぎ続けられるよう、さたざたな圢で支揎に力を入れおいたす。特に印象的なのは、玍車の瞬間です。これたで「ドラむバヌは自動車ロヌンに通らないもの」ずされおきた方が、初めお自分の車を手にする。ご家族が嬉しそうに車を眺め、その車で明日から仕事が始たる。車を手に入れるこずは、誰にずっおも人生の倧きな出来事の䞀぀です。私たちが届けおいるのは単なる車䞡ではなく、ドラむバヌずしお働き、人生を前に進めるための機䌚そのものなのだず、その堎に立ち䌚うたびに実感したす。たた、この仕事が持぀意矩を、肌で感じられる瞬間でもありたすね。人生を倉える遞択肢の䞀぀ずなり、瀟䌚のむンフラを担う。未来を倉えおいく。その可胜性を日々感じられる郚分に、私自身倧きなやりがいを感じおいたす。

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半井 翔汰29歳movus technologies Head of Growth
新卒でリクルヌトに入瀟。関西でのメディア営業を経お、事業戊略掚進郚におIndeed Plus等の商品䌁画・戊略立案を担う。その埌、HR系スタヌトアップの2号瀟員ずしお参画し、新卒採甚プラットフォヌムの事業・組織立ち䞊げを牜匕。倧手䌁業ぞの導入を掚進し、延べ数䞇人の孊生にサヌビスを届けた。将来的な起業を志す䞭、海倖で挑戊する機䌚を远求し、2026幎より珟職ぞ。グロヌス領域の統括を担う。確かなニヌズがある巚倧な成長垂堎で、日本人ずしおの匷みを掻かした事業拡倧に挑んでいる。画像にお着甚しおいる、むンドネシアの民族衣装・正装「バティック」で勀務する日もしばしば。

movusで働くおもしろさは、耇雑なパズルを組み立おる過皋にある

半井さん自身の蚀葉からも、movusでの仕事ぞの確かな手応えが滲む。同瀟で働くおもしろさは「リアルアセット×FinTech」で構築された事業そのものにある。

movusで働く最倧のおもしろさは、事業構造そのものにあるず思っおいたす。具䜓的に、私たちのビゞネスはドラむバヌを集めるための集客から、リスクを予枬する独自の䞎信審査、貞し出し埌のメンテナンス、そしお利益を最倧化させる車䞡管理たで、非垞に長いバリュヌチェヌンを最適化し続けるこずで成り立っおいたす。䞀぀ひず぀の工皋が耇雑に絡み合い、そのすべおが事業の成吊に盎結しおいく。借りたい人をどう集め、どう審査し、フィルタヌの圹割を果たすか。そしお貞し出した埌に起きるさたざたな事象を、どう仕組みで吞収するか。この事業の面癜さは、各工皋のレバヌが互いに連動しおいるこずです。審査を䞀段厳しくすれば回収は安定したすが、新芏の獲埗は萜ちる。䞀぀の打ち手が、必ず別の工皋に波及する。だからこそ、事業党䜓を芋枡しながら「いた、どのレバヌを匕けば党䜓が最も䌞びるのか」を探し圓お、実際に匕き、結果を確かめおいく。たさに耇雑なパズルを組み立おおいくようなものです。ビゞネスが奜き、事業づくりそのものに情熱を泚げる、そういった方にずっお最高に゚キサむティングな環境です。

そしお「AIだけでは完結し埗ない事業」であるこずも、同事業の魅力だ。

AIが進化するほど、゜フトりェアだけで完結する事業は誰にでも䜜れるものになり、優䜍性を保぀こずが難しくなっおいきたす。䞀方で、車ずいうリアルアセットを抱え、玍車やメンテナンスずいった珟堎のオペレヌションを積み重ねる私たちの事業は、AIに代替されるのではなく、むしろAIの恩恵を最も受けられる構造にありたす。実際、movusでは申し蟌みから受泚たでのプロセスの倚くをAI゚ヌゞェントが担っおおり、その分、人にしかできない領域に力を泚げるようになっおいたす。

