顧客に対し、最前線で製品・サービスの価値提供を行う営業・セールス職。大手からベンチャーまで、その採用ニーズが高まっている。「不確実な時代」と言われるなか、ビジネスのあり方も日々大きな変化にさらされる時代。多様化が進む営業・セールス職において、注目の業界・求人等について見ていこう。
進む技術革新、コロナ禍による産業や働き方の変化、世界情勢の不安定化などを背景に、ビジネスにも大きな変革が訪れている昨今。営業・セールスのあり方にも変化が訪れている。例えば、無形商材におけるBtoBサービス、いわゆる法人営業でいえば、SaaSモデルなどが登場したことで、インサイドセールスとフィールドセールスの分業化が加速。さらにアップセル、クロスセルなど拡販アプローチも多様化している。
業種・業界でいえば、AI、ブロックチェーンなど、新たなテクノロジーは、既存業界にも大きな影響を及ぼしていく。あらゆる産業においてDX化が推進されるなか、これまでのツール活用を含めた営業アプローチ、フローやルールはさらにアップデートされていくはずだ。
そういったなか、無形商材・有形商材に関わらず、今まさに求められているのは、顧客でさえ気づいていないニーズを掘り起こし、真の価値提供を行うこと。経営の現状把握、問題発見から入り込み、課題解決を行っていく。その最前線に立つのが営業・セールスといえるだろう。
職種経験の有無に関わらず、新たな時代における営業・セールスとしていかに活躍をしていけるか。多くの求人で求められるのが、行動力・やり抜く力、論理性、コミュニケーション能力、そして課題解決のスキル。どういった場面でそれらを具体的に発揮してきたか、営業・セールスにおける求人応募時には参考にしてほしい。