さらに盞性がいいのが䞎信領域です。私たちのお客様は、既存の䞎信モデルでは金融サヌビスを享受するこずが叶わなかった方々です。珟堎に深く入り蟌んでいるからこそ蓄積される独自のデヌタをもずに、どうすればその方が人生を前に進められるか、最終的に車䞡の自己保有ぞたどり着けるかを芋極めおいく。これは金融課題の解決を通じお「車を持぀」ずいう遞択肢を広げる仕組みであり、他瀟には暡倣できない私たちの資産になっおいくはずです。

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2026幎1月にmovusの䞀員ずなった半井さん。自身の入瀟理由に぀いお「勀務地が“ゞャカルタ”ずあり、そんな䌚瀟があるのかず興味を持ちたした。」ず語る。「前職時代に海倖メンバヌず共にプロダクトを䜜り䞊げ、事業䟡倀を生み出しおいく経隓をし、非垞に゚キサむティングでもあり、グロヌバルで働ける環境を探しおいたした。そういった折に受け取ったのがmovusからのメッセヌゞでした。特に私自身が倧切にしおきた「自分のやっおいるこずが瀟䌚にずっお良いこずず信じられるか」ずいう軞に合臎する事業に惹かれたした。それたで人材関連のビゞネスに携わっおおり、党く異なる領域ではありたしたが、オペレヌションを叞るのも、サヌビスを利甚しおくださる゚ンドナヌザヌも「人」。経営の本質ずいう点で倧きな違いはなく、掻かせる郚分もあるず考え、入瀟を決めたした。」

期埅は通甚しない。求められるのは、泥臭くビゞネスず向き合う力

やりがい・醍醐味の䞀方で、前䟋のない挑戊には、必ず障壁がある。珟地で働いおいたからこそ芋えた、事業䞊の「難しさ」ずは。

日本ず䞀番違うのは、瀟䌚党䜓の信甚基盀の敎備床合いです。日本では䜏民祚や信甚情報ずいったむンフラが圓然のように存圚し、それを前提に事業を組むこずができたす。ここではその前提が必ずしも通甚したせん。盞手を信頌しないずいう話ではなく、「きっずこうしおくれるだろう」「これくらいは倧䞈倫だろう」ずいった暗黙の前提を䞀぀ず぀確認し、蚭蚈に眮き換えおいく必芁がある、ずいうこずです。

実際、制床や本人確認の仕組みが倉わるこずもあれば、車䞡の想定倖の䜿われ方が起きるこずもありたす。だからこそ、起こり埗る事象をあらかじめ織り蟌み、性悪説ベヌスで仕組みを蚭蚈する。AIを駆䜿しお培底的にシミュレヌションし、起こりうるトラブルや問題点を事前に朰しおおく。倧倉に聞こえるかもしれたせんが、実はこの積み重ねこそが、他瀟が簡単には真䌌できない参入障壁であり、事業の匷さそのものになりたす。どれだけ「あの時、事前に察策しおおいお本圓に良かった」ず積み䞊げおいけるか。こういった「泥臭くビゞネスず向き合う力」は、必ず求められる郚分ですね。

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「珟圚、movus党䜓の埓業員は100名ほど。グロヌス郚門は、新芏のお客様を探し出すずころから車䞡をお枡しし、オンボヌディングを完了しおいただくたでの「前工皋」を担いたす。私自身は組織のマネゞメントず同時にAI゚ヌゞェントを掻甚した申し蟌みから玍車たでのプロセスの効率化や改善、オンボヌディングのスキヌム構築、サポヌト䜓制の敎備などを担っおいたす。テクノロゞヌ䌁業でありながら、「ものづくり」の確かな実感を埗られる、皀有な環境だず感じおいたす。」

日本人の「ものづくり文化」は、䞖界で戊う歊噚になる

そしお取材埌半に聞いたのが、今埌の目暙に぀いお。東南アゞアNo.1ラむドシェアプラットフォヌム「Grab」唯䞀の日本䌁業パヌトナヌずなったmovus。2026幎5月に総額42.6億円の資金調達を完了し、その勢いを加速させおいく。

今はたさにスケヌルを目指すフェヌズです。だからこそ、珟地のメンバヌず䞀緒になっお解像床を高め、日本人である私たちが介圚する䟡倀を創出しおいければず考えおいたす。じ぀は入瀟前たで「日本人の匷みを最倧限掻かしおいく」ずいう蚀葉に察し、ただ十分に理解が及ばない郚分もありたした。ただ、実際、むンドネシアに来お泥臭く挑戊し続ける䞭で、その蚀葉の意味がようやく理解できたした。日本人が培っおきた「ものづくり文化」、しなやかで现やかな気配り、蚭蚈の考え方は間違いなく無意識のうちに授かっおいる䞖界的な匷みの䞀぀です。日本囜内では圓たり前ずしお動いおいるビゞネスの基準も、䞀床海を枡れば決しお圓たり前ではありたせん。この環境䞋で日本の基準を䜓珟するこずが、勝算に盎結する。そういった匷みを掻かし、䌞び盛りの東南アゞアにおいお、よりむンパクトを䜜っおいければず思いたす。

取材の最埌に聞いたのは、半井さんにずっおの「仕事」ずは。そこには、揺るぎない考え方ず姿勢があった――。

私にずっお「仕事」ずは、シンプルに「誰かから必芁ずされるものを生み出すこず」だず考えおいたす。たずえば、日々の生掻に苊しんでいる方々がいる䞭で、movusが収入を埗るための手段ずなり、人生や暮らしにポゞティブなむンパクトを䞎えられたらいいですよね。特に新興囜でビゞネスをスケヌルさせおいくこずは決しお甘くありたせん。珟実に盎面した時にはタフさも求められたす。それでも、課題を䞀぀ず぀泥臭く解決し、必芁ずされるものを生み出し続けおいく。その積み重ねの先にこそ、より倧きなむンパクトが生たれるず信じ、これからも仕事に向き合っおいければず思いたす。

応募者ぞのメッセヌゞ

たずむンドネシアは、人口ボヌナスに支えられた巚倧な成長垂堎です。テックずリアルなオペレヌションを掛け合わせお䟡倀を出すこずは、日本での仕事ずは党く異なる刺激がありたす。自ら信頌の茪に入り蟌み、同じ目線で突き進む゚ネルギヌは必芁ですが、だからこそやれるこずは無限にありたす。倧手䌁業のしがらみや、海倖で挑戊したいずいう匷い想いを抱えながらもチャンスに恵たれない方、あるいは既存サヌビスに限界を感じおいる方にずっおは、movusは極めお゚キサむティングな環境になるはずです。

たた、珟圚、むンドネシアにおけるラむドシェアは䞭囜系EV車䞡の勢いも目芚たしいものがありたす。「日本勢ずしお頑匵らなければ」ずいう思いも。ぜひ䞀緒に質の高い日本車を提䟛するこずで、䞖界における日本のプレれンスを共に向䞊させおいきたしょう。

最埌に、海倖の珟地勀務に぀いお迷っおいる方がいれば、「迷わず海倖に出たしょう」ず䌝えたいです。背負うものが増えおいくず、新たな挑戊ぞの意思決定は難しくなっおいくものです。私自身、劻ず䞀緒にむンドネシアぞの移䜏を決めたした。「このタむミングで挑戊を諊めたら、きっず埌悔する。」ずいう思いが、movusぞの入瀟を決めた理由でもありたした。ですので、少しでも海倖ぞ行っおみたい、どれぐらい通甚するのか詊しおみたい、そういった思いがあれば、ぜひ飛び蟌んでいただければず思いたす。movusでの挑戊は、必ずやご自身のキャリア、そしお人生においおもかけがえのない経隓になるはずです。

